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特攻隊員の現実
トッコウタイインノリアル
- 著: 一ノ瀬 俊也

生還の見込みのない体当たり兵器に乗り込んだ20代以下の若者たち。
「神」と讃えられた彼らは何を考え、亡くなっていったのか――。
「故郷へ一度帰りたかった」
「われもまた彼女を愛す。しかれども、わが未来はあまりに短し」
「我等は単に新聞を賑わす為に働くに非ず」
「戦果は誰が確認してくれるのだ」
「中緯どのは神様なのですから」
「人生二十何年を『体当り』するために生きて来たわけだ」
「特攻隊は各人の発意に依るものでなく命令だそうだ」
「私達がこれ程迄一所懸命にやっても、未だ飛行機が足りないのですか」
「科学の力は特攻も対抗し得ず」
特攻隊員の心情は?
軍上層部やメディアはなぜ特攻を進めたのか?
特攻隊員らによっておこなわれる戦争を、国民はどう見ていたのか?
前線、銃後の人びとの生の声から当時の日本人の心奥に分け入る一冊!
Ⓒ一ノ瀬俊也
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書誌情報
紙版
発売日
2020年01月15日
ISBN
9784065184400
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
2557
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2020年01月15日
JDCN
06A0000000000185678V
著者紹介
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