「撃ちてし止まむ」 太平洋戦争と広告の技術者たち

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「撃ちてし止まむ」 太平洋戦争と広告の技術者たち

ウチテシヤマムタイヘイヨウセンソウトコウコクノギジュツシャタチ

講談社選書メチエ

「戦意昂揚」「銃後の節倹」「増産体制確立」……。戦時体制下、国策プロパガンダを担ったプロダクションが存在した。報道技術研究会――広告界の錚々たるメンバーが集い、革新的な技術とシステムを生み出した。この仕事師集団の全貌を解明し、戦前から戦後を貫く広告技術の潮流を探る。

【目次】
はじめに
第一章 広告の1920~30年代
1 デザイナーたちの系譜
2 コピーライターたちの系譜
3 プロパガンダの系譜
第二章 「報道」と報研の胎動
1 時局と広告
2 広告から「報道」へ
3 報研誕生への軌跡
第三章 太平洋報道展をめぐって
1 プロパガンダと展覧会
2 太平洋報道展の成功
3 太平洋報道展移行
第四章 太平洋戦争下の報研
1 プロパガンダ制作者集団の簇生
2 「報道」のニューメディア
3 敗戦までの日々
第五章 「報道」の戦後
1 広告への復員
2 戦後の広告界と報研人脈
3 戦前と戦後を貫くもの

おわりに


参考・引用文献
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第一章 広告の1920~30年代
1 デザイナーたちの系譜
2 コピーライターたちの系譜
3 プロパガンダの系譜
第二章 「報道」と報研の胎動
1 時局と広告
2 広告から「報道」へ
3 報研誕生への軌跡
第三章 太平洋報道展をめぐって
1 プロパガンダと展覧会
2 太平洋報道展の成功
3 太平洋報道展移行
第四章 太平洋戦争下の報研
1 プロパガンダ制作者集団の簇生
2 「報道」のニューメディア
3 敗戦までの日々
第五章 「報道」の戦後
1 広告への復員
2 戦後の広告界と報研人脈
3 戦前と戦後を貫くもの

おわりに


参考・引用文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

1998年12月10日

ISBN

9784062581462

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

146

ページ数

254ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 難波 功士(ナンバ コウジ)

1961年生まれ。京都大学文学部卒業。広告代理店勤務を経て、東京大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。専門は、広告コミュニケーション論、広告の社会史、文化社会学。関西学院大学専任講師。東京コピーライターズクラブ会員。 著書に、『現代社会学 デザイン・モード・ファッション』(分担執筆、岩波書店)『都市の空間・都市の身体』(分担執筆、勁草書房)『戦時期日本のメディア・イベント』(分担執筆、世界思想社)などがある。

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