文芸(単行本)作品一覧

おもしろくても理科
おもしろくても理科
著:清水 義範,絵:西原 理恵子
文芸(単行本)
理科は楽しい、科学は愉快! 名人シミズと鬼才サイバラの学習塾。 慣性の法則、時間と光、海辺の生き物、大脳の中身、地球の歴史……。 あなたの理科アレルギーをなおしてくれる好エッセイ。
大岡越前守
大岡越前守
著:堀 和久
文芸(単行本)
新しい大岡越前守像を描く書下ろし歴史小説江戸の物価高騰収拾で、地方巧者の手腕を問われる大岡越前守忠相。町人たちに翻弄されながらの、その苦悩と奮闘を通して人間・大岡越前を描ききった渾身の一作!
せつない時間
せつない時間
著:藤堂 志津子
文芸(単行本)
心に刺さってとれない小さな棘は、やがて涙とともに流れ落ちるでしょうか。 息がつまるほどにせつない10のラブ・ストーリーズ 「あなたと会わない夜、私は泣きました」 「この本の10編の作品のどの主人公も、どこにでもいそうな、ごく平凡で、地道に生きている女性をイメージした。一見、平凡そうなひとが心にかかえている、それぞれのドラマ。平凡そうなひとだからこそ、胸に秘めているドラマが哀しい……」──(「あとがき」より)
はやぶさ新八御用帳(六)春月の雛
はやぶさ新八御用帳(六)春月の雛
著:平岩 弓枝
文芸(単行本)
大好評“はやぶさ新八”シリーズの第6弾。 南町奉行根岸肥前守のふところ刀、内与力の隼新八郎を助けて、お鯉、鬼勘、小かん、大久保源太が活躍する、痛快捕物帳。表題作「春月の雛」ほか7篇を収録する。
妖傑 下田歌子
妖傑 下田歌子
著:南條 範夫
文芸(単行本)
女子教育界に君臨した“妖傑”の波乱の生涯華族女学校、実践女学校を創設して、明治・大正・昭和の三代に亘り、日本の女子教育界をリ-ドした下田歌子の絢爛たる恋物語の数々に、逞しい女の一生を観る。
月刊サギサワ
月刊サギサワ
著:鷺沢 萠
文芸(単行本)
鷺沢萠氏の日常を丸ごと伝える日記エッセイ麻雀に狂い、二日酔いになり、ちょっと下品でいつも腹っペらし。サギサワのゆくところおかしな事件が続発。ファン待望の日記風エッセイ。思わず笑ってしまいます
メゾネット
メゾネット
著:杉村 暎子
文芸(単行本)
娘と父に秘められたロマンティックミステリ結婚披露宴の席上で何が起きたのか?北海道の雪の奥に秘められた幻想的な謎。メゾネットで父の帰りを待つ娘の日々をク-ルな新感覚でみつめた書下ろし長篇。
呑々草子
呑々草子
著:杉浦 日向子
文芸(単行本)
足の向くまま気の向くままに若き酒豪が同行2人日本全国ぶらり旅出たとこ勝負のその果ては鬼が出ますか蛇が出るかお代払って御覧じ下さい。
花塵
花塵
著:連城 三紀彦
文芸(単行本)
芸術と愛欲の狭間を生きた女。長編恋愛小説男がしていることを、なぜ女がしてはいけないの?大正時代の洋画壇で、男たちをカンバスにして自分の人生を描き続けた笙子と、奔弄された十数人の男たち。
氷の海のガレオン
氷の海のガレオン
著:木地 雅映子
文芸(単行本)
新しい世代の共感を呼ぶ言文一致体小説登場自らを天才だと信じて疑わないひとりのむすめがありました。斉木杉子。十一歳。――わたしのことです。全く新しい感性による言文一致体。群像新人賞優秀作ほか。
走る清七
走る清七
著:石塚 京助
文芸(単行本)
異色時代短篇、エロスと奇妙な味の傑作5篇若旦那の清七が江戸の町を走る、毎日走っている。色好みの女たちを廻ったおかげで、なんたることか、お縄を頂戴、それから飛んでもない事が起きた!傑作5篇収録
江戸の夕映え
江戸の夕映え
著:早乙女 貢
文芸(単行本)
幕末から明治へ激動の時代に生きた 客たち新門の辰五郎、清水の次郎長、会津の小鉄など、新時代においてもなお仁 の世界に生き、義理と人情を守った男たちの生涯!早乙女史観躍如の長編ピカレスク小説。
歩く源氏物語
歩く源氏物語
著:瀬戸内 寂聴
文芸(単行本)
1000年の歴史を超えて、豪華絢爛な平安京へタイム・トラベルする紀行文。 紫式部ゆかりの地と『源氏物語』の舞台へ誘う詳細な地図と案内。
乱歩(下)
乱歩(下)
編:新保 博久,編:山前 譲
文芸(単行本)
閉じ込められた白昼夢が夜の闇に咲き誇る……「芋虫」「怪人二十面相」など代表作10編や書下ろし乱歩伝を含めた資料価値充分の“怪人乱歩”決定版!
乱歩(上)
乱歩(上)
編:新保 博久,編:山前 譲
文芸(単行本)
うつし世は夢……「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」ほか代表作12編、乱歩論、書簡などを収録。怪しく華麗に花開く乱歩の世界に多角的な視点から迫る。
天駆け地行く 服部三蔵と本多正純
天駆け地行く 服部三蔵と本多正純
著:嶋津 義忠
文芸(単行本)
これぞ忍者小説の決定版!華麗なる戦国絵巻伊賀忍群を抜け、単騎、徳川家康の命をつけ狙う孤高の忍者三蔵と、家康の懐刀本多正純の息づまる闘い。戦国乱世に自らの生きがいを求め苦悩する二人の奇妙な友情
愛日
愛日
著:高井 有一
文芸(単行本)
愛日の日々を誠実に生きる初老夫婦の現実。死に向ってどれだけ生きるか。軽くない過去の時間をもつ初老の夫婦が、人の死の軽重を想い、愛日の日々を誠実に生きようとする。老境の積極的な生を描いた連作。
好奇心紀行
好奇心紀行
著:阿刀田 高
文芸(単行本)
“知の旅”と“足の旅”から成るエッセイ集本にまつわるもろもろの話、松本清張氏の想い出、若くして逝った父・母とのかかわり、ダメ阪神への切ない想いに本物の紀行文を加えて、読者を好奇心の旅へと誘う
蔦燃
蔦燃
著:髙樹 のぶ子
文芸(単行本)
愛の葛藤と性の深淵、男と女のエロスを描く はじまりは復讐からだった。暗い情動が恋愛の力によって昇華され満ちたりたエロスの幸せをもたらした。官能と情念の世界を感性の光る豊潤な文章で描く恋愛小説。
歴史を彩った恋人たち
歴史を彩った恋人たち
著:山崎 洋子
文芸(単行本)
好評“女性歴史エッセイ”シリ-ズ第三弾。日本史の中に花開いた恋の数々。古代“軽大郎女と軽皇子”から近代“北原白秋とその妻たち”まで、18組の恋の顛末をミステリ-作家らしい斬新な視点で描き切る