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大陸と海洋の起源
1990.01.08発売
大陸と海洋の起源
著:A・ウエゲナ-,訳・解説:竹内 均,装丁:志賀 紀子
講談社学術文庫
名著、復刊。 1910年のある日、世界地図を眺めていたウエゲナーは、大西洋をはさんだ両大陸の海岸線がジグソーパズルのようにピタリと照応するのに気づいた。「大陸移動説」の着想が生まれた瞬間である。その後幾多の曲折を経て、「移動説」は現代地球科学の基礎理論として重要な地位を占めるに至った。本書はウエゲナーの原テキストを竹内博士が全訳し、各章ごとに詳細な補足・解説をほどこした“決定版”である。
螺旋館の殺人-「盗作のロンド」
1990.01.05発売
螺旋館の殺人-「盗作のロンド」
著:折原 一,装画:辰巳 四郎,装丁:熊谷 博人
講談社ノベルス
新しい大トリック! 驚天の本格推理長編!数々の怪異を噂される螺旋館を亡父から受け継いだ青年が六人の友人を招いて開いた晩餐会で起る連続殺人! 推理界の俊英が構築した驚くべきトリックの大迷宮!
結婚記念殺人事件
1990.01.05発売
結婚記念殺人事件
著:赤川 次郎,装丁:熊谷 博人,装画:浅賀 行雄
講談社ノベルス
大貫・井上コンビシリーズ、待望の第6弾!結婚記念日に人でも殺そうと計画、ホントに殺してしまった夫婦がいた。犯人はこの日近くのホテルで挙式した200組の中にいる、と確信する大貫だが。他3編収録
松山着18時15分の死者
1990.01.05発売
松山着18時15分の死者
著:津村 秀介,装丁:熊谷 博人,装画:野中 昇
講談社ノベルス
探偵役・浦上伸介が、捜査線上に浮かんだ!雑誌の取材のため松山に降りたったルポライター・浦上伸介を待ち受けていたのは、死体と犯人の周到な罠だった。姿を見せない真犯人の鉄壁のアリバイを崩せるか!
神州天馬侠(三)
1989.12.26発売
神州天馬侠(三)
著:吉川 英治
武勇すぐれた伊那丸主従であったが、その軍備も蟷螂の斧に似て、最後の砦、小太郎山も敵手に陥ちた。平和な緋おどし谷に、乙女らは胡蝶の陣を組む。そして舞台は、甲斐から武蔵へ――。御岳山上の兵法大講会に、武田一党は如何なる波瀾を呼ぶか?この小説の楽しさの1つは、読者の空想を羽ばたかせること。読者みずから竹童、蛾次郎とともに、鷲のクロに乗ることも……。
電子あり
宮本武蔵(八)
1989.12.26発売
宮本武蔵(八)
著:吉川 英治
当初、200回ぐらいの約束で、新聞連載が開始されたが、作者の意気込み、読者・新聞社の熱望で、1000余回の大作に発展した。一度スタートした構成を途中から変えることは至難だが、さすがは新聞小説の名手。ただし構成は幾変転しようと、巌流島の対決で終局を飾ることは、不動の構成であった。作者が結びの筆をおいたとき、12貫の痩身は、10貫台に――。文字通り、鏤骨(るこつ)の名作。
電子あり
宮本武蔵(七)
1989.12.26発売
宮本武蔵(七)
著:吉川 英治
わが国の新聞小説で『宮本武蔵』ほど反響をよんだ小説はないであろう。その1回1回に日本中が一喜一憂し、読者は武蔵とともに剣を振い、お通とともに泣いた。そしていまひとつ気になる存在――小次郎の剣に磨きがかかればかかるほど、読者は焦躁する。その小次郎は、いち早く細川家に仕官するという。宿命の敵、武蔵と小次郎の対決のときは、唸りをうって刻まれてゆく。
電子あり
宮本武蔵(六)
1989.12.26発売
宮本武蔵(六)
著:吉川 英治
長い遍歴をともに重ねてきた城太郎は、木曽路でぷっつり消息を絶ち、武蔵は、下総(しもうさ)の法典ヶ原で未墾の荒野に挑む。恃(たの)むべき剣を捨て、鍬を持った武蔵。これこそ一乗寺以後の武蔵の変身である。相手は不毛の大地であり、無情の風雨であり、自然の暴威であった。――その頃、小次郎は江戸に在って小幡一門と血と血で争い、武蔵の“美しい落し物”も、江戸の巷に身を寄せていた。
電子あり
横しぐれ
1989.12.26発売
横しぐれ
著:丸谷 才一
講談社文芸文庫
父と、黒川先生とが、あの日道後の茶店で行き会った、酒飲みの乞食坊主は、山頭火だったのではなかろうか。横しぐれ、たった1つのその言葉に感嘆して、不意に雨中に出て行ったその男を追跡しているうちに、父の、家族の、「わたし」の、思いがけない過去の姿が立ち現れてくる。小説的趣向を存分にこらした名篇「横しぐれ」ほか、丸谷才一独特の世界を展開した短篇3作を収録。
電子あり
時間
1989.12.26発売
時間
著:黒井 千次,解説:秋山 駿
講談社文芸文庫
或る日突然変貌し、異常なまでに猛烈に働き出す男。会社を欠勤し自宅の庭の地中深く穴を掘り始める男。企業の枠を越え、生甲斐を見出そうとする男。高度成長時代に抗して、労働とは何かを問い失われてゆく〈生〉の手応を切実に希求する第1創作集。著者の校訂を経て「花を我等に」「赤い樹木」を加えた新版・6篇。芸術選奨新人賞受賞。
電子あり
創竜伝(5) 蜃気楼都市
1989.12.26発売
創竜伝(5) 蜃気楼都市
著:田中 芳樹
講談社ノベルス
日本海を臨む美しい学園から、竜堂四兄弟にSOS!そこは悪の巣窟、黒い私兵の生産工場! 謎の転校生として潜入した三弟・終は久々のバトルに胸躍らせるが、つかみきれぬ敵に長兄・始も苦闘! またしても四兄弟に卑劣な罠を仕掛ける巨悪どもよ、若きドラゴンたちの怒りを知れ! 本当にお待たせの第5弾特別篇!
琵琶湖周航殺人歌
1989.12.26発売
琵琶湖周航殺人歌
著:内田 康夫
講談社ノベルス
湖面に臨む高級リゾートホテルでの、老人の物悲しい独唱が、恐ろしい連続殺人の発端だった。「琵琶湖の水を守る会」のリーダーが密室で殺され、美しき未亡人への疑惑が深まる。しかし東岸と西岸で同時刻に、第2第3の殺人が起こり、「殺人歌」に秘められた衝撃の過去が浮かびあがる! 浅見光彦の鮮やかな推理!
改訂新版 青春の門 第一部 筑豊篇
1989.12.22発売
改訂新版 青春の門 第一部 筑豊篇
著:五木 寛之
若い魂の遍歴小説 あの時代は、もっと熱く生きていた……。たった1度しかない人生を、悩み、苦しみ、彷徨い生きる若い魂たち。そして目覚めゆく少年の性と友情。世代を越えて読みつがれる戦後最大のロングセラー。 誰もが1度は通り過ぎる、そして唯一度だけ通ることを許される青春の門。熱い血のたぎる筑豊の大地に生をうけた伊吹信介を牧織江。めくるめく人生への希望と旅立ち。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描く不滅の大河小説、壮大なシンフォニックロマンの第1部。
決定版全ウルトラ戦士超百科
1989.12.21発売
決定版全ウルトラ戦士超百科
編:講談社,監:円谷プロダクション,写真:円谷プロ,写真:大島 康嗣,写真:須釜 龍之,写真:中島 秋則,構成・その他:エープロダクション,レイアウト:エイティ
講談社の絵本
矛盾を活かす超発想
1989.12.21発売
矛盾を活かす超発想
著:森 政弘,装丁:鈴木 成一,装画:タケシマ コウジ
矛盾の活用こそ脳を全開させる逆転の発想術世の中に矛盾はなぜ存在するのか。日々頭と心を悩ませる人々に、誰でもできる矛盾の克服と活用術を大胆に提起する、「非まじめ」博士の大逆転の発想法。
セイヴ・ザ・ランド
1989.12.20発売
セイヴ・ザ・ランド
著:山川 健一,装丁:スタジオ・ギブ,装画:伊藤 桂司
文芸(単行本)
地球を救え!今最重要課題の環境問題小説!人は人を愛せるか,人は人のために何ができうるか.20世紀末の地球の上で未来を失ったロックシンガ-の主人公とその恋人は最後の歌を作る.セイブ・ザ・ランド
アメリカ経済を読む 変わる日米経済関係
1989.12.20発売
アメリカ経済を読む 変わる日米経済関係
著:井上 宗,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
アメリカ経済の構造変化を10の視点で読む「双子の赤字」説の間違い,レ-ガノミックスの真の狙い,新通商法案の意味などから,地殻変動を起こしつつあるアメリカ経済を解説し,世界経済の行末を診断する
彼をわたしにください
1989.12.19発売
彼をわたしにください
著:若林 真紀,絵:いで まゆみ
彼女のいるひとを,好きになっちゃったの.わたし,小野川鞠絵.高校1年生で,バスケット部に入ってるの.実は,わたし,同じバスケ部の三上センパイのこと好きなんです.だけど,センパイには彼女が….
電子あり
捨て童子・松平忠輝(2)
1989.12.18発売
捨て童子・松平忠輝(2)
著:隆 慶一郎,装丁:菊地 信義
文芸(単行本)
秀忠との暗闘つづく怪物大名を描く傑作長篇徳川家康の第六子に生まれ,上総介(かずさのすけ)を名乗る忠輝の周囲に張りめぐらされた柳生の包囲陣.類稀れなる純な魂を慕って集まるクグツらの絶妙な駆け引
ソビエトとロシア
1989.12.18発売
ソビエトとロシア
著:森本 良男,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
ロシア人と社会主義の双面からソ連を読む.親切で陽気なロシア人と官僚主義的で非能率的なソビエト社会主義体制の奇妙な対比は帝政時代を彷彿させる.硬構造社会に生きるしたたかな民族の特性を分析する.