新刊書籍
レーベルで絞り込む :

1994.11.10発売
宇宙のみなしご
あなたと手をつなぐ人がきっと、いる。
真夜中の屋根のぼりは、陽子・リン姉弟のとっておきの秘密の遊びだった。やがて、思いがけない仲間がくわわって……。
わたしだって知っていた。いちばんしんどいときはだれでもひとりだと知っていた。だれにもなんとかしてもらえないことが多すぎることを知っていた。だからこそ幼い知恵をふりしぼり、めちゃくちゃでもやりたいようにやってきた。小人たちの足音に耳をすまして、自分もいっしょに走ろうと、走りつづけようと、やってきた。(本文より)
1994.11.10発売
快感ダイエット~太る脳、やせる脳~
ダイエット成功の鍵は、幸福な心とやせる脳体重・体型をコントロ-ルするのは脳である。ストレスが人間本来のプログラミングを歪ませる。心が幸せにならない限り痩せられない。人生観を変えるダイエット法

1994.11.10発売
クレヨン王国 超特急24色ゆめ列車
青い鳥文庫
わたしは、いま、350ぴきのオタマジャクシを育てている。金魚のA金という先生もつけてやった。そろそろ、田に放さなければ……。でも、日でりつづきで、水のない田ばかり。 とほうにくれた、わたしの目の前に、雨雲をつれた巨大なSLが――。太平洋戦争のころ、友だちの林少年が、希望をこめて24色クレヨンでかいた「ゆめ列車」がやってきた!

1994.11.10発売
サンタクロ-ス失踪事件
青い鳥文庫
デパートのスポーツ用品コーナー主任、ベレブルグ氏が、12月のある夜、サンタクロースの衣装をつけたまま、すがたをけした。クレンツ警部は、おかしなことをいっているマイヤー氏と、この事件は関係がある――とにらんだ。事件のカギは、サンタクロースと大きな赤い指輪らしい。サンタクロースは犯人?それとも被害者?
1994.11.08発売
あなたのお耳に
文芸(単行本)
「小説の魔術師」がかなでる7つの変奏曲!あなただけのお耳に入れますが、この話を聞いた方はまちがいなく死ぬのです――。直木賞作家が変幻自在の語り口で誘う奇妙な、奇妙な出久根ワ-ルドにようこそ!
1994.11.08発売
フリ-マントルの恐怖劇場
文芸(単行本)
フリ-マントルが放つ一級ホラ-小説12篇スパイ小説の第一人者、B・フリ-マントルがホラ-ノヴェルに挑んだ傑作短篇集。怪奇、奇譚、伝奇。世にも不思議な物語の数々をまとめた恐怖の読み切り12篇。

1994.11.07発売
「嘘ばっかり」で七十年
社会主義・共産主義とは何だったのか、それは日本に何をもたらしたのか
ロシア革命から70余年、大いなる歴史の転換期の今、世界を揺るがした“正義の仮面”を剥ぎ取り、人間性を見つめて考える。これぞ、21世紀へ向けての見方、考え方の羅針盤。
時代が変わる。
世界が変わる。
現代はおおいなる転換期である。今までの常識が通用しなくなった。新しい時代に即応した生き方が求められる。
この轟々たる大変化の原因はなにか。それは、冷戦の終結、という事態である。では、冷戦とは一体なんであったか。冷戦の正体を突きとめようではないか。
更には、冷戦の期間中に知らず知らずわれわれの常識となってしまった迷妄を冷静に洗い出して、それを清算しようではないか。
考え方を大きく変えよう。
人間社会の実態を見つめよう。そのために、今さしあたって、これだけは頭に入れておかねばならないポイントだけを提示してみたい。
1994.11.07発売
くまのプ-さんダイアリ-
講談社の絵本
くまのプ-さんと仲間達の楽しい自由日記帳プ-さんが大好きという読者のための自由日記帳。毎日のできごとや家族・友人の記念日など、なんでも書いて大切な思い出に。プ-さんの絵に心がほっとなごみます

1994.11.07発売
イシイ・タカシの世界
写真集・画集
──南スペインの光と風と──
人が人らしく生きるとは……。人と自然とのあるべき姿とは……。輝く太陽のもとスペインに渡って20年。放浪を続けてきた画家、石井崇が描く“心の旅路の軌跡”!
30代になろうとしたとき、好きな絵を描いて生きていこうと決めた。好きなことをして好きに生きていく、とはいっても、好きなことがそれで生きていく術ではけっしてない。食べていくのは大変そうである。でも、それについては、悲観論者でも楽観論者でもなかった。好きな絵を描くことをどのように続け、どのように磨いていくかだと思った。そして、とどのつまりスペインに行くことに決めた。スペインの輝く太陽のもと、すべてのしがらみを捨てて絵を描く、そのような生き方にした。──「PART 1」より
1994.11.07発売
ブレインサイエンス最前線1995年
内容・読みやすさ共に好評の報告集95年版多くの学生・研究者に向けての最先端、十の機関からの研究報告。読みやすいと好評の94年版同様、大きい項目に分類、整理して編集。「最前線」が「わかる」1冊

1994.11.04発売
江戸お留守居役の日記
講談社文庫
江戸の萩藩お留守居役・福間彦右衛門の日記「公儀所日乗」。この第1級史料をもとに、藩邸生活の実態、藩の命運かけてたたかう外交官=留守居役の実像などを、新進気鋭の歴史学者があきらかにする、歴史ノンフィクション。根廻し、裏工作など、現代社会の原像がかいま見える好著。日本エッセイストクラブ賞受賞作。

1994.11.04発売
モリさんの釣魚三昧
講談社文庫
釣りバカを自称するあなたへ贈る書。坊主礼賛、魚信喝采、釣果万歳、釣友漫歩──これぞモリさん流釣りの極意。
釣りを楽しむには理屈はいらぬ。たとえボウズでも、それも釣りの魅力の1つと考え、入れ食いのあの甘い感覚をいつまでも追い続ける。さりとて釣果はほどほどをもって最上となし、釣り名人とは、ときどき魚がよく釣れる人と心得る。旬の魚を自分流にさばきそれを味わう。これぞ釣りの醍醐味に他ならない。

1994.11.04発売
コミック昭和史(8)高度成長以降
講談社文庫
日本列島改造論が吹きあれ、コンクリートの街があちこちに。そこへ石油ショックが襲い、たちまち狂乱物価と物不足が発生する。政界ではロッキード事件、リクルート事件に象徴される汚職がはびこる。昭和はどこへ行く。天皇崩御の悲しみと共に自らの還暦をふり返る。庶民の眼で捉えた画期的「昭和史」全8巻。
「昭和」の歴史は大きな犠牲をはらって得た「もう戦争はしてはいけない」という重い教訓の歴史だった。ふたたび過ちを犯してはいけない。

1994.11.04発売
コミック昭和史(7)講和から復興
講談社文庫
講和条約が結ばれると同時に、日本はアメリカと同盟関係に入る。安保条約が批准される。もはや戦後ではないといわれたが、漫画を描く貧乏生活は終わらない。60年安保騒乱、東京オリンピックの開催、東大紛争、ベトナム戦争の泥沼化など内外の激動が続く。高度成長の陰で、水俣病が発生し、公害問題が深刻化する。
戦後の日本を大きく変えたのは昭和39年10月10日から開かれた東京オリンピックだった。そのために首都東京が整備され東京──大阪間を4時間で結ぶ新幹線が開通した。

1994.11.04発売
心のある家
講談社文庫
ナナカマドの街から贈る感動の1冊。
過ぎゆく日々、澄み切った心境を映して孤独な魂に呼びかける愛のメッセージ。
「年々四季の風景が身に沁みるようになった。残り少ない命を、私の知らぬ私が、本能的に鋭く深く感じ取っているのだろうか。行きずりの子供の姿に幼き日に死んだ妹を思ったり、青空の下に真っ赤に染ったナナカマドの紅葉を見上げたり……」過ぎゆく日々、心に映る風景を書き留めた、愛と祈りのエッセイ集。

1994.11.04発売
森に訊け
講談社文庫
地球規模で進む、恐るべき森林破壊の実態を明かす、迫真のルポ。日本各地の原生林、アマゾンのジャングル、ドイツの黒い森、マレーシアの熱帯雨林が、見る間に失われていく。自らの足と目で調査するにつれ、背筋が寒くなるような焦燥感に襲われる。ほんとに人類は何をしているのか? まず森に訊け! 野放図な伐採、酸性雨など、現場に立って、世界の環境問題を根底から問いなおす。

1994.11.04発売
彼女の夕暮れの街
講談社文庫
由美子は旅行代理店に勤めるOL。美しく賢い29歳。何かもの足りなさは感じていて、誘いもいろいろあるのだけれど、何となく気がすすまない。ある日、ふと寄った酒場で、柳川という顎の長い編集者に出会って……。一女性の心の移りかわりと戸惑いーー男性との出会い、恋心を抱き、育てていく過程を、見事に描いた連作短編集。表題作を含め14作収録。一歩ずつ恋を育てて大人になっていく、彼女の恋の行方は……。
美しいゆえに満たされないOLが出会う恋愛可もなく不可もない毎日。声をかけてくる男性と食事をしても由美子の心は満たされない。不倫の末に家を出た叔父や年上の編集者との会話の中に見つけたものは…。

1994.11.04発売
最上の地
講談社文庫
少女が車で爆殺された。私立探偵ハンナが事件を追うと、真の標的は少女の父シェパード博士と判明する。ガン撲滅の研究家がなぜ狙われる?犯行はIRAか動物愛護協会過激派の仕わざに見えるがハンナ自身の周辺にも、周到に張りめぐらされた罠が迫る。果たして真犯人は?英国推理作家協会賞受賞の傑作。

1994.11.04発売
単位物語
講談社文庫
今回は単位の常識を切り刻む! 温度、圧力、エネルギー……日頃なにげなく使っている常識=単位の奥底に潜む、ムイミな意味のかずかず。『お金物語』につづき、知ってるつもりで毒されている「単位」に着目。素朴な疑いから日常生活をふり返り、「科学」に隠された笑いをあばき出す、清水ワールドを存分にお楽しみ下さい。何気なく使うその記号にワナがある!

1994.11.04発売
サラリ-マン裏忠臣蔵
講談社文庫
現代の忠臣たちの暗躍劇。あまりに酷い吉良・日本中央銀行名誉頭取の仕打ちに、地方銀行トップクラスの浅野銀行頭取が切りつけた。浅野銀行を潰されてなるものか! 胸のすく現代版忠臣蔵。(講談社文庫)
銀行が潰される!
現代の忠臣たちの暗躍劇。あまりに酷い吉良・日本中央銀行名誉頭取の仕打ちに、地方銀行トップクラスの浅野銀行頭取が切りつけた。浅野銀行を潰されてなるものか! 胸のすく現代版忠臣蔵。