講談社文庫作品一覧

創竜伝(10)大英帝国最後の日
創竜伝(10)大英帝国最後の日
著:田中 芳樹
講談社文庫
竜堂四兄弟VS.大君中の大君(タイクーン・オブ・タイクーンズ)! 竜堂四兄弟は、人類50億人抹殺計画を遂行する四人姉妹(フォー・シスターズ)の本拠地英国へ飛ぶ。次々と襲いかかる魔物たちを退け、ロンドンにたどり着いた彼らを待ち受けていたのは、さらなる魔物、そして史上最大の敵・大君中の大君(タイクーン・オブ・タイクーンズ)(ああ、当然史上最強の戦士・小早川奈津子嬢も!)。人類の命運をかけた大決戦が今、始まる!
サザンクロス
サザンクロス
著:パトリシア・コ-ンウェル,訳:相原 真理子
講談社文庫
「大人の犯罪を犯す子供はもはや子供ではない」凶悪化する少年犯罪に警察は市民に宣言した。バージニア州リッチモンド──古い歴史を誇るこの町もいまや殺人発生率全米第2位。不名誉な状況を改善すべく市は女性警察署長ハマーを迎えた。P・コーンウェルが『スズメバチの巣』に続いて放つ白熱の警察小説第2弾!
南の島で暮らしてみたい
南の島で暮らしてみたい
著:佐藤 麻岐
講談社文庫
21世紀に世界で一番乗りした後、20世紀最後の夕日を眺める!? そんなフシギが体験できる南太平洋とアジアの島の情報が満載。その島々に住んでいる、日本人たちに取材したナマの声から、実際に暮らすためのノウハウがわかる! 明日からでも、島でボーッと暮らしたいあなたに贈る、文庫書き下ろし実用ルポ。
電子あり
超特急「つばめ号」(イベント・トレイン)殺人事件
超特急「つばめ号」(イベント・トレイン)殺人事件
著:西村 京太郎
講談社文庫
奇妙な手紙が十津川に届く。「特急つばめで恐ろしい事が……」昭和15年の記念列車「燕」を再現し、当時の招待客とその関係者18名を乗せて走るイベント列車「つばめ」で事件が起きるというのか。手紙の差出人は殺され、招待客も1人消え、また……。怨恨?43年前「燕」で何が起こったのか?十津川の推理が冴える!
祝福の園の殺人
祝福の園の殺人
著:篠田 真由美
講談社文庫
17世紀イタリア。侯爵モンタルト家別邸の、亡き女主人が丹精込めて造った庭園で男の死体が発見される。つづいて次々と起こる侯爵家に関わる者たちの不可解な死。渦巻く血の輪舞(ロンド)。“呪われた庭”に隠された真実のメッセージとは何だったのか?建築探偵シリーズで大人気の著者が贈る長編幻想ミステリ。
徹底大予測 21世紀<この国が買い、この国は売り>
徹底大予測 21世紀<この国が買い、この国は売り>
著:ジム・ロジャ-ズ,訳:林 康史,訳:林 則行,解説:村上 龍
講談社文庫
ウォール街“伝説の男”が6大陸走破した結論 「投資界のインディ・ジョーンズ」が鋭い視点と警句で綴る世界投資地図 ヘッジ・ファンドで巨富を得たウォール街伝説の男「投資する(インベストメント)バイカー」。冒険野郎が新たな投資対象として選んだ国はどこか。ガール・フレンドとバイクで6大陸を走破。21世紀はどの国の何が買いでどこが売りかを鋭い警句と辛口のエスプリで分析した痛快紀行。「大投資家ジム・ロジャース世界を行く」改題
水木しげるの妖怪探険
水木しげるの妖怪探険
絵:水木 しげる,文:大泉 実成
講談社文庫
夏だ、妖怪に会おう マレーシア冒険の旅 妖怪博士と旅ライターの2人が、マレーに棲む妖怪軍団と交流す! 先住民オラン・アスリの精霊と交流するマレーシア大冒険の旅。妖怪好きな水木しげる翁は、持ち前のテレパシーを使って、マレー半島のジャングルに棲む妖怪と愉快な会話をくりひろげる。シャーマンのいる一家との妖怪談義は深夜に及び、文明論にまで発展する。30枚の絵にこめた想いは不思議な感動を呼ぶ。『水木しげるの大冒険』を改題
星降り山荘の殺人
星降り山荘の殺人
著:倉知 淳
講談社文庫
甦る帝国(上)
甦る帝国(上)
著:グレッグ・アイルズ,訳:中津 悠
講談社文庫
その極秘文書は、世界を震撼させるものだった! 第2次大戦初期、ヒトラーの命を受けた副総統ヘスは、容貌の酷似した大尉と共に英国へ極秘潜入する……。戦後、西ベルリンに収監された“囚人ヘス”が謎の死を遂げ、刑務所跡で巡査部長ハンスはヘスの手記を発見。国際紛争の火種にもなるこの極秘文書を奪取すべく、欧米・中東各国謀報機関が暗躍・激闘を開始した!
密やかな結晶
密やかな結晶
著:小川 洋子
講談社文庫
2019年度「全米図書賞」翻訳部門、2020年度「英国ブッカー国際賞」最終候補作。『博士の愛した数式』など数々の話題作で知られる著者が描く、澄明に描く人間の哀しみ。記憶狩りによって消滅が静かにすすむ島の生活。人は何をなくしたのかさえ思い出せない。何かをなくした小説ばかり書いているわたしも、言葉を、自分自身を確実に失っていった。有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。
白い屋根の家
白い屋根の家
著:藤堂 志津子,解説:中村 太郎
講談社文庫
その屋根の色は私の心の色……。喜久子、33歳、独身、持ち家あり。淋しさに埋まる闇に愛が溶け出すーーその色は、すべてを覆い尽くしてくれる。心の奥に秘めたせつなさもすべて……。33歳の独身OL・喜久子が持った家は、札幌の澄んだ空に映える白い屋根の一軒家。ひとりで暮らす彼女をめぐり、3編の愛のドラマが展開する。恋愛の歩幅(スタンス)を手探りするうちに現れる、彼女の本当の想い……。珠玉の連作恋愛小説。
電子あり
遭難渓流
遭難渓流
著:太田 蘭三,解説:森田 靖郎
講談社文庫
渓谷に消えた男、女の死体。釣部の大捜索行! 岩手県の清流・葛根田水系で2人の釣人が失踪した。数日後、下流では女性の扼殺死体が発見される。2つの事件の真相を求め、山と渓流を熟知する名探偵・釣部渓三郎は北多摩署の面々と共に必死の清流遡行を試みる。乳頭山を望む雄大で険しい自然の中で、彼らが発見したものは何か。山岳渓流ミステリー長編
はみ出し銀行マンの金融裏事情
はみ出し銀行マンの金融裏事情
著:横田 濱夫
講談社文庫
言えない、聞けない、ホントの話がいっぱい! バカな行内規則に、セコイ金集め、左遷にイジメ、銀行のウラ、教えますーー公的資金で、給料もボーナスも大丈夫! 外資なんかへっちゃらさ! 世間の風当たりが厳しい間だけ、ガマンガマン。日本の銀行マンは、ホントにどーしようもないぜ。あんたたちみんなが、銀行を疑うんだ!! ご存じ「はみ出し銀行マン」が教える、カンタン資産運用から預金防衛策、銀行の裏事情まで。痛快エッセイ登場。
電子あり
窓
著:乃南 アサ
講談社文庫
私は、どこへ行けばいいんだろう。高校3年生の麻里子は、進学や友人関係など変わりゆく周囲にとまどう。そんな彼女のまわりで起きた毒入りジュース事件。事件に関わる少年が自分と同じ聴覚障害を持つと知り麻里子は……。思春期の少女の微妙な心模様と家族の愛情を描いた、『鍵』に続く傑作青春ミステリー。(講談社文庫) 私は、どこへ行けばいいんだろう。高校3年生の麻里子は、進学や友人関係など変わりゆく周囲にとまどう。そんな彼女のまわりで起きた毒入りジュース事件。事件に関わる少年が自分と同じ聴覚障害を持つと知り麻里子は……。思春期の少女の微妙な心模様と家族の愛情を描いた、『鍵』に続く傑作青春ミステリー。
乱世を斬る
乱世を斬る
著:白石 一郎
講談社文庫
自尊心と商才が命取りとなったり、人望ゆえに英雄になったり……。乱世に輝く男たちの、運不運を超えた波乱万丈の人生。おのれの天命を知ることで、歴史に名を残した猛者どもを、歴史小説の第一人者で吉川英治文学賞に輝いた筆者が描く、歴史エッセイ。歴史紀行2編も収録。<『天命を知る』改題作品>
電子あり
女性翻訳家
女性翻訳家
著:サラ・デュナント,訳:小西 敦子
講談社文庫
ある日、大好きなヴァン・モリソンのCDが1枚消えていた。しばらくして、2枚目も。その後も、矢継ぎばやに不可解な出来事が……。誰かが私の家に出入りしているのか?孤独な女性翻訳家に忍び寄る、怖るべきストーカーの影。CWA受賞作家が真綿で絞められるような恐怖を描くセクシュアル・サスペンス!
風来忍法帖 山田風太郎忍法帖(11)
風来忍法帖 山田風太郎忍法帖(11)
著:山田 風太郎
講談社文庫
時は天正18年。豊臣秀吉麾下(きか)2万余の軍勢に対し、わずか数百人の手勢を率い北条方の小城・忍(おし)城を守る美貌の麻也姫。姫を陰に陽に護るのは、忍びの者として天下に鳴る風摩組。中に割って入る戦場荒らしの7人の香具師(やし)は、麻也姫の貞操を狙う。香具師VS.風摩忍法、武州の地で機知と詐術を巡らす縦横の戦い! これは、様々な新素材のアイデアの一巻としても読めるわけで、愉快この上ない。――荒巻義雄
電子あり
吸血の家
吸血の家
著:二階堂 黎人
講談社文庫
美しき三姉妹の悲劇。二階堂蘭子が謎に挑む! ーー江戸時代から遊廓を営んでいた旧家に、もたらされた殺人予告。かつて狂死した遊女の怨霊祓いの夜、果たして起きた2つの殺人事件。折しも乱舞する雪は、24年前の惨劇にも似て……。名探偵・二階堂蘭子が解きあかす「密室」そして「足跡なき殺人」の謎。美しき三姉妹を弄ぶ、滅びの運命とは!? 本格長編推理。
電子あり
痕跡
痕跡
著:アルジ-ン・ハ-メッツ,訳:羽根田 治美
講談社文庫
息子デイビッドが消えた!家出か誘拐か。母のドゥルーは必死に探しまわる。意表をつく手口で誘いだし、巧みな擬装で逃避行を続ける犯人デンバーの狙いは何か。懸命の捜索も尽きた頃、母の執念が意外な痕跡を発見する。手がかりは“D”!一気に戦慄のクライマックスへ。マカヴィティー賞候補の力作サスペンス。
昏き処刑台
昏き処刑台
著:勝目 梓,解説:かわぐち かいじ
講談社文庫
お嬢さんを預かっている――。男は市の医師会会長にそう宣戦布告をした。男には、医師会と市が総合病院の誘致を巡り対立していたために、妻子が救急医療を受けられず見殺しにされるという、悲しい過去があったのだ。バイオレンスとエロスに彩られた怒りの復讐劇が今、始まる!『処刑台の昏き祭り』改題
電子あり