庄野潤三ノート

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庄野潤三ノート

ショウノジュンゾウノート

講談社文芸文庫

小学校、旧制中学、就職先の放送局で庄野潤三の後輩として過ごした阪田寛夫は、いつしか庄野文学最大の理解者となった。習作から刊行当時の最新長篇、そして随筆集までも順に丁寧に読み解くことによってのみ、鮮やかに見えるその豊穣な世界――正確かつ簡潔でありながら深い愛情に溢れる筆致が、読む者を思わず感動へと誘う。類まれな作家論の達成。


Ⓒkeiko naito

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書誌情報

紙版

発売日

2018年05月12日

ISBN

9784062903783

判型

A6

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2018年05月10日

JDCN

06A0000000000029152H

初出

本書は、『庄野潤三ノート』(1975年5月、冬樹社刊)を底本としました。

著者紹介

著: 阪田 寛夫(サカタ ヒロオ)

阪田寛夫(1925.10.18~2005.3.22)詩人。小説家。大阪市生まれ。両親は熱心なクリスチャンでかつ音楽好き。大中寅二(叔父)、大中恩(従兄弟)等、音楽を身近に育つ。50年、友人の三浦朱門等と同人誌「新思潮」を立ち上げ習作を始める。東京大学国史科卒業。朝日放送に入社、上司の庄野潤三に影響を受ける。63年退社後は童謡の作詞、放送台本、ミュージカル制作で数々の賞を受賞。小説では74年、「土の器」で芥川賞、87年、「海道東征」で川端康成文学賞を受賞。89年、日本芸術院恩賜賞を受ける。評伝文学、児童文学にも大きな業績を残した。

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