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日本の中の朝鮮文化(10)筑前・筑後・豊前・豊後
ニホンノナカノチョウセンブンカ10チクゼン・チクゴ・ブゼン・ブンゴ

九州北部は古代朝鮮と同一文化圏であり、日本文化発祥の地でもあった。福岡・大分の各地に残る朝鮮文化の足跡をさぐる。飯盛遺跡や宇佐八幡宮から見出された資料は何を語るのか。さらに国東半島の石仏を踏査するにつれ、謎の渡来ルートに新しい光があてられる。真実の古代史像を求め快調に進む歴史紀行。
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目次
まえがき
筑前・筑後
那津・奴国のあけぼの
地名にみられる関係
加耶から北部九州へ
飯盛遺跡をたずねる
「王墓か」について
「此地は韓国に向かい……」
志登支石墓群にて
九州における天日槍
「伊都国王墓」をたずねて
陶質土器と鉄器のこと
筑後の高良山城跡へ
珍敷塚装飾古墳など
岩戸山歴史資料館
「磐井の乱」を考える
宗像大社の地にて
豊前・豊後
遠賀川を渡って
田川郡の香春へ
秦氏族と豊国=韓国
京都平野の古墳と山城
大分市からの手紙
祖母山と久住山
国東半島の寺院と石仏
姫島の比売語曾神社
中津から椎田まで
宇佐八幡宮をめぐって
続・宇佐八幡宮をめぐって
あとがき
文庫版への補章
那珂遺跡から筑紫平野へ
「早良王墓」とオンドル跡
書誌情報
紙版
発売日
1993年11月04日
ISBN
9784061855311
判型
A6
価格
定価:513円(本体466円)
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2002年03月08日
JDCN
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