WAKIYA 日本語版

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WAKIYA 日本語版

WAKIYA JAP. ED.                       HD

Wakiyaのチャイニーズの繊細さは “官能的” と表現していいだろう。
── デイビッド・ブーレー 「BOULEY」オーナーシェフ

日本人としてのアイデンティティをしっかり主張しているのがWakiyaの料理。ニューヨークに出店を果たした今、これまで経験したことのない味に、人々が感嘆するのも納得のことだろう。
── 松久信幸 「NOBU」オーナーシェフ

箸を付けるのがためらわれるほど美しい盛り付け。日本的な細やかさと四季の素材を活かしたWAKIYA流モダン・チャイニーズ。
「Haute Chinese Cuisine from the Kitchen of WAKIYA」として講談社インターナショナルから世界に向けて発売された、脇屋友詞氏の渾身の一冊が、ついに日本語に。
2007年、NYマンハッタンの歴史ある名門街、グラマシー・パークにWakiya at Gramercy Park Hotelがオープンした。海外では大皿で振る舞われる中国料理がいまだ主流だが、そんな中、シェフ脇屋が提案するHAUTE(オート) CHINESE(チャイニーズ) CUISINE(クイジーン)は新感覚の中国料理として認識されはじめている。食材選びに気を遣い、味のベースとなる湯(タン)を心こめて作り、香りを何層にも重ねてゲストを感嘆させる──ひと皿ひと皿、うやうやしく運ばれる彼の料理は、「高級なフレンチのようにエレガントで、まるで懐石のように美しい」と話題となった。
「伝統と創作」「温故知新」がWakiyaの信念である通り、脇屋氏のクリエイティビティは、中国料理の歴史を熟知しているからこそである。そこへ、日本人ならではの繊細な美意識が加わり、世界に通用する中国料理と昇華した。
本書では、彼の料理を3年に渡って写真に収め、シェフ自身のコメントや貴重なレシピと共に紹介している。薬食同源の概念から、秘伝の調理法、さらにシェフとして、いや、日本人としてのプライドまでもが、脇屋氏自身の言葉で、隠すことなく綴られる。彼の料理に対する真摯な姿勢に、日本のWakiyaファンならずとも、世界のグルメが心打たれることだろう。


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書誌情報

紙版

発売日

2008年11月06日

ISBN

9784770040831

判型

A4変型

価格

定価:5,500円(本体5,000円)

ページ数

192ページ

著者紹介

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