新刊書籍
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1989.09.07発売
棚から落ちて来た天使
講談社文庫
ふとした拍子に助けた少女が、なんと人気絶頂のアイドル歌手細原ゆかりだった。しかも彼女から、結婚したい相手と宣言され、平凡なサラリーマン小田桐は、夢の世界にいる心境……。だが、そのうち事件が続発、ゆかりも小田桐も何者かに生命を狙われ始める。はたして奇妙なふたりの愛の行方は?
1989.09.06発売
三年坂
文芸(単行本)
故夏目雅子に捧げる夫君の注目の第一作品集夏の日、中国山脈の山あいを母と越えて行った少年.いまは亡きその母が京都の三年坂に忘れていったものとは? ゆるぎのない文章と清冽な情感に支えられた傑作集
1989.09.06発売
追憶のル-ト19
講談社文庫
いつになくセンチメンタルな6つの短編集。風に乗ってやってきて去っていった女たち、孤独な父とぼく、そして男友だち――。ちょっとウェットな関係を清算するため、マシンでルート19をぼくは走りぬける

1989.09.06発売
フグと低気圧
講談社文庫
ただならぬ気配を感じて、ニンゲン椎名は考えた。シベリアの猛蚊の中、ウズマキカトリ線香の超デザインを。ゴムゾーリの快適度と社会容認度の負の相関性について。そして、男がセビロ1着買うのに支払う巨大な代償――。極私的視線と独自の思考回路を駆使し、怪しい世間に挑戦する日記拡大的文章全1巻。

1989.09.06発売
トヨタシステム トヨタ式生産管理システム
講談社文庫
規模・業種を問わず、あらゆる企業が高収益を可能にできる生産管理方式の秘密は何か? 企業体質改善ノウハウを体系化するーー企業体質改善のノウハウを初めて科学的に体系化した唯一の書。トヨタグループを徹底取材し、世界的に有名となったトヨタの生産管理システム、いわゆる「かんばん方式」の詳細を可能にし、規模・業種問わず、あらゆる企業が応用できる秘密は何か? 日経・経済図書文化賞受賞作品。

1989.09.06発売
記録された殺人
講談社文庫
ユーモアとサスペンスあふれる、軽快な都会派ミステリーの魅力。中央公園の微速度撮影を担当した調査会社を1人の男が訪れ、フィルムを奪おうと社員と格闘して死んだ。巧妙な伏線を張りめぐらせた表題作ほか、「密室の抜け穴」「アウト・フォーカス」等、単行本未収録の珠玉作6編を収める文庫オリジナル版。
1989.09.06発売
人類愛に捧げた生涯 人物近代女性史
講談社文庫
命を賭して他の幸福のため愛を捧げた女たち「小島の春」小川正子、エスペランティスト長谷川テル、サンダース・ホームの沢田美喜、アイヌ問題のバチェラー・八重子、山口ナオ、九條武子等6人の奉仕の生涯
1989.09.06発売
明治女性の知的情熱(人物近代女性史)
講談社文庫
男を内助に因習に抵抗し意志を貫いた女たち女医第一号荻野吟子,中村屋サロンの相馬黒光,近代美人画の上村松園,翔んでいる女宮田文子,婦人解放理論家山川菊栄そして和田英,河原操子等6人の数奇な生涯
1989.09.06発売
中嶋悟・俺だけの運転テクニック
1989.09.06発売
間違いだらけのAT車テクニック
1989.09.06発売
間違いだらけの4WD車テクニック
1989.09.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(17)ターボラガーとうじょう!
講談社の絵本
1989.09.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(16)ターボレンジャーのひみつ30
講談社の絵本
1989.09.05発売
秋櫻子とその時代
昭和俳壇を築きあげた俊秀水原秋櫻子の半生「ホトトギス」を率いる師・高浜虚子との確執,「馬酔子」独立までの秋櫻子の闘いを,当時の文代の面影を映しながら多彩に描いた,俳句が身近になる待望の一冊
1989.09.05発売
評論家ごっこ
世相百相を叱る斬るグチる怒るほめる嗤う!著者自らが百の評論家と化し、評論家好きの現代人になり変って世相に体当り。評論家評論家、乳首評論家、禁煙評論家、タクシー評論家、排泄評論家、遺書評論家他
1989.09.05発売
C・W・ニコルの黒姫日記
文芸(単行本)
黒姫高原での生活を描く新作自然エッセイ集黒姫高原での生活で体験した自然に対するさまざまな思いを、著者独特のユーモアとウィットをまじえて描く自然エッセイ。著者自身によるイラストも収録。
1989.09.05発売
女のことわざ辞典
文芸(単行本)
「ことわざ」の真実を女性向けに軽妙に活写古来伝わることわざには、現代に生き続ける言葉が数多くある。著者自身の体験をもとに時には辛辣に、時にはユーモラスに説きあかす、林真理子版ことわざエッセイ
1989.09.05発売
新訂 建武年中行事註解
講談社学術文庫
宮中の年中・日中の儀や行事を網羅した宝典本書は、建武年間、後醍醐天皇が撰述した宮中行事の書に『官職要解』の和田博士が簡潔丁寧な考証を付した註解本である。日本の伝統文化を見直す歴史的名著の復刊

1989.09.05発売
日本語と世界
講談社学術文庫
高く揺ぎなく聳える本居宣長の国文学。しかし著者はその根底に、若き日の宣長を新しい学問へと駆り立ててやまなかった人間の熱い秘密を探り当てる。人は何のために学問をするのか。学問とは何か。根源的な疑問に答える巻頭講演を初め、上代文法・日本語系統論など11の論文を収録。既に巨きな業績をあげながらなお未知の真実の解明を目指して前進する著者の、方法と行動と情熱が凝縮した論文集。

1989.09.04発売
新・平家物語(十四)
平家には、もう明日はなかった。さかまく渦潮におのれの影を見るごとく、壇ノ浦に一門の危機感がみなぎる。寿永4年3月24日の朝、敵味方のどよめきのうちに戦は始まった。単なる海戦ではない。海峡独特の潮相と風位の戦である。潮をあやつり、波に乗るもの、義経か知盛か――。その夜の星影も見ず、平家は波騒(なみさい)に消えた。波の底にも都の候う、との耽美的な一語を残して。
明日なき平家一門、壇ノ浦に危機感が漲る! 三月二十四日早暁、戦は始まった。だが、単なる海戦ではない、海峡の戦である。潮を操り、波に乗るもの、義経か知盛か。波の底にも都の候う――落日の平家絵巻。