新刊書籍
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2010.02.12発売
禁断の宴
講談社文庫
「この部屋に住んでみる気持ちはない?」素敵な老紳士からの招待をうけた私は、脇の下とアソコを剃毛され、彼のペットに。体の奥の深いところから甘美な疼きが湧き上がり、それが腰を締めつけたかと思うと、体全体にさざ波のようにひろがっていきます……。心と体が触れ合うエロティシズムの極致、痺れる10篇。

2010.02.12発売
わが母の記
講談社文芸文庫
80歳の母を祝う花見旅行を背景にその老いを綴る「花の下」、郷里に移り住んだ85歳の母の崩れてゆく日常を描いた「月の光」、89歳の母の死の前後を記す「雪の面」。 枯葉ほどの軽さのはかない肉体、毀れてしまった頭、過去を失い自己の存在を消してゆく老耄の母を直視し、愛情をこめて綴る『わが母の記』三部作。〈老い〉に対峙し〈生〉の本質に迫る名篇。ほかに「墓地とえび芋」を収録。

2010.02.05発売
にゃんこ亭のレシピ(4)
講談社X文庫ホワイトハート
お待たせ、にゃんこ亭リニューアルオープン山間の小さな集落、銀杏村にある料理店「にゃんこ亭」。シェフのゴータ、パティシエのサトル、おきつね様のこどものゴータとの不思議な毎日とレシピは!?

2010.02.05発売
Joyeux Noёl 英国妖異譚番外編
講談社X文庫ホワイトハート
イタリアコモ湖、クリスマスのパリが舞台!アシュレイとユウリがコモ湖で宿泊!? シモンの不在中にユウリとアンリは!? ファン垂涎の番外編!「コモ湖の麗人」、「ジュワイユー・ノエル」、2本収録!

2010.02.05発売
ペパーミント・ツアー
講談社X文庫ホワイトハート
新米バスガイドが巻き起こすラブ奮闘記! 憧れのバスガイドに就職したばかりの充希が担当するツアーでは、トラブルが絶えない。そんな折、宿泊先の老舗旅館で出会った若旦那に窮地を救われるのだが……。

2010.02.05発売
月は腕に歴史を抱き
講談社X文庫ホワイトハート
ずっとずっと一緒だと思ってた! 陽隼と晃月は双子の兄妹。お互い唯一無二の存在だった。だが、政治に不満の分子が父王を暗殺、陽隼も自害してしまった。一人、平民になった晃月は……!?

2010.02.05発売
炎と鏡の宴 少年花嫁
講談社X文庫ホワイトハート
オレ、もう必要ないのか……!?
香司(こうじ)の本当の婚約者・蝶子(ちょうこ)が、突然舞い戻ってきた!暗黒の帝王の座を狙う鏡野継彦(かがみのつぐひこ)は、揺れ動く忍を翻弄するが。
忍の百日百夜の清めの儀式も、とうとう終盤に差しかかってきた。だが、香司との別れを考えると、それさえも素直に喜べない忍。そんな折、行方を晦(くら)ませていた香司の婚約者・蝶子が突然、御剣家(みつるぎけ)に舞い戻り、忍の立場は危うくなる……。高慢な蝶子との諍(いさか)い、香司との感情の行き違い、鏡野綾人の微妙な接近。さらには、百鬼夜行の騒ぎに乗じて、野望を抱く綾人の叔父・継彦が忍の生玉(いくたま)を狙うが!?

2010.02.05発売
星と桜の祭り 少年花嫁
講談社X文庫ホワイトハート
忍に呪いをかけた妖(あやかし)の正体は、いかに!?
御剣(みつるぎ)家を飛び出した忍と退魔の任務を背負った香司。偶然にも同じ場所へ向かった2人に妖の魔手が!
忍が香司の婚約者として御剣家に住み込み20日が過ぎた。が、姑である俊子の厳しい躾や窮屈な家風に馴染めず、ついに書き置きを残し、忍は家を飛び出してしまう。向かった先は、祖父母の家がある伊豆下田。移動中の電車で忍は不気味な妖に襲われるが、窮地を救ったのはほかでもない、退魔の仕事で同じ電車に乗り合わせていた香司だった。香司は、忍を襲った妖の気が、忍の呪いを解く儀式の際に現れる妖気と同じだと言うが!?

2010.02.05発売
少年花嫁
講談社X文庫ホワイトハート
薫風舞い踊るファンタジックバトル開幕!
ごく平凡な高校生・忍と御剣流(みつるぎりゅう)香道後継者の香司との衝撃的な出会い――運命の糸が今、2人の少年を試練の道へと誘う!
都内の高校に通う17歳の松浦忍。童顔で女に間違われるほどの美貌のほかは、ごく平凡な高校生だった。が、ある日突然、普通の人間には視えないはずの妖(あやかし)を目撃し、1人の少年に助けられたことから運命の歯車が狂いはじめる。忍を助けたのは、陰陽師(おんみょうじ)の香道・御剣流の後継者である御剣香司。圧倒的な力と美しさを持つ香司は、忍の類希なる霊力を見抜き、失踪した婚約者の代役に立てようとするが!?

2010.02.05発売
恋のシーズニング
講談社X文庫ホワイトハート
俺はあいつのことなんて好きじゃない!
屋敷の料理人として雇われた学斗だが、高杉への気持ちに整理がつかないまま、探し求めていた青年が現れて――。
料理人として腕に自信のある藍沢学斗は、まだ1人前とは言えないが、著名な書道家・高杉宝翔の家で、専属の料理人として住み込みで働いている。好きでもないのに高杉に抱かれてしまった学斗は、そのことで頭を悩ませていた。だか、学斗を本気で好きな高杉は、お構いなしに迫ってくる。そんなとき、学斗はばったりと顔を合わせた元の恋人に風俗店で働けと言われて……。

2010.02.05発売
恋のテイスティング
講談社X文庫ホワイトハート
料理するだけの仕事じゃなかったのかよ!
一流料亭で料理の修業をしていた藍沢学斗(あいざわがくと)は、とある理由から仕事を辞める羽目になり、さらに住む場所も失ってしまう。そんなとき目に止まったのが、料理人を募集する一枚の張り紙。ところが、料理人を必要としているのは、高杉宝翔(たかすぎほうしょう)と名乗る書道家で、かなり感じの悪い男だった。住むところも仕事もない学斗は、背に腹はかえられず宝翔の家で働くことにしたが……。

2010.01.25発売
バンド・オブ・ザ・ナイト
講談社文庫
懲りずに今夜もキメてしまう……
「悪夢を見るなら今のうちだよ」と誰かがおれの耳元でささやいた――。「悪魔の館」と呼ばれる家に入り浸るジャンキーたち。アルコールをはじめ、睡眠薬、咳止めシロップなどの中毒者たちが引きおこす悲喜劇を濃密に描いた衝撃作。そして、今夜も言葉のイメージが怒濤のように、混濁した脳裡に押し寄せてくる。

2010.01.25発売
寝ずの番
講談社文庫
笑いのツボをビシリと突く“らも節”全開!
笑撃的な下ネタを含んでいるので声に出しては読まないでください
希代の咄家(はなしか)・橋鶴が最期までオチをつけてオッチンだ。今宵は弟子たちが集まる通夜だけに艶っぽい逸話(エピソード)も飛び出す無礼講。笑って死ぬか、死ぬまで笑うか、どっちもどっち?粋でホロリとさせる咄家模様を描く『寝ずの番』3部作ほか、読み出したら止まらない、Hで笑撃的な“らもテイスト”満喫の短編集。

2010.01.25発売
白いメリ-さん
講談社文庫
まっ白な帽子に白いスーツ、白いストッキングに白いハイヒール。髪もまっ白という「白いメリーさん」。誰を殺してもいいという年に1度の「日の出通り商店街 いきいきデー」──など、怖すぎて、おもしろすぎる9編を集めた珠玉の短編集。ナニワの奇才・中島らものユニークな世界に思わず引き込まれる1冊!

2010.01.22発売
欲望チャッター
そのチャットルームは人の欲望を実現する 5人だけのメンバーが不定期に集うチャットルーム。そこでは、メンバーそれぞれが心の奥底に秘めている欲望を、現実世界で実現するための企てが進行していた

2010.01.22発売
幸福の予感 メールボーイ
講談社X文庫ホワイトハート
二度と僕を疑わないと誓うんだ!
大学の教授に紹介された会社で、社会人としての第一歩を踏み出した高蔵貴巳(たかくらたかみ)。晴れやかな気分もつかの間、貴巳は関口と芦野が一緒にいる場面を目撃してしまい、自分への想いを諦めない2人が、何か企んでいるのではないかと心配する。また、柏崎は突然現れた不仲の兄に、貴巳を紹介することになり、珍しく怒りを露にした。貴巳はただ柏崎との平穏な生活を望むのだが――。

2010.01.22発売
憂いの春 メールボーイ
講談社X文庫ホワイトハート
手に入れるためには手段は選べないな。
貴巳(たかみ)は柏崎との甘い同棲生活を続けながら、どうにか新しい部屋を探すめどを立てるのだが、突然、大学受験のために上京してくる弟と、一緒に暮らす羽目になってしまった。弟に恋人が柏崎であることを隠していた貴巳は、なぜか関口との関係を誤解されてしまう。一方、貴巳を手に入れるためには手段を選ばない関口は、柏崎を狙う芦野(あしの)に探りを入れるが……。

2010.01.22発売
嘘と秘密 メールボーイ
講談社X文庫ホワイトハート
もう、我慢できなくなったんだよ。
貴巳は柏崎に言えない事情を抱えて――。
大学生の高蔵貴巳(たかくらたかみ)は、就職先が決定した途端、親からの仕送りに頼れなくなってしまった。そのうえ、安アパートからも立ち退くことになり、途方にくれる貴巳だが、大学教授の清瀬から空き部屋を提供され、窮地を救われた。しかし、金銭難のため夜にもアルバイトを始めた矢先、恋人の柏崎と連絡がすれ違ってしまう。心配する柏崎に、すべてを相談できない貴巳。おまけに清瀬に柏崎との関係がばれて……。

2010.01.15発売
女豹たちの宴
講談社文庫
7年前、父を自殺に追い込んだ男に復讐を誓った孝子はホステスになった。狙い定めた男が通ってくる「ジル」に入って虎視眈々と機会を待った。孝子は仕事に疲れた男をベッドに誘い込んで引導を渡したのだった!愛と性の谷間で揺れる10人の女たちの赤裸な欲望を鋭く抉った、官能小説の大家の傑作集。

2010.01.15発売
澪標・落日の光景
講談社文芸文庫
亡き妻への愛を吐露して哀切限りない「夢幻泡影」。読売文学賞受賞の名著、著者のヰ夕・セクスアリス「澪標」。夫婦ともにガン発病、迫り来る死とたたかう闘病生活の不思議な明るさと静寂感充ちる「落日の光景」「日を愛しむ」。愛する者の死。人生の不可思議。末期の眼。死へ向う透明な生。外村文学の鮮やかな達成4篇。