我、拗ね者として生涯を閉ず(上)

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我、拗ね者として生涯を閉ず(上)

ワレスネモノトシテショウガイヲトズ

講談社文庫

私は社会部記者であり続けることに、誇りを持っている――。常に人の「善意と無限の可能性」を信じ続けた、ノンフィクション作家、本田靖春。必要なのは、権威でも権力でもない。「由緒正しい貧乏人」として、ただ一人の記者として、生きること。「豊かさ」にあふれた日本人に、欠けているものとは何なのか。(講談社文庫)


「これを書き終えるまで、死なない、死ねない――」
2004年12月、この世を去った孤高のジャーナリスト、本田靖春。最終回を残し、絶筆となった渾身のノンフィクション!

私は社会部記者であり続けることに、誇りを持っている――。常に人の「善意と無限の可能性」を信じ続けた、ノンフィクション作家、本田靖春。必要なのは、権威でも権力でもない。「由緒正しい貧乏人」として、ただ一人の記者として、生きること。「豊かさ」にあふれた日本人に、欠けているものとは何なのか。

「記者」とは、「正義」とは――読む者に常に問いかけてくる


目次

第1部 由緒正しい貧乏人
第2部 植民地朝鮮、支配者の子として
第3部 戦後民主主義、光輝く
第4部 新聞記者への道
第5部 社会部配属、そして暗転
第6部 撥刺たる警察(サツ)回り、そして遊軍

書誌情報

紙版

発売日

2007年11月15日

ISBN

9784062759069

判型

A6

価格

定価:765円(本体695円)

ページ数

400ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

本書は’05年2月、小社より単行本として刊行された作品を上下巻にした上巻。

著者紹介

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