アラビア太郎

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アラビア太郎

アラビアタロウ

講談社+α文庫

その男、山下太郎は、満州で莫大な財産を築くも、敗戦ですべてを喪った。しかし、戦後復興の核心となる石油を欧米制に依存している現実を危惧し、69歳でアラビア石油を創業。世間から“山師”と揶揄されながら、中東で「日の丸油田」を見事打ち立てた――。日本近代興亡の中で成功と没落、再興を成し遂げた、忘れられた破格の豪傑・山下太郎を、『天皇の料理番』著者が描ききる!


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目次

青年の大志
人を恋うる
世の中へ
成金のころ
中国の米
大瓦落
曠野
満洲太郎
むかしの人
楠木の流れ
転落
鉄の島
燃える水
かさなる偶然
新しい出発
熱砂の中
もう一つの山
金の卵

書誌情報

紙版

発売日

2016年10月21日

ISBN

9784062816830

判型

A6

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

576ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2016年10月28日

JDCN

0628168300100011000K

初出

本書は、1970年に文藝春秋社より刊行され、1981年に集英社文庫におさめられた同名書を、校訂のうえ再文庫化したものです。なお、集英社文庫版を底本としています。

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