脳は奇跡を起こす

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脳は奇跡を起こす

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人生の奇跡は脳のなかで起きている

人間の脳はみずから変化する――この革命的な発見は、私たちに何をもたらしたのか? 本書では、「脳の可塑性」という概念をわかりやすく解説すると共に、この革命的な発見によって脳機能の再生を果たした患者の実例や、それに大きく貢献した研究者たちを紹介する。平衡感覚を失ってまっすぐ歩けなくなった女性、半身不随の脳卒中患者、学習障害者、ネットポルノ中毒の男たち……彼らがいかに従来の脳科学の「常識」をくつがえし、奇跡の回復をとげたか。
脳の新しい可能性を提示し、勇気と希望をあたえる書。

本書は、ヒトの脳の限りない適応能力と可能性を見事に描ききっている。
――オリバー・サックス氏推薦


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目次

脳はみずから変化する
1 ひっきりなしに転ぶ女性――平衡感覚を失った患者の物語
2 脳と体が「非対称(アシンメトリー)」の女性――自力の訓練で学習障害を克服する
3 脳の地図(マップ)を書きかえる――可塑性研究の第一人者、マーゼニック
4 性的な嗜好と愛――ネットポルノ中毒に苦悩する男たち
5 絶望の淵からの復活――脳卒中患者たちを救ったCI療法
6 脳の“ロック”を解錠する――シュウォーツと強迫性障害の患者たち
7 腕がない男の消えない痛み――「幻肢痛」を絶ったラマチャンドラン
8 想像が脳の構造を変える――パスカル-レオーネと脳内訓練の威力
9 記憶の“亡霊”と決別する――記憶と感情をなくした男性の物語
10 脳は「部分の集合体」を超える――脳が半分しかない女性の物語
解説 茂木健一郎

書誌情報

紙版

発売日

2008年02月22日

ISBN

9784770040824

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

320ページ

著者紹介

その他: 竹迫 仁子

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