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荷風たちの東京大空襲 作家が目撃した昭和二十年三月十日
カフウタチノトウキョウダイクウシュウサッカガモクゲキシタショウワニジュウネンサンガツトオカ
- 著: 西川 清史
■八十年前のあの夜、東京で何が起こっていたのか? 圧巻のドキュメント
保阪正康氏推薦!
「戦争を体験し、思索し、表現する文士たちの言葉は第一級の証言である」
■荷風が、谷崎が、向田邦子が目撃した
「戦争」の姿が生々しく蘇る
■一夜にして十万五四〇〇人が失われた惨劇!
僕は巨大なB29が目を圧して迫まってくるのを見た。銀色の機体は、地上の火焔を受けて、酔っぱらいの巨人の顔のように、まっ赤に染まっていた。
──江戸川乱歩
■彼らの著述によって東京大空襲の惨劇を再構成するこの労作から、
私たちは戦争の非人間性を改めて知らされることになる──保阪正康(歴史家)
ⒸKiyoshi Nishikawa
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書誌情報
紙版
発売日
2025年03月06日
ISBN
9784065391044
判型
四六
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
352ページ
電子版
発売日
2025年03月05日
JDCN
06A0000000000892541R
著者紹介
1952年生まれ。和歌山県出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。雑誌畑を歩み、「CREA」「TITLE」編集長を経て、2018年副社長で退職。現在は瘋癲老人生活を満喫中。著書に『うんちの行方』(新潮新書 神舘和典氏との共著)、『文豪と印影』『世界金玉考』(ともに左右社)、『にゃんこ四字熟語辞典』『にゃんこ四字熟語辞典2』(ともに飛鳥新社)、『泥酔文士』(講談社)ほか。
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