宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり

ウチュウノハテニナニガアルノカサイシンテンモンガクガエガクジカントクウカンノオワリ

ブルーバックス

「宇宙の果て」に科学はどこまで迫っているのか。 「ビッグバン」や「インフレーション」は本当にあったのか? 「ダークマター」「ダークエネルギー」とはいったい何なのか? 最新の宇宙物理学から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、そこに残された大きな謎を詳細に解説する。


●宇宙は有限なのか? 無限に続くのか?
●宇宙の外側にはなにがあるのか?
●宇宙が始まる前はどうなっていたのか?

ここ数十年で急速に発展した天文観測技術は、太古の昔から人類が追い求めてきたこの問いに対して、一定の答えを与えられるようになった。
「相対論」と「量子論」を基にした現代宇宙論は、宇宙の果てにどこまで迫れるのか?
最新の観測から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、残された大きな謎を最先端の研究者が解説!

【宇宙観を覆す新常識】
・「ビッグバン」「インフレーション」の証拠はここまで揃った!
・人類は宇宙の「果て」までの96パーセントを見ることができている
・スペースシャトルの中はじつは無重力ではない!?
・銀河と銀河の間の空間には1000万度を超える高温のガスがある!
・宇宙は暗いけれど黒くはない? → 本当の宇宙の「色」を本書のカバーで確認しよう!

【本書の目次】
第1章 宇宙の果てとはなにか
第2章 時空の物理学――相対性理論
第3章 宇宙はどのように始まったのか――ビッグバン宇宙論の誕生
第4章 宇宙はどうしてビッグバンで始まったのか?――時空の果てに迫る
第5章 宇宙の進化史――最初の星の誕生まで
第6章 星と銀河の物語
第7章 観測で広がる宇宙の果て
第8章 最遠方天体で迫る宇宙の果て
第9章 宇宙の将来、宇宙論の将来


Ⓒ戸谷友則

  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2018年07月18日

ISBN

9784065124994

判型

新書

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

2066

ページ数

252ページ

シリーズ

ブルーバックス

電子版

発売日

2018年07月18日

JDCN

06A0000000000047095R

著者紹介

著: 戸谷 友則(トタニ トモノリ)

1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、現在は東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体。著書に『新・天文学事典』(共著、講談社ブルーバックス)など。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT