江戸滑稽化物尽くし

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江戸滑稽化物尽くし

エドコッケイバケモノヅクシ

講談社選書メチエ

豆腐小僧が、ももんがあが、見越入道が嗤う

粋人に憧れる見越入道、幽霊にはめられた「ももんがあ」。
ドジで憎めない化物たちが江戸の町を闊歩する。
黄表紙に繰り広げられる珍妙な存在を通して、駄洒落・パロディー・諷刺に喝采した江戸っ子の心性を考察する。


目次

プロローグ 化物との出会い
第1章 滑稽な化物たち
1.商品としての化物
2.怖さが笑いに変わるとき
第2章 アウトサイダーとしての化物
1.野暮になった化物たち
2.江戸の「通」と化物
第3章 化物の「異文化」と諷刺
1.異文化と現実の世界
2.諷刺としての化物
第4章 江戸の不思議な異類
1.さまざまな異国
2.異類合戦物
エピローグ 化物は国境を越える

書誌情報

紙版

発売日

2003年03月10日

ISBN

9784062582650

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

265

ページ数

248ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

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