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伊勢神宮と出雲大社 「日本」と「天皇」の誕生
イセジングウトイズモタイシャニッポントテンノウノタンジョウ
- 著: 新谷 尚紀

こうして「日本」は形づくられた!
なぜ、大和は出雲を必要としたのか?
朝日と夕日、太陽と蛇、陸と海、現世と他界―
天武・持統の大和王権を守る「両端の象徴的霊威」をになうものとして伊勢・出雲をとらえ直し、
日本の起原に鋭く迫る試み。
「神とは何か」という民俗学による理論的分析の視点と、
歴史学による記紀をはじめとする文献研究、
考古学の発見を融合させた、新しい古代探究!
【本書の内容】
第一章 伊勢神宮の創祀
第二章 〈外部〉としての出雲
第三章 祭祀王と鎮魂祭
終 章 〈日本〉誕生への三段階
※本書の原本は、2008年に講談社選書メチエより刊行されました。
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書誌情報
紙版
発売日
2020年02月12日
ISBN
9784065185346
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
通巻番号
2602
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2020年02月10日
JDCN
06A0000000000177819L
初出
本書の原本は、2009年に講談社選書メチエより刊行されました。
著者紹介
1948年広島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。現在、國學院大學教授,総合研究大学院大学・国立歴史民俗博物館名誉教授。社会学博士。『伊勢神宮と三種の神器』『氏神さまと鎮守さま』(ともに講談社選書メチエ),『ケガレからカミへ』(岩田書院)など多数の著書がある。