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グルメ列車殺人事件
1991.07.04発売
グルメ列車殺人事件
著:山村 美紗
講談社文庫
カフェテリア付き新幹線の個室で、キャサリンと恋人浜口が旅情を満喫していると、隣室で男が怪死!そこは完全な密室のはずだった。男が京都の証券マンで女連れだったことを知り、キャサリンたちは事件を追うが、そこへ次の密室殺人が……。華麗な探偵キャサリンを描く秀作集。
電子あり
アルプス誘拐ルート
1991.07.04発売
アルプス誘拐ルート
著:西村 京太郎
講談社文庫
アルプスを望む列車で誘拐犯と十津川が対決! ーー実業家の愛娘が、学校から、迎えの外車とともに消えた。そして数時間後、父親に、1億円の身代金を要求する電話が来る。やはり、巧妙な誘拐事件だった! 翌朝、現金を持った父親は、犯人の指示通り、新宿駅から急行「アルプス号」に乗り、十津川警部らもひそかに後を追うが、展開は意外や……。旅情推理の白眉。
電子あり
そして誰かいなくなった
1991.07.04発売
そして誰かいなくなった
著:夏樹 静子
講談社文庫
豪華クルーザー“インディアナ号”に5人の客が招待されたが、出航の夜のにぎやかな晩餐に、突然、不気味な声が侵入する。各々の、秘めた罪を告発するそれは、クリスティの、有名な予告殺人小説と酷似し、船内は恐怖に凍りつく。果たして、1人、また1人と乗客が殺されていって……。画期的本格推理長編。
御手洗潔の挨拶
1991.07.04発売
御手洗潔の挨拶
著:島田 荘司
講談社文庫
嵐の夜、マンションの11階から姿を消した男が、13分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男は殺されるために謎の移動をしたのか? 奇想天外にして巧妙なトリックを秘めた4つの事件に名探偵・御手洗潔が挑む短編集第1弾。 嵐の夜、マンションの11階から姿を消した男が、13分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男は殺されるために謎の移動をしたのか?奇想天外とみえるトリックを秘めた4つの事件に名探偵御手洗潔が挑む名作。
電子あり
漂泊の楽人
1991.07.04発売
漂泊の楽人
著:内田 康夫
講談社文庫
妹・肇子の縁談をよろこぶべき兄が死んだ。俺が死ぬようなことがあったらワープロでフルネームを打ってくれ、と言い遺して。涙の渇くまもなく、今度は母が殺された。ワープロに残されていたのは新潟の一地方、月潟村の風土誌。浅見光彦は肇子とともに、謎をひもとくために母の生地、月潟村を訪れるが……。(講談社文庫) 消されたワープロを追う浅見光彦の名推理。失職した兄が良縁にとまどう肇子に謎の言葉を遺して死んだ。愛用のワープロでフルネームを打ち出してくれという。だがそこには月潟村の記事があるだけだった。
随筆 八十八
1991.07.03発売
随筆 八十八
著:中川 一政
講談社文芸文庫
“身体ごと芸術家なるべし”洋の東西の絵画・美術の枠を超え、芸術の常識に立ち向かい、真の“感動”を追求する著者が、好きな書画、友人の思い出、自己の写生道、独学の精神を説く画文一致の豊潤な世界。88歳の“祝い”に、最新エッセイ25篇と本多秋五との対談、絵画・書・篆刻等の図版を加え、中川一政が刻する、気魄漲る芸術境の1冊。
兵隊宿
1991.07.03発売
兵隊宿
著:竹西 寛子
講談社文芸文庫
乗船直前、自分の家に泊った3人の出征将校の姿に、未知の大人たちの世界を知り微妙に変わる少年の心の襞。川端康成文学賞受賞「兵隊宿」と、「少年の島」「流線的」「緋鯉」「虚無僧」ほか共通の主人公による9つの短篇群。『往還の記』『式子内親王・永福門院』等、日本の古典を材に優れた評論を持つ著者の『儀式』『鶴』に続く代表的名篇。
電子あり
月の宴
1991.07.03発売
月の宴
著:佐多 稲子
講談社文芸文庫
雪の残る屋根の向うに、赤くきらきら光る新月の背後から、80年の人生の重みをかけた一齣一齣は現われ、身内に鮮烈な記憶をよび起す。「雪景色の上の新月」ほか「月の宴」「親子の旅」「『たけくらべ』解釈への一つの疑問」「中野重治」「芥川龍之介」など、激しい体験をくぐりぬけた著者が、折々に出会った文学者・知己との思い出を静謐に語る、エッセイ49篇。波乱の人生、折々の思い出……。読売文学賞受賞作品。
電子あり
骨の肉・最後の時・砂の檻
1991.07.03発売
骨の肉・最後の時・砂の檻
著:河野 多恵子
講談社文芸文庫
生の深奥を抉る明晰な衝撃。河野文学の中期秀作群ーー初期作品「美少女」「幼児狩り」、芥川賞受賞作「蟹」から、話題の『みらい採り猟奇譚』まで、著者の誠実な文学的展開の中で、中期と呼ぶべき中・短篇群。特に世評高い名篇「骨の肉」ほか、女流文学賞受賞の「最後の時」、更に「砂の檻」ほか4篇収録。男と女の関係、特に子供のいない女・妻と男・夫の関係を描き、抉り出されてくる生の深奥の類例のない明晰な衝撃。
電子あり
生きている心臓(下)
1991.07.02発売
生きている心臓(下)
著:加賀 乙彦,装丁:永原 康史,装画:大沼 映夫
文芸(単行本)
脳死と心臓移植を医師信仰者の立場から描く脳死者の生前の意志を尊重して心臓移植に同意する遺族と,諸々の迫害を排除して施術に踏み切る医師たちの心の葛藤と,前途に光明を予感させる終末を描く長篇小説
生きている心臓(上)
1991.07.02発売
生きている心臓(上)
著:加賀 乙彦,装丁:永原 康史,装画:大沼 映夫
文芸(単行本)
最も今日的なテ-マ心臓移植を描く長篇小説心臓移植の提供者と受益者の立場と,最先端医療に携わる医師の立場そして各自の信仰の立場から,作家・精神病医加賀乙彦がヒュ-マニスティックに描く話題長篇.
ラ・アルカリアへの旅
1991.07.01発売
ラ・アルカリアへの旅
著:カミノ.ホセ・セラ,訳:有本 紀明,装丁:三嶋 典東,装画:堀越 千秋
文芸(単行本)
ノ-ベル文学賞受賞作家の待望の文学紀行.スペインという国の最も本質をとらえたと絶賛をあびた文芸紀行.旅人である著者は,歩きながら,マドリ-ドに隣接するラ・アルカリア地方の風土と人間を見つめる
丹後半島鬼駒殺人
1991.07.01発売
丹後半島鬼駒殺人
著:山村 正夫,装丁:熊谷 博人,装画:野中 昇,装画:村上 豊
講談社ノベルス
大江山酒呑童子伝説の影に潜む連続殺人事件酒呑童子伝説に関わる財宝のありかを示すといわれる将棋の駒.その鬼駒とよばれる駒を所有していた男が,バラバラ死体となって発見された.伝奇トラベル推理.
東京―上野3.6キロの完全犯罪
1991.07.01発売
東京―上野3.6キロの完全犯罪
著:峰 隆一郎,装丁:熊谷 博人,装画:野中 昇
講談社ノベルス
死体と血が別々の列車で運ばれた謎に挑む!同時,同時刻に博多から東京を目指したブル-トレインと札幌から上野へ向かった寝台特急に他殺死体と血が別に分けられて発見された!前代未聞列車トリック!
赤い列車の悲劇
1991.07.01発売
赤い列車の悲劇
著:阿井 渉介,その他:熊谷 博人,装丁:辰巳 四郎
講談社ノベルス
列車と乗客を消した著者が遂に駅を消します始発電車の運転手は最初の駅があるベき地点に駅がないのを,三つ目の駅の駅員は定刻になっても電車の姿がないのを知る.駅,電車,乗客全てが消失したのだ!
寝台特急「北斗星」0文字の殺人
1991.07.01発売
寝台特急「北斗星」0文字の殺人
著:矢島 誠
講談社ノベルス
犯人の名は「0」.空白の部分に潜んでいる「北斗星1号」で発見された死体の男は,死の間際,「犯人は」とだけ書き残して死んだ.書かれていない名前の部分に,実は驚くベき犯人像が潜んでいた‥‥!
津和野の殺人者
1991.07.01発売
津和野の殺人者
著:中町 信,その他:熊谷 博人,装丁:辰巳 四郎
講談社ノベルス
津和野で待つ男が握る女医殺しの真相! 銀行強盗の強奪金を猫ババした犯人の高笑いが聞こえる津和野ツア-.二人の犠牲者が残したダイイングメッセ-ジの謎.記述トリックの名手が放つ書下ろし本格推理
特救指令ソルブレイン(5) かえってきたウインスペクター
1991.06.28発売
特救指令ソルブレイン(5) かえってきたウインスペクター
編:講談社,撮影:大島 康嗣,撮影:須釜 龍之,構成:ぼるぼっくす
講談社の絵本
空飛ぶマグロ 海のダイヤを追え!
1991.06.28発売
空飛ぶマグロ 海のダイヤを追え!
著:軍司 貞則,装丁:川上 成夫,装画:鈴木 勝久
一攫千金を夢見る男たちの着想と商魂をルポ大西洋北米沖,地中海アフリカ沖,トルコ沖から築地へ空輸されてくる日本人の大好物本マグロのビジネスに携わる人々と賭に似たその商売の魔力を生き生き描き出す
楽しいムーミン一家 ふしぎなぞなぞえほん
1991.06.28発売
楽しいムーミン一家 ふしぎなぞなぞえほん
編:講談社
講談社の絵本