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未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿
ミメイノイエケンチクタンテイサクライキョウスケノジケンボ
- 著: 篠田 真由美

閉ざされた中庭(パティオ)が惨劇の始まり
一族を次々襲う奇怪な死。別荘の建築様式に隠された謎を桜井京介が追う
建築探偵・桜井京介が文庫初登場!京介を訪ねた古風な美少女の依頼は“閉ざされたパティオ”を持つ別荘の鑑定と主である祖父の死の謎を解くことだった。少女の一族を巻き込む不可解な事故死、そして自殺未遂。事件はすべて別荘をめぐって起きた。ミステリアスな建築造形に秘められた真実を、京介が追う!
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目次
プロローグ
馬に乗る少女
海の見える家
閉ざされたパティオ
白馬の肖像
笑わない男
魔女たちの宴
傷つける漁夫王
目の中の顔
茜色の姉妹
疑い
砕かれた白馬
漂う凶影
赤い館
墓あばき
深春の告発
虚無という名の子供
よみがえる聖杯
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2000年01月14日
ISBN
9784062638272
判型
A6
価格
定価:765円(本体695円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2011年07月01日
JDCN
0626382700100011000S
初出
’94年9月、講談社ノベルスとして刊行されたものを一部改筆した。