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岡本太郎という思想
オカモトタロウトイウシソウ
- 著: 赤坂 憲雄
岡本太郎は画家であり彫刻家でありエッセイストでありしかし何よりも思想家であった。
パリに学びバタイユの弟として生きた<考える人>の思想の核心に迫る
講談社創業100周年記念出版
岡本太郎は言葉をあやつる達人であった。きわめて明晰な思考の人でもあった。だからこそ、「どんなに深い思想でも、平たい言葉で明快に説明できる筈です」と、不遜にも言い放つことを辞さなかったし、それを実践してみせた。深い思想をひらたい言葉であきらかに説明すること。これはたぶん、文筆にたずさわる多くの人がひそかに願いながら、たやすくは実現できずに足掻いている課題である。――<本書より>
書誌情報
紙版
発売日
2010年11月26日
ISBN
9784062166287
判型
四六変型
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
290ページ
著者紹介
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