文庫版　陰摩羅鬼の瑕

存在しない犯人。それは鬼神だ。
京極堂、「鳥の城」へ。

「おお！　そこに人殺しが居る！」探偵・榎木津礼二郎は、その場に歩み入るなりそう叫んだ――。嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」。その主「伯爵」こと、由良昂允（こういん）とはいかなる人物か？　一方、京極堂も、呪われた由良家のことを、元刑事・伊庭から耳にする。シリーズ第8弾。

書誌情報

紙版

• 発売日: 2006年09月15日
• ISBN: 9784062754996
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,980円（本体1,800円）
• ページ数: 1226ページ
• シリーズ: 講談社文庫

初出

’０３年８月に講談社ノベルスとして刊行。文庫版として出版するにあたり、本文レイアウトに合わせて加筆訂正。

著者紹介

著： 京極　夏彦（キョウゴク　ナツヒコ）

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