スエデンボルグ

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スエデンボルグ

スエデンボルグ

講談社文芸文庫

「禅」を世界に広めた近代日本を代表する仏教者・鈴木大拙が、その思想形成において多大な影響を受けたスエデンボルグの神秘主義神学の精髄を広く一般読者に向けての概説書。併せて同じく大拙が訳した「新エルサレムとその教説」(スエデンボルグ著)などを収録し、宗教界のみならずゲーテやバルザックを初めとする後世の文学者にも深い影響を与えたその思想の全容、および鈴木大拙自身のスエデンボルグ理解の本質に迫る一書。


若き日にアメリカで仏教の研究、紹介に専心していた屈指の仏教学者・鈴木大拙が衝撃を受けたキリスト教の神秘主義神学者・スウェーデンボルグの人物像と思想を広く一般読者に伝えるために著した評伝。
主著『天界と地獄』の翻訳に続き、安易な理解を拒絶するその思想の精髄を見事に析出し、入門にも好個の一冊。
同じく大拙訳「新エルサレムとその教説」を併録。


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目次

スエデンボルグ
新エルサレムとその教説 スエデンボルグ著 鈴木貞太郎(大拙)訳
参考資料 大拙とスウェーデンボルグ その歴史的背景  吉永進一
解説 「霊性」と「浄土」の起源  安藤礼二
略年譜 鈴木大拙

書誌情報

紙版

発売日

2016年10月08日

ISBN

9784062903240

判型

A6

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2016年11月11日

JDCN

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初出

本書は、岩波書店版『鈴木大拙全集』第二十四巻(1969年12月刊行)を底本として使用しました。なお、1913年刊行の単行本『スエデンボルグ』および1914年刊行の単行本『新エルサレムとその教説』初版も参照しました。

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