西遊妖猿伝 大唐篇(10) <完>

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西遊妖猿伝 大唐篇(10) <完>

サイユウヨウエンデンダイトウヘン

モーニング

第4回手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。「西遊記」と中国史を絡めて描く漫画史上屈指の痛快大伝奇冒険活劇!!
 
2008年秋、モーニングにて漫画界待望の続篇「西域篇」がスタートした血湧き肉躍る諸星版西遊記の、第一部!
 
※作者の意向により、新装にあたって従来の「大唐篇」「河西回廊篇」をまとめて「大唐篇」全10巻としました。


無気味にうごめく妖虫・金蚕蠱(きんさんこ)。襲い来る巫蠱(ふこ)使いの呪術師。そしてまたしても現れた女盗賊・羅刹女(らせつにょ)! 悟空の金箍棒(きんこぼう)に休息はありません。そして恵岸行者と妖人・通臂公(つうひこう)の争いも、ついに最後の局面を迎え…。「大唐篇」の物語は、フルスロットルのまま最終ページまで疾走を続けます!!


ⒸDaijiro Morohoshi

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目次

第91回 黄袍怪 沙中に落命し 通臂公 金蚕蠱を調う
第92回 通臂 甕を転がして行者を悩まし 妖虫 錦を食いて腹中に入る
第93回 金蚕 繭を作りて妖胎を成し 方相 一身もちて魔虫を移す
第94回 悟空 蠱を殺して邪眼を潰し 玄奘 易占に循いて馬を替う
玉門関の章
第95回 将軍 両雄間に矢を放ち 悟空 柵に火を放ちて蠱を焼く
第96回 玄奘 玉門を望みて河を渡り 通臂 革袋に入りて讐を報う
第97回 玉門関に悟空 道を失い 沙州城に恵岸 妖を待つ
第98回 鳴砂山に行者 魔を斬り 莫高窟に妖人 砂に消ゆ
第99回 地に悟れば 魔中に仏あり 客疑心せば 仏中に魔あり
第100回 西天の地に 成果を求め 莫賀延碩 道茫々たり

書誌情報

紙版

発売日

2009年05月22日

ISBN

9784063757217

判型

B6

価格

定価:1,047円(本体952円)

ページ数

400ページ

シリーズ

KCデラックス

電子版

発売日

2013年12月20日

JDCN

0637572100100011000D

初出

潮出版刊『西遊妖猿伝』全16巻を、章立て、サブタイトル等の一部を変更し、新たに編集したもの。

著者紹介

著: 諸星 大二郎(モロホシ ダイジロウ)

東京都出身。1949年生まれ。70年、「COM」掲載の『ジュン子・恐喝』でデビュー。74年、『生物都市』が第7回手塚賞に入選。ホラー、SF、歴史物、ファンタ ジー、ギャグなど描く作品の幅は広く、独自の作風は多くの漫画家やクリエーターに影響を与え続けている。『稗田礼二郎(妖怪ハンター)シリーズ』『暗黒神話』『マッドメン』『栞と紙魚子シリーズ』など代表作は多数。92年に『ぼくとフリオと校庭で』『異界録』で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を、2000年に『西遊妖猿伝』で第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著作には小説(『キョウコのキョウは恐怖の恐』『蜘蛛の糸は必ず切れる』)もある。

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