半次捕物控 命みょうが

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半次捕物控 命みょうが

ハンジトリモノヒカエイノチミョウガ

文芸(単行本)

のっぴきならない事件はいつも、半次のもとへ持ち込まれる

番屋に連れ込まれ、10日間だんまりを続ける田舎侍。
浅葱裏だが顔は公家風。ずぼらに見えてめっぽう腕は立つ。
この侍、何者なのか。

半次が縄張りにしている堀江町、小舟町、小網町、魚河岸の一部は大店あり小店ありで、それらの店はしょっちゅう引合をつけられていた。引合を抜いてもらうには一分、とだいたい相場が決まっている。毎日1つずつこなして月に七両と二分。それくらいなければ遣り繰りは難しい。半次はほぼ午前中一杯、引合茶屋や寄合茶屋に顔をだし、引合をつけられた大店、小店の主人にかわって引合を抜く交渉をした。


書誌情報

紙版

発売日

2002年07月15日

ISBN

9784062113236

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

314ページ

初出

備考参照

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