平家物語(三)

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平家物語(三)

ヘイケモノガタリ

講談社学術文庫

平家打倒の謀議にくみして鬼界が島に流された成経・康頼らは、中宮御産の御祈りのため赦されるが、清盛の怒りの深かった俊寛はひとり孤島に流され非業の死を遂げてゆく。清盛の悪業をいさめかねた重盛は、一門滅亡の運命を予期して熊野に祈願をこめるが、それもむなしくやがて世を去っていった。重盛亡き後、清盛は関白をはじめ大臣以下の公卿殿上人の官職を停めて追放し、ついに後白河法皇を鳥羽の離宮に幽閉するに至ったのである。


目次

1 赦文
2 足摺
3 御産
4 公卿揃
5 大塔建立
6 頼豪
7 少将都帰
8 有王
9 僧都死去
10 つじかぜ
11 医師問答
12 無文
13 燈炉之沙汰
14 金渡
15 法印問答
16 大臣流罪
17 行隆之沙汰
18 法王被流(ほふわうながされ)
19 城(せい)南之離宮

書誌情報

紙版

発売日

1982年05月06日

ISBN

9784061583535

判型

A6

価格

定価:1,056円(本体960円)

通巻番号

353

ページ数

261ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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