平家物語(四)

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平家物語(四)

ヘイケモノガタリ

講談社学術文庫

久しく平家の配下にあった源頼政は、平家の権勢下、不遇の地位にある以仁(もちひと)王に、諸国に雌伏する源氏勢を挙げて平家を滅ぼし皇位に即くことをすすめ、ここに平家追討の令旨が発せられる。三井寺に入った以仁王と頼政勢は南都を頼って移動する途上、追撃する平家軍に攻められ宇治ではなばなしい「橋合戦」がくり広げられるが、衆寡敵せず、ついに討たれてこの企ては挫折する。しかし、この挙兵を契機として東国の源氏が決起することとなる。


目次

1 厳島御幸
2 還御
3 源氏揃
4 鼬(いたち)之沙汰
5 信連(のぶつら)
6 競
7 山門牒状(さんもんへのてふじゃう)
8 南都牒状
9 永僉議(ながのせんぎ)
10 大衆揃
11 橋合戦
12 宮御最期
13 若宮出家
14 通乗之沙汰
15 ぬえ
16 三井寺炎上

書誌情報

紙版

発売日

1982年06月08日

ISBN

9784061583542

判型

A6

価格

定価:1,056円(本体960円)

通巻番号

354

ページ数

284ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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