出版社:講談社
刊行日:2023年10月刊
1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年「銃」で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』(新潮社)で第26回野間文芸新人賞、05年「土の中の子供」で第133回芥川龍之介賞、10年『掏摸スリ』(河出書房新社)で第4回大江健三郎賞を受賞。『掏摸スリ』の英訳版『THE THIEF』が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」で2012年の年間ベスト10小説に選ばれる。『悪と仮面のルール』(講談社)の英訳版『EVIL AND THE MASK』が同紙で2013年の年間ベスト10ミステリーに選ばれる。14年、米国のDavid L. Goodis賞を受賞。16年『私の消滅』(文藝春秋)で第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞など。
他の著書に『何もかも憂鬱な夜に』(集英社)、『去年の冬、きみと別れ』(幻冬社)、『教団X』(集英社)、『あなたが消えた夜に』(毎日新聞出版)、『R帝国』(中央公論新社)、『カード師』(朝日新聞出版)など多数。エッセイ集に『自由思考』(河出書房新社)、対談集に『自由対談』(河出書房新社)がある。
第77回(2024年)受賞作品が決定しました。
第76回(2023年)受賞作品が決定しました。
第75回(2022年)受賞作品が決定しました。
第74回(2021年)受賞作品が決定しました。
第73回(2020年)受賞作品が決定しました。
第72回(2019年)受賞作品が決定しました。
第71回(2018年)受賞作品が決定しました。
第70回(2017年)受賞作品が決定しました。
一般財団法人野間文化財団は、講談社の初代社長野間清治の遺志により設立され、社会公益に資する事業を行っております。野間賞もその一つで、その中の野間文芸賞は、昭和16年に創設されましたが、戦後一時中断、昭和28年に復活して今日に至っています。
小説・戯曲・評論・その他で、前年9月1日から当年8月31日までに新しく発表された作品の中から、優秀作を選びます。
選考委員会ならびに発表は11月上旬に行います。選考委員は合議によって受賞者を決定します。
回/年 | 作品名 | 作者名 | 出版社 |
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第77回/2024 | 列 | 中村文則 | 講談社 |
第76回/2023 | 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ | 川上弘美 | 講談社 |
第75回/2022 | ヒカリ文集 | 松浦理英子 | 講談社 |
第74回/2021 | 天路 | リービ英雄 | 講談社 |
第73回/2020 | 小箱 | 小川洋子 | 朝日新聞出版 |