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地名の研究
チメイノケンキュウ
- 著: 柳田 國男

日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。また、地名を新古の生活の必要によって命名する「利用地名」、自分の土地だと宣言するための「占有地名」、地名を分割して名付ける「分割地名」に分類。それぞれの特徴は何か。地名学の源流となった名著。(解説・中沢新一)(講談社学術文庫)
日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。また、地名を新古の生活の必要によって命名する「利用地名」、自分の土地だと宣言するための「占有地名」、地名を分割して名付ける「分割地名」に分類。それぞれの特徴は何か。地名学の源流となった名著。(解説・中沢新一)
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目次
自 序
地名の話
地名と地理
地名と歴史
地名考説
解説 地名のアースダイバー──中沢新一
書誌情報
紙版
発売日
2015年02月11日
ISBN
9784062922838
判型
A6
価格
定価:1,408円(本体1,280円)
通巻番号
2283
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2015年03月27日
JDCN
0629228300100011000C
初出
本書は古今書院から1936年に刊行された『地名の研究』を底本としています。文庫化に当たっては、1990年刊行のちくま文庫版『柳田國男全集20』および1998年刊行の筑摩書房『柳田國男全集 8』を参照し、一部を割愛しました。
著者紹介
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