新装版 ムーミンパパの思い出

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電子あり

新装版 ムーミンパパの思い出

シンソウバンムーミンパパノオモイデ

講談社文庫

みなし子だったムーミンパパが、ムーミンママと出会うまでの大冒険をみずからつづった『思い出の記』。ユーモラスな竜と戦ったり、あらしでたどりついた島でゆかいな王さまと出会ったり、おばけと同居したり、深海にもぐったり……。ムーミンパパの親友である、スニフとスナフキンの父親、ロッドユールとヨクサルも登場。みんなが集うすばらしいラストシーンは、何度も読み直したくなってしまいます! シリーズ第4作。


みなし子だったムーミンパパが、自由と冒険を求めて海にのりだし、ムーミンママと出会うまでの大冒険の物語。
ユーモラスな竜と戦ったり、あらしでたどりついた島でゆかいな王さまと出会ったり、おばけと同居したり、深海にもぐったり……。
風邪ぎみで、することもなかったムーミンパパが、ママにはげまされて書きつづり、ムーミン一家に話して聞かせた、大傑作の『思い出の記』。
パパの親友であるスニフとスナフキンの父親、ロッドユールとヨクサルも登場。そして、みんなが集うすばらしいラストシーンは、何度も読み直したくなってしまうでしょう。


ⒸShunichi Onodera 2011

目次

プロローグ
序章
第一章 
いままでは想像もつかないような、わたしの子ども時代と、わたしの一生のうちのさいしょのできごとと、家出をしたあのおそろしい夜のことと、フレドリクソンとの歴史的な出会いについてのべます。
第二章
思い出の記の中に、ロッドユールとヨクサルを登場させ、竜のエドワードを紹介し、海のオーケストラ号とそのユニークな進水式のようすをのべます。
第三章
わたしのさいしょの英雄的行為と、それからそのあと、ニブリングとのショッキングなおそろしい出会いと、わたしの考えをすこしのべます。
第四章
わたしたちの海の旅が、大あらしのために最高潮にたっしたこと。そしてそれば、おどろくようなことでおわったことをのべます。
第五章
わたしの頭のよさをちょっと証明したあとで、ミムラ一家のこと、それから、びっくり大会で、王さまからすばらしい名誉賞をさずけられたことをのべます。
第六章
わたしが、あたらしい村をつくることと、危機をうまくきりぬけることと、恐怖の島のおばけを、おびきだすことをのべます。
第七章
改造された海のオーケストラ号のはなばなしい除幕式と、試験的に深海にもぐったときのことをのべます。
第八章
ロッドユールの結婚式のようすをのべ、劇的なムーミンママとの出会いにもふれて、さいごに、わたしの思い出の記の意味深長なむすびのことばをかきます。
エピローグ
解説……小野寺百合子
ムーミン谷の魅力 3 ……冨原眞弓

書誌情報

紙版

発売日

2011年05月13日

ISBN

9784062769341

判型

A6

価格

定価:693円(本体630円)

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2013年03月08日

JDCN

0627693400100011000T

著者紹介

文・絵: トーベ・ヤンソン(トーベ ヤンソン)

(1914年-2001年)フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。ストックホルムとパリで絵を学ぶ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。「ムーミン」シリーズ全9作のほか、伝記的作品に『彫刻家の娘』、短編集に『少女ソフィアの夏』がある(ともに講談社)。

訳・解説: 小野寺 百合子(オノデラ ユリコ)

(1906年-1998年)東京生まれ。東京女高師付属高女専攻科卒業。長く北欧諸国に滞在し、北欧児童文学の翻訳を多数手がけた。

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