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高濱虚子 並に周囲の作者達
タカハマキョシナラビニシュウイノサクシャタチ
- 著: 水原 秋櫻子

文学青年でありながら、家庭の事情でやむを得ず東大医学部へ入学した秋櫻子。在学中に出会った高濱虚子の文章に感銘を受け、自らも作句を始めた秋櫻子は、虚子に師事し、「ホトトギス」の中心的同人になりながらも、やがて虚子の客観写生を旨とした「花鳥諷詠」俳句に反発を感じていく。虚子との出会いと決別までを、松根東洋城、原石鼎、山口誓子、高野素十らとの交流や実作への批評とともに描く、歴史的名著。
ⒸYasuko Mizuhara
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目次
渋柿社
ホトトギス雑詠
震災前後
客観写生
俳句の調べ
虚子庵忘年会
友情
花鳥諷詠
句集「葛飾」
別離
書誌情報
紙版
発売日
2019年02月09日
ISBN
9784065143247
判型
A6
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年02月08日
JDCN
06A0000000000084619X
初出
本書は、『高濱虚子 並に周圍の作者達』(1952年12月、文藝春秋新社刊)、『定本 高濱虚子 並に周囲の作者達』(1990年2月、永田書房刊)を底本としました。また、適宜、『水原秋櫻子全集 第十九巻』(1978年1月、講談社刊)を参照しました。
著者紹介
水原秋櫻子(みずはら・しゅうおうし)1892年、東京生まれ。俳人、医学博士。東京帝国大学医学部卒業。松根東洋城、のち高濱虚子に師事。「ホトトギス」同人として、山口誓子、高野素十、阿波野青畝とともに「四S」と呼ばれ活躍。のち、俳句誌「馬酔木」を主宰。新興俳句運動を推進し、石田波郷、加藤楸邨らを育てた。医師として昭和医専(現・昭和大学)の教授を務める。81年没。
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