
マイページに作品情報をお届け!
西太后秘録 下 近代中国の創始者
セイタイコウヒロクゲキンダイチュウゴクノソウシシャ

時は19世紀末。日清戦争後、衰退の一途をたどる大国・清では、帝国主義時代の西欧列強による非情な領土争奪戦が始まっていた。無気力な皇帝をはじめ、優柔不断な男たちに業を煮やした慈禧(西太后)は、国内で起こった政治改革運動「戊戌の変法」を契機に再び指導者に復帰するが、もはや国力の衰えは如何ともしがたく、清はいよいよ最後の時を迎えようとしていた……。誰もなしえなかった長期的な統治の秘密が明らかに!
時は19世紀末。日清戦争後、衰退の一途をたどる大国・清では、帝国主義時代の西欧列強による非情な領土争奪戦が始まっていた。
無気力な皇帝をはじめ、優柔不断な男たちに業を煮やした慈禧(西太后)は、国内で起こった政治改革運動「戊戌の変法」を契機に再び指導者に復帰するが、もはや国力の衰えは如何ともしがたく、清はいよいよ最後の時を迎えようとしていた……。
誰もなしえなかった長期的な統治の秘密を、膨大な記録をもとに明らかにする!
『ワイルド・スワン』『真説 毛沢東』著者が描き切る清の興亡!
書誌情報
紙版
発売日
2018年05月18日
ISBN
9784062816625
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
本書は、2015年2月に小社より刊行された『西太后秘録 近代中国の創始者(下)』を文庫化したものです。
著者紹介
1952年、中華人民共和国四川省生まれ。文化大革命が吹き荒れた1960年代、14歳で紅衛兵を経験後、農村に下放されて農民として働く。以後は「はだしの医者」、鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、苦学ののちに講師となる。1978年にイギリスへ留学、ヨーク大学から奨学金を経て勉強を続け、1982年に言語学の博士号を取得。一族の人生を克明に描くことで激動期の中国を活写した『ワイルド・スワン』『真説 毛沢東』(ともに講談社)など、彼女の著書は世界40ヵ国に翻訳され、累計1500万部の大ベストセラーになっている。なお、上記の2作はいずれも中国国内では出版が禁止されている。
翻訳家。早稲田大学文学部卒。訳書に『私の中のあなた』(ジョディ・ピコー、早川書房)、『シージャー発作』(ロビン・クック、扶桑社) 『紙の世界史』(マーク・カーランスキー、徳間書店)など多数。
既刊・関連作品一覧
関連シリーズ
-
長城の中国史
-
伝統中国
-
裏切り者の中国史
-
西太后に侍して 紫禁城の二年間
-
ふしぎな中国
-
中国パンダ外交史
-
北京「中南海」某重大事件
-
中国共産党 世界最強の組織 1億党員の入党・教育から活動まで
-
上海醉眼
-
中国美女譚
-
中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか? 中国式災害対策技術読本
-
愛と恍惚の中国
-
習近平のデジタル文化大革命
-
精日 加速度的に日本化する中国人の群像
-
未来の中国年表
-
中国古代史研究の最前線
-
上海の中国人、安倍総理はみんな嫌いだけど8割は日本文化中毒!
-
戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊
-
馬賊の「満洲」
-
中華思想を妄信する中国人と韓国人の悲劇
-
習近平が隠す本当は世界3位の中国経済
-
現代中国経営者列伝
-
紫禁城の栄光
-
活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス
-
<軍>の中国史
-
日本の武器で滅びる中華人民共和国
-
則天武后
-
儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
-
パックス・チャイナ 中華帝国の野望
-
爆買い中国人は、なぜうっとうしいのか?
-
中国外交戦略
-
今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変える本
-
トウ小平
-
中国経済「1100兆円破綻」の衝撃
-
暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民
-
中国のインターネット史
-
八股と馬虎 中華思想の精髄
-
日中「再」逆転
-
中国人の本音 中華ネット掲示板を読んでみた
-
中国人の機智 『世説新語』の世界
-
中国侠客列伝
-
中国が読んだ現代思想
-
中国「反日」の源流
-
中国「黒社会」の掟
-
中夏文明の誕生 持続する中国の源を探る
-
大清帝国への道
-
上海発! 中国的流儀
-
古代中国
-
軍事力が中国経済を殺す
-
習近平は必ず金正恩を殺す
-
テレビに映る中国の97%は嘘である
-
変わる中国 変わるメディア
-
文化大革命
-
島国チャイニーズ
-
中国文明の歴史
-
中国人を理解する30の「ツボ」
-
中国社会の見えない掟─潜規則とは何か
-
中国経済の正体
-
中国共産党の経済政策
-
中国の大盗賊
-
私の紅衛兵時代-ある映画監督の青春
-
古代中国の虚像と実像
-
現代中国「解体」新書
-
客家
-
マオ 誰も知らなかった毛沢東
-
パッシング・チャイナ 日本と南アジアが直接つながる時代
-
これからの中国の話をしよう
-
おどろきの中国
-
「反日」中国の真実
-
「科学技術大国」中国の真実
-
中国の秘密結社