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2008.09.12発売
小説太平洋戦争(8)
世界最大を誇る超弩級戦艦大和が、いま大海原に乗り出していく。同行は8隻の駆逐艦と巡洋艦1隻のみ。護衛艦載機ゼロのまる裸の出撃なのだ。海上特攻!まさに「われらかく戦えり」という帝国海軍の意地をかけた戦争終了をめざす突撃だった。前途には沖縄に孤立する人々の熱い期待があったのだが……。

2008.09.12発売
小説太平洋戦争(7)
戦局は日ごとに厳しさを増し、制海権、制空権ともに失った日本軍は、増援の手段もなく南海諸島に孤立した。ここ硫黄島でも酷烈な地熱と悪臭に耐えて、栗林中将以下2万3千人の将兵が息を殺して敵襲を待つ。もはや千に一つの生還も期しがたく、あるは絶対死のみ。中将はついに玉砕の決意を大本営に打電した。

2008.09.12発売
天の巻 大工調べ ほか

2008.09.12発売
闇の歯車
講談社文庫
屈託ありげに黙々とのむ常連。浪人に遊び人、老隠居に商家の若旦那。そしてこの4人につきまとう謎の男。やがて男たちは夕闇に消えていった。誰が操るのか、皮肉なさだめに人を引きこむ闇の歯車が回る。――押し込み強盗をはかった男達と、それぞれに関わる女達の数奇な人生を描いたサスペンス時代長編。

2008.09.01発売
女は年下男が好き
講談社+α新書
「男が年上、女が年下」なんて誰が決めたんだ!?
苦い経験を乗り越え、「そもそも年上男と結婚する必要はない」と悟った著者の実体験に基づく、納得で楽しいカップルのチエ!これからは“ダーリンはウンと年下”が正解!!
人ごみをかきわけ、友だちをみつけると、同じテーブルにまだ少年の面影をじゅうぶんに残した青年がいた。意志の強そうな太い眉と、大きな瞳が印象的だった。23歳と若いわりには落ち着いたものの考え方をする男のコだな、と話をするうちに感じた。お酒も適度に入り、私に彼氏がいないことを告げると彼はこういった。
「僕を拾ってくれませんか?」
ハードな仕事を持つ私が、快適な結婚生活をおくれているのも、彼が「6歳年下」だからなのだということに気づいた。2、3歳年下だと、ここまでのワガママは利かないだろうし、いばりくさった年上男であればなおさらだ。
●「年上男性だから頼れる」は幻想
●年下男ならキャリアと両立する
●2人の収入差なんてすぐ消える
●悪い年下男をみきわめる五ヵ条
●後天的なクセなら簡単に直せる
●間髪容れずに自分の親に紹介
●相手の親の前では彼を立てよ
●年下男と結婚するデメリットは
●「おばさんハート」にならない
●小さなシワやシミは個性のうち

2008.09.01発売
誰がために熱血ポンちゃんは行く!
講談社文庫
史上最強の傲慢(ゴーマン)ウーマンと進化したポンちゃんの好物は、旅と友達とお酒と……。最高の快楽と至福の贅沢(ゼータク)を追い求め、天下無敵のエイミーズ・パーティ御一行様は、今日も世界を股に掛けて行く!ジャマイカ、ハワイ、ニューヨークetc.と舞台もノン気に、あくまでマイ・ペースのポンちゃん、誰がために行く!?

2008.09.01発売
お金オンチ貯金オンチがなおる35の知恵
講談社+α文庫
書き下ろし!!
これだけ知っていれば安心!
暮らしのお金がわかる本
これからの時代、せっせと節約するだけではお金はたまらない。
もうがんばるのはほどほどにして、家族の夢実現のために、賢いお金のため方を考えよう!
「ちっともお金がたまらない」と嘆くアナタ。今の時代は節約だけでは、家計はラクになりません。「節約、節約」とがんばるのは、もうほどほどにしませんか?
この本では、先行き不安な今の時代に、上手にためて、上手に使うためのお金の知恵を紹介します。知っておけばトクをする。あくせくしなくても、もう大丈夫!
家計管理が苦手な人でも、ちゃんとお金がたまっていく!

2008.09.01発売
8時50分・愛の決戦
講談社X文庫ホワイトハート
銀行員の苦悩を描くトラブル・ロマンス第3弾!!
葵(あおい)銀行と鳳(おおとり)銀行が合併することになってしまった。そのうえ、なぜかあの林が、藤芝たちと同じ支店に異動してきたのだ。ことあるごとに椿本とのあいだを邪魔する林に、気の休まらない藤芝。「おまえは健気(けなげ)だよな。椿本さんは浮気してるっていうのにさ」林のそんな台詞(せりふ)もまともにとりあわなかった藤芝だが、否定しきれない決定的な場面を見せつけられて──。

2008.09.01発売
午前0時・愛の囁き
講談社X文庫ホワイトハート
葵鳳(あおいおおとり)銀行に勤めて2年目の藤芝遼太郎は、同じ営業課の椿本崇と付き合っていた。そこに飛び込んできた、林グループ銀行業進出のニュース。やがて行内には、藤芝がその新たな銀行へ移るという噂が流れ、彼を精神的に追い詰める。「おまえを手に入れるためなら、俺はなんだってやる!」林グループの御曹司・林秀幸は、藤芝への思いを諦めず、ついに強引な手段に出て──。

2008.09.01発売
豆腐屋の四季
講談社文庫
泥のごとできそこないし豆腐投げ怒れる夜のまだ明けざらん――零細な家業の豆腐屋を継ぎ、病弱な身体を酷使する労働の日々、青春と呼ぶにはあまりに惨めな生活の中から噴き上げるように歌は生れた。そして稚ない恋の成就……60年代の青春の燦きを刻して世代を超えて読み継がれた感動のベスト・セラー!

2008.08.08発売
横しぐれ
講談社文芸文庫
父と、黒川先生とが、あの日道後の茶店で行き会った、酒飲みの乞食坊主は、山頭火だったのではなかろうか。横しぐれ、たった1つのその言葉に感嘆して、不意に雨中に出て行ったその男を追跡しているうちに、父の、家族の、「わたし」の、思いがけない過去の姿が立ち現れてくる。小説的趣向を存分にこらした名篇「横しぐれ」ほか、丸谷才一独特の世界を展開した短篇3作を収録。

2008.08.08発売
小説太平洋戦争(6)
玉砕の悲報があいついで大本営に飛びこみ、東条内閣は崩壊した。次なる小磯国昭内閣も戦争終結への策は取り得ず、サイパンを陥した米軍主力はフィリピンに迫って、苦境はさらに続く。もはや海と空の戦いに残されたのは、戦争史上例を見ない特攻作戦のみであった。神風・神雷特別攻撃隊、ついに出撃!

2008.08.08発売
小説太平洋戦争(5)
全戦線で日本軍の疲弊が目だちはじめたころ、ビルマでは牟田口第15軍指令官の怒号一喝、インパール作戦の火ぶたが切られた。しかし、思わぬ作戦齟齬(そご)の罠が待ちかまえていようとは!柳田第33師団長の作戦変更の要求、そして佐藤第31師団長の“抗命事件”。炎熱と飢餓のなかで戦う将兵の胸中は……。

2008.08.08発売
小説太平洋戦争(4)
米軍の南太平洋諸島への反撃は、圧倒的物量とともに予想以上の速さだった。ガダルカナル、ニューギニア──退路のない南の島で、弾薬、食糧の補給が尽きた日本軍は、たちまち泥地獄に追いこまれる。ガ島ではかろうじて掉尾の撤退作戦だけが成功を見たが、苦闘の中にこそ指揮官の真の姿が現われていた。

2008.08.08発売
人間の檻 獄医立花登手控え(4)
講談社文庫
病気の亭主に代って、店を取り仕切る女房おむらに挑みかかった槌屋彦三郎の頸をしめた手代新助は、情状を汲まれて八丈遠島と決まった。新助の身を案ずるおむら。一件落着と見えた事件の裏には、匂うような女の性が……(「女の部屋」)。颯爽、柔の冴えで悪に挑む好評シリーズ・獄医立花登手控え、ここに完結!

2008.08.08発売
愛憎の檻 獄医立花登手控え(3)
講談社文庫
御存じ小伝馬町の青年獄医立花登シリーズ第3弾。娘の重病を治してもらったお礼にと、登に未解決の3年前の1家7人殺しの情報をもらした、入牢中の鋳かけ屋嘉吉が殺された。牢の中に兇悪な殺人者が……犯人を追って江戸の町を駆ける登(「奈落のおあき」)。起倒流の柔術の技と推理が冴える話題の連作集。

2008.08.08発売
風雪の檻 獄医立花登手控え(2)
講談社文庫
登と同じ鴨井道場の三羽烏のひとり新谷弥助の身に、いったい何が起こったのか。道場に行くと言って家を出るが、実は深川の地回りの男たちと飲み回っているという。弥助の行方を追う登の前に立ちはだかる悪。その背後に見えかくれする弥助の影──。獄医立花登が人情味豊かに事件を解く好評シリーズ第2弾。

2008.08.08発売
寿の巻・まんじゅうぎらい

2008.08.08発売
春秋の檻 獄医立花登手控え(1)
講談社文庫
島送りになる若者の頼み事。無実を訴える男の正体。御家人毒殺未遂の真相。恋人を刺した女囚の愛憎。さまざまな暗い人間模様が江戸小伝馬町の牢屋に持ちこまれる。小さな罪の背後にうごめく大きな悪。心優しい青年獄医立花登が市井の人情も細やかに、柔術の妙技と推理の冴えを見せて事件を解く時代連作集。

2008.08.01発売
5時10分から恋のレッスン
講談社X文庫ホワイトハート
あいつにも、そんな声を聞かせるんだな!?銀行員の苦悩を描くトラブル・ロマンス第2弾!!
「言っただろう、これはお仕置きだって」椿本さんは、俺の胸についた赤い印を忌ま忌ましそうに睨んでいた。入行1年目の藤芝に任された取引先が、突然業績不振に陥った。その原因が林グループにあると聞き、直接林に怒りをぶつける藤芝。
親父(おやじ)に口を利いてやる──協力的な姿勢を見せる林の言葉で、すべてが解決に向かうと喜んだのも束の間、ある条件を求められ……。