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ナチズム極東戦略 日独防共協定を巡る諜報戦
ナチズムキョクトウセンリャクニチドクボウキョウキョウテイヲメグルチョウホウセン
- 著: 田嶋 信雄

1930年代、ナチス・ドイツ。党・外務省・国防軍の熾烈な権力闘争で極東外交がゆれうごく。無関心なヒトラー、「親日」リッベントロップ、「親中」国防軍、「反共」カナーリス……。混乱と無秩序のなかで、なぜ「日独防共協定」は成立したのか。大戦への発火点を、外交・諜報の両面から精緻に検証する。
【目次】
プロローグ それぞれの死
第一章 ナチズムの極東政策
第二章 挫折した交渉 1935年9月~12月
第三章 第二次交渉の暗闘 1936年1月~11月
第四章 反ボルシェヴィズム
第五章 情報交換と破壊工作
エピローグ スターリン暗殺へ
参考文献
註
資料
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
プロローグ それぞれの死
第一章 ナチズムの極東政策
第二章 挫折した交渉 1935年9月~12月
第三章 第二次交渉の暗闘 1936年1月~11月
第四章 反ボルシェヴィズム
第五章 情報交換と破壊工作
エピローグ スターリン暗殺へ
参考文献
註
資料
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1997年02月07日
ISBN
9784062580960
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
96
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1953年、東京都生まれ。北海道大学法学部卒業、同大学院博士課程修了。成城大学法学部教授。専攻は国際政治史・政治学。 著書に『ナチズム外交と「満州国」』(千倉書房 1992年)が、共著に『スペイン内戦と国際政治』(彩流社 1990年)などがある。
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