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あの戦争から何を学ぶのか
アノセンソウカラナニヲマナブノカ
- 著: 保阪 正康

私たちの「歴史感覚」を鍛えなおすための「保阪昭和史」の集大成。教訓いまだ尽きず! ーー緒戦の勝利での空疎な熱狂、情報と科学技術の軽視、偏狭なセクショナリズム、責任追及における主体性の欠如……。あの戦争で露呈した日本人の錯誤を、再び繰り返さぬためにはどうすればよいか? 凡人は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ。体験の風化を前に、ぜひ繙くべき「保阪昭和史」の集大成。
ⒸHOSAKA MASAYASU
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書誌情報
紙版
発売日
2005年12月15日
ISBN
9784062752770
判型
A6
価格
定価:692円(本体629円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年05月21日
JDCN
06A0000000000202449W
初出
収録作品
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
プロローグ 「機密戦争日誌」が語ること
初出
初出:『歴史と旅』’98年11月号
-
作品名
第一章 昭和十六年十二月八日の「熱狂」
初出
初出:『潮』’83年1月号
-
作品名
第二章 山本五十六の死と「情報」の軽視
初出
所収『昭和陸軍の研究上下』’99年11月
-
作品名
第三章 原子爆弾と日本の「科学技術」
初出
初出:『現代』’82年5月号
-
作品名
第四章 自ら「責任」を問えなかった東京裁判
初出
所収『オモテの言論ウラの言論』’99
-
作品名
大東亜戦争と太平洋戦争その名称について
初出
所収『オモテの言論ウラの言論』’99年
著者紹介
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