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水戸黄門(三)中将鷹(上)
ミトコウモン3チュウジョウタカジョウ

新婚の夢も消えぬうちに妻・尋子に先立たれた光国は、悲しみの中で念願の大日本史編纂に打ちこんでいた。侍女に懐妊させ水子にせよと命じたわが子が、ひそかに兄・頼重のもとで育てられていると聞いて、喜びの感情がわいてきたが、さらに父・頼房を失い、重い責任が光国の肩にかかっていく。ときに光国34歳。水戸家二代の主・光国は、四代将軍・家綱の継嗣問題でその弟・館林綱吉を推し、名実ともに天下の副将軍として活躍する。
新婚の夢消えぬうちに妻に先立たれた光国は、悲しみの中にも大日本史編纂に打ち込む。侍女を懐妊させ、水子にせよと命じたわが子は兄頼重のもとで無事に。しかし父頼房を失い、重責は光国の肩に‥‥。水戸家二代の主となった光国は、いまや四十一歳の男盛りとなった。四代将軍家綱の継嗣問題に当たっては、その弟館林綱吉を推し、名実ともに天下の副将軍としての貫禄は、いよいよ重みを加えてきた。〈中将鷹 上下 全八巻〉
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書誌情報
紙版
発売日
1980年02月12日
ISBN
9784061316034
判型
A6
価格
定価:641円(本体583円)
ページ数
390ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2018年12月14日
JDCN
06A0000000000036867O