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ママの黄色い子象
1985.12.11発売
ママの黄色い子象
著:末吉 暁子,装丁:中地 智
ぼくが学校から帰ってくると、車庫に見たこともない車がはいっていた。まっ黄色の小さなそのすがたは、子象そっくりだ。運転するのはママ。ぼくは、はっきりいっておそろしかった。だって、ママは、ドジでおっちょこちょいなんだもの。そんなある日、心配していたとおり、ママは大失敗を……。 フリーのライターをしながらたくましく生きる母親像を、ユーモアとペーソスあふれるタッチでえがいた力作。
トランスフォーマー(3)
1985.12.11発売
トランスフォーマー(3)
編:講談社,絵:伊藤 秀明
講談社の絵本
猫のメリ-ゴ-ラウンド
1985.12.09発売
猫のメリ-ゴ-ラウンド
著:熊井 明子,装丁:市川 英夫
猫をめぐるさまざまな切り口のエッセイ集.猫好きはもちろんあまり猫に関心のない人でも思わず手にとりたくなる”猫本”の決定版.猫大好き人間がつづるエッセイ&フィクションにイラストや写真を添えて.
エヴリディ・ドリンキング
1985.12.09発売
エヴリディ・ドリンキング
著:キングズレ-・エイミス,訳:山本 博,装丁:佐々木 侃司
文芸(単行本)
名著『酒について』に続くエイミスの酒談義『酒について』で大方の読者に大歓迎されたエイミスが洋の東西にわたる酒についてのウンチクを傾けて語りつくす,日々の酒ののみ方,酔い方,そして酒雑学の数々
侍従長のひとりごと
1985.12.09発売
侍従長のひとりごと
著:入江 相政,装丁:熊谷 博人
講談社文庫
開かれた皇室を目指した侍従長の名エッセイ名家冷泉家に生まれ,学習院教授を経て天皇の侍従としてつかえた五十有余年の折々を,天皇のお人柄の紹介をまじえ,該博な知識のもとに織りなした珠玉の名文集.
水割りおかわり
1985.12.09発売
水割りおかわり
著:中山 あい子,装丁:菊地 信義,装画:灘本 唯人
講談社文庫
止り木で一杯が最高! 嬉しくて飲む、悲しくて飲む、アタマにきて飲む。肌スレスレの仲間たち、田中小実昌、色川武大、暉峻(てるおか)康隆、殿山泰司……の面々とでき上ってゆく。これよ、これですよ。酔わなきゃ見せない顔、酔いに任せたいい話……少し滑稽で少し哀しい、いとしき酒場交遊録。読めば酔わせるこの生一本。 止り木で一杯が最高!いとしき酒場交遊録.やあ,お酒ってほんとに愉しいですねえ.身銭を切って飲むお酒,酔わなきゃ見せない顔,酔いに任せたいい話……中山あい子の酒,友そして人生.軽妙エッセイ集.
電子あり
それでも飲まずにいられない
1985.12.09発売
それでも飲まずにいられない
著・編:開高 健,著:青木 雨彦,著:吉田 健一,著:池田 弥三郎,著:佐々木 久子,著:吉行 淳之介,著:遠藤 周作,著:藤本 義一,著:伊丹 十三,著:山口 瞳,著:船戸 英夫,著:東畑 朝子,著:半村 良,著:ハウエル・N・ホワイト・Jr.,著:小菅 正夫,著:オスカー・シスゴール,著:佐々木 子,著:レイ・ブラッドベリ,著:川本 三郎,著:駒田 信二
講談社文庫
酔って笑って涙する酒また酒のアンソロジ-ウキウキ気分の陽気な酒も,飲んで飲まれりゃ泣き上戸酔いが回れば世界も回る.開高健,青木雨彦,吉行淳之介ら,総勢20人が繰り広げる酒に関する面白話の競演
万葉集事典
1985.12.09発売
万葉集事典
編:中西 進
講談社文庫
万葉のすべてが一目でわかる。見やすいように表覧形式に徹し、人名・地名解説、動物植物一覧、諸本解説・形成伝来図、年表、研究史年表、万葉仮名一覧、東西の市、議政官一覧、系図、初句索引などのほかに豊富な地図をおさめた。ハンディにして質量ともに他の追随を許さない、画期的な文庫版万葉集事典。
雲の階段(下)
1985.12.09発売
雲の階段(下)
著:渡辺 淳一,解説:川西 政明,装丁:菊地 信義,装画:鎭西 直秀
講談社文庫
手術が成功して愛し合うようになった亜希子は、東京の大病院の令嬢だった。島で看護婦をしている恋人を捨てて亜希子と結婚した三郎は、大病院の後継者となった。だが、ニセ医者であることを言いそびれたままの三郎の、苦悩の日々が続く。もろく、はかない青春の輝きをみずみずしく描いた傑作長編ロマン。
帝国ホテル料理長の 楽しいフランス料理
1985.12.09発売
帝国ホテル料理長の 楽しいフランス料理
著:村上 信夫,装丁:菊地 信義,装画:南 伸坊
講談社文庫
あの村上さんが書いた読んで面白い料理の本愛情は最高のソ-スです.ピリッと「ひと工夫」のスパイスを加えればもうプロの味.料理歴50年,サッチャ-首相もご満悦の味の秘密をあなたの食卓にもどうぞ
トリックのある部屋 私のミステリ案内
1985.12.09発売
トリックのある部屋 私のミステリ案内
著:松田 道弘,装丁:菊地 信義,装画:和田 誠
講談社文庫
うまくてシャレただましのテクニック公開!トリックの仕掛人が多彩にくりひろげる技巧の数々を紹介し,その発想の秘密を解きほぐす.ふしぎ世界に遊びながら,もう一つのミステリを読むような楽しさが一杯
修羅の絵師
1985.12.09発売
修羅の絵師
著:南原 幹雄,装丁:井上 正篤
講談社文庫
三河の家康信仰の因縁がまつわる出生に、漂泊貧窮の幼児期を過ごし、屈辱の青春時代を凌いだ男は、ついに、豪快な筆法をもって鳴る、江戸荒事歌舞伎絵看板の創始者となり、浮世絵界に不滅の流派を築き上げた。過酷な運命と闘い続けた男は、人生の仕上げに、命がけの大勝負に挑んだが……。鳥居流元祖・清元の生涯を描く傑作長編小説。 漂泊貧窮の男が,宿命と闘って大成する長編旅絵師の子清元は,屈辱の青春を耐え,浮世絵鳥居流の創始者として江戸中に君臨する.出生の謎と怨念をバネに,運命に勝った男の凄絶な生涯を描く,傑作長編小説
電子あり
最後の帝国軍人
1985.12.09発売
最後の帝国軍人
著:土門 周平,解説:粕谷 一希,装丁:菊地 信義,装画:中川 恵司
講談社文庫
宮崎繁三郎中将と木庭知時少将――昭和20年、インパール作戦で兵たちと生死をともにした、中間管理職の行動の軌跡。危機にあって、指揮の系統は乱れ、現場の兵たちは動揺する。この手に、戦局も兵たちの生命も託されている。決死のシッタン渡河。疲弊し、死んでいく兵士……。危機的状況に、二人の将軍はどう対処したか? 多くの兵士たちの生命を預かり奇跡の生還をとげた決断力と人間性、中間管理職の危機対応を描く!
電子あり
蝶ネクタイとオムレツ
1985.12.09発売
蝶ネクタイとオムレツ
著:高橋 義孝,解説:常盤 新平,装丁:菊地 信義,装画:柳原 良平
講談社文庫
磨ぎ澄まされた感性で、日々の「粋」をつづる。感受性豊かな青春時代を描いた「こしかた」をはじめ、「食べもの飲みもの」「身のまわり」など、現代人が失ってしまった味覚やこいきな心意気を呼びさます。今日ではほとんど見当たらなくなった、東京もんのダンディズムが燻銀のように光る、珠玉のエッセイ集。
電子あり
続・従軍慰安婦
1985.12.09発売
続・従軍慰安婦
著:千田 夏光,装丁:辰巳 四郎
講談社文庫
昭和20年8月15日、無条件降伏の日、北はソ満国境から、南は東南アジア全戦線へばらまかれた従軍慰安婦は、8万人を数えるに至っていた、という。うち、朝鮮女性は推定6万5千人であった、という。兵とともに玉砕し、また、現地に棄てられた彼女たち。敗走以後の彼女たちの運命を描き、今なお議論され検証が続く日本軍の闇を明らかにしようとした、衝撃のノンフィクション力作! 敗走する日本軍,慰安婦八万人の運命を描く敗戦の日,北はソ満国境から南は東南アジア全戦線へばらまかれた従軍慰安婦は八万人を数えるに至っていた.兵とともに玉砕し,また,現地に棄てられた彼女たち
電子あり
牡丹の庭
1985.12.09発売
牡丹の庭
著:芝木 好子,解説:川西 政明,装丁:菊地 信義,装画:荻 太郎
講談社文庫
後添いとして14も年上の男に嫁いだ彰子は、家にも、夫と息子の日々の習慣にも色濃く残る先妻の幻影に怯え、とりわけ彼女が丹精した牡丹の庭に憎悪すら覚えるようになった。後妻に入った女性の微妙な心のゆらめきと翳りを、柔らかな筆で繊細に描く表題作はじめ、「白い打掛」「隅田川べり」など、女性のさまざまな生き方を情感溢れる筆致でとらえた7編を収録。清冽な抒情で心理の襞を描く純文学短編集。
電子あり
おれは藤吉郎(上)
1985.12.09発売
おれは藤吉郎(上)
著:早乙女 貢,装丁:安彦 勝博
講談社文庫
放浪を続けた日吉丸だったが、最下級の身分とはいえ、松下嘉兵衛の厩番に、念願の仕官の道がつき、勇気百倍。名前も木下藤吉郎と改めて、急に大人になった気分、いよいよ天下晴れての武士である。持ち前の機転に加えて、骨身を惜しまぬ精進に、主人の覚えもめでたい。ひといちばいの機転と勤勉が認められだんだん出世の道が……。だが、出る杭は打たれる。とかく仲間うちではイジメの対象となるけれども、くじけぬ藤吉郎の前途は明るい。痛快な青年太閤記!〈全五巻〉
電子あり
机の上の仙人
1985.12.09発売
机の上の仙人
著:佐藤 さとる
講談社文庫
小精霊が語るファンタジー、空想豊かな奇譚怪談ーー小さな草庵と風変わりな小精霊が、ある日悠然と、童話作家の机の上に出現した。着流しに袖無し羽織、半白総髪まげの、方寸と名乗る仙人は、以来作家の眼前に出没し、不思議な物語を語ってきかせ、作家を興趣尽きない別天地に誘う。中国の奇書「聊斎志異」から発想し、日本の風土に合せて鮮やかに換骨奪胎し、趣向を凝らした、知的なショートファンタジー傑作物語集。
電子あり
酒について
1985.12.09発売
酒について
著:キングズレ-・エイミス,訳・その他:吉行 淳之介,訳・解説:林 節雄,装丁:菊地 信義,装画:佐々木 侃司
講談社文庫
読むほどに酔うほどに味のわかる酩エッセイイギリスの人気作家の酒についての造詣とユ-モアを,発止と受けて返すわが代表.カクテル,小道具,二日酔いの対処法等,止められないのは読むのが,飲むのが?
彗星伝説
1985.12.09発売
彗星伝説
著:石川 喬司,解説:草下 英明,装丁:菊地 信義,装画:矢吹 申彦
講談社文庫
30回目のハレー彗星が近づいている! 人の一生に一度やってくるこの彗星は、はたして吉か凶か? 宇宙創造の謎を秘めたこの彗星を巡る、恐ろしくも美しく、そして哀しい「彗星伝説」をメインに、今はやりの遺伝子に組み込まれた転生の神秘を語る「頭ごっつんこ」や、結末の冴えたみごとなショートショート群の「幻想カレンダー」など、ロマンに満ちた8編を収録。奇想卓抜、抒情横溢、珠玉多彩……神秘の星や人生をめぐる、楽しく華麗なメルヘン集。
電子あり