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零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争
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あの戦争を生き残った零戦搭乗員は、終戦時に約三七〇〇名を数えたが、現在ではわずか約二〇〇名となった。生存者の高齢化が進む中、NHK取材班は四年の歳月を費やしインタビューを重ね、後世に語り継ぐべき番組として結実させた。戦争とはいかなるものか、死線を越えた男たちの「最後の証言」がここにある。NHK『零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』(2013年放映)を書籍化。
あの戦争を生き残った零戦搭乗員は、終戦時に約三七〇〇名を数えたが、現在ではわずか約二〇〇名となった。生存者の高齢化が進む中、NHK取材班は四年の歳月を費やしインタビューを重ね、後世に語り継ぐべき番組として結実させた。戦争とはいかなるものか、死線を越えた男たちの「最後の証言」がここにある。
☆NHK『零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』(2013年放映・前後編、ATP賞ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞番組)を書籍化。
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目次
はじめに 大島隆之
零戦が活動した地域
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
あとがき 神立尚紀
年表
資料
書誌情報
紙版
発売日
2015年07月15日
ISBN
9784062931625
判型
A6
価格
定価:1,045円(本体950円)
ページ数
468ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年08月07日
JDCN
0629316200100011000U
初出
本書は2013年12月に講談社より刊行されました。文庫化にあたり、一部を加筆・修正しました。
著者紹介
1963年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。NPO法人「零戦の会」会長。写真誌カメマンを経て、95年より元零戦搭乗員の取材を重ねる。著書に『祖父たちの零戦』(講談社文庫)、『零戦の20世紀』(スコラ)、『零戦最後の証言』『撮るライカ』『零戦隊長 二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯』(いずれも光人社)、『戦士の肖像』(文春文庫)、『特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか』(文春文庫)などがある。近著は『ゼロファイター列伝 零戦搭乗員たちの戦中、戦後』(講談社)。
1979年、東京都生まれ。NHKエンタープライズ・ディレクター。災害や戦争をテーマとしたドキュメンタリー番組を制作。主な番組に、BSドキュメンタリー「チェルノブイリ 20年目の歌声」(2006)、NHKスペシャル「インドの衝撃 膨張する軍事パワー」(2009)、NHKスペシャル「巨大津波 その時ひとはどう動いたか」(2011)、証言記録 兵士たちの戦争「特攻の目的は戦果にあらず 第二〇一海軍航空隊」(2011)、証言記録 東日本大震災「第1回・陸前高田 消防団が見た巨大津波」(2012)、「第3回・南相馬 原発危機 翻弄された住民」(2012)、「巨大戦艦大和 乗組員たちが見つめた生と死」(2012)など。
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