
マイページに作品情報をお届け!
連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで
レンセイカラミタウチュウチョウシンセイカラブラックホールジュウリョクハマデ
- 著: 鳴沢 真也

夜空に輝く星の半分は「連星」であるという事実は、不思議とあまり知られていない。
連星とは、2つ、あるいはそれ以上の星が、お互いに回りあっている星である。
1個にしか見えない星の、少なくとも半分は連星なのだ。
じつは北極星も、3つの星が回りあっている「3重連星」だ。有名なあの星座のあの星は、
4つの星が回りあう「4重連星」だし、南天を代表するある星座には「5重連星」もある!
いったい何重連星まであるのか?
宇宙はこれほど連星に満ち満ちていて、私たちの太陽が1つしかないことが寂しく思えるくらいだ。
しかも連星は、じつは私たちが宇宙のことを知るためにも不可欠である。
宇宙における人類の大発見――超新星爆発、ブラックホール、ダークエネルギー、重力波などは、
すべて連星からもたらされた。もしも連星がなかったら、人類は宇宙のことをいまだにほとんど知らないままなのだ。
だから「星とは連星のことである」と言っても、決して過言ではない。
さあ今夜、連星研究の第一人者と一緒に、星空を見上げてみよう。
主な内容
第1章 あれも連星、これも連星
第2章 連星はどのようにしてできたのか
第3章 なぜ連星だとわかるのか
第4章 連星が教える「星のプロフィール」
第5章 「新しい星」は連星が生む幻か
第6章 ブラックホールは連星が「発見」した
第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」
第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
第9章 連星のユニークな素顔
第10章 連星も惑星を持つのか
第11章 連星は元素の合成工場だった
第12章 もしも連星がなかったら
Ⓒ鳴沢 真也
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第1章 あれも連星、これも連星
第2章 連星はどのようにしてできたのか
第3章 なぜ連星だとわかるのか
第4章 連星が教える「星のプロフィール」
第5章 「新しい星」は連星が生む幻か
第6章 ブラックホールは連星が「発見」した
第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」
第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
第9章 連星のユニークな素顔
第10章 連星も惑星を持つのか
第11章 連星は元素の合成工場だった
第12章 もしも連星がなかったら
書誌情報
紙版
発売日
2020年12月17日
ISBN
9784065213544
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
2150
ページ数
248ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2020年12月16日
JDCN
06A0000000000240259V
著者紹介
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
宇宙はいかに始まったのか
-
宇宙の哲学
-
朝日新聞宇宙部
-
宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する
-
深すぎてヤバい 宇宙の図鑑
-
宇宙になぜ、生命があるのか
-
よくわかる宇宙ビジネス 日本初サラリーマン宇宙旅行者からの提言
-
なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論
-
宇宙を解くパズル
-
時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙
-
宇宙を統べる方程式
-
宇宙人と出会う前に読む本
-
爆発する宇宙
-
スペース・コロニー 宇宙で暮らす方法
-
ドキュメント「はやぶさ2」の大冒険
-
見えない宇宙の正体
-
入門 現代の宇宙論
-
宇宙の始まりに何が起きたのか
-
宇宙の終わりに何が起こるのか
-
絵でわかる宇宙地球科学
-
宇宙から来た遺跡
-
絵でわかる宇宙の誕生
-
宇宙の「果て」になにがあるのか
-
日本発宇宙行き「国際リニアコライダー」
-
重力波で見える宇宙のはじまり
-
マルチバース宇宙論入門
-
宇宙に「終わり」はあるのか
-
重力波とはなにか
-
絵本 眠れなくなる宇宙のはなし
-
輪廻する宇宙
-
宇宙誌
-
タイムインパワーズオブテン
-
世界はなぜ月をめざすのか
-
相対論的宇宙論
-
完全独習現代の宇宙物理学
-
宇宙は本当にひとつなのか
-
宇宙の未解明問題
-
宇宙においでよ!
-
宇宙300の大疑問
-
暗黒宇宙の謎
-
ここまでわかった宇宙の謎
-
明解量子宇宙論入門
-
数学的な宇宙
-
完全独習現代の宇宙論
-
絵でわかる宇宙開発の技術
-
宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論
-
宇宙って面白いの?
-
ホリエモンの宇宙論
-
はじめての〈超ひも理論〉
-
なっとくする宇宙論
-
ハッブル望遠鏡 宇宙の謎に挑む
-
インフレーション宇宙論
-
不自然な宇宙