定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法

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定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法

テイネンゴノオカネジュミョウマデニシサンギレニナラナイホウホウ

講談社+α新書

人生100年時代は、寿命が尽きる前に資産が尽きるリスク時代。バブル崩壊、リーマンショックを経た50~60代は、十分な老後資産形成ができなかった「間に合わない世代」「エアポケット世代」。そんな迷える読者に「逆算の資産運用」「定率引き出し」「3%運用4%引き出し」で資産寿命を最大化する方法を教示。50~60代3000万人必読の1冊です。


 人生100年時代は、「寿命が尽きる前に資産が尽きる」リスク時代!
 50~60代は、バブル時代は若くて収入が低く、昨今は長期投資の社会インフラが整ったものの今からで遅すぎて積み立てが足りない「間に合わない世代」で、十分な老後資産形成ができていません。いうなれば「エアポケット世代」。そして、そのまま資産の取り崩し期間に入ると、寿命を迎える前に資産が尽きる可能性がきわめて高いといえます。
  著者自身59歳と、定年を目前に控えたまさに同世代。この世代の現実と、これから待ち受ける未来を、10年以上にわたって進めてきた各種調査から解き明かし、世界の退職者のマネー動向も踏まえつつ、「逆算の資産運用」「定率引き出し」「3%運用4%引き出し」という独自の方法論を提唱します。
 収入や資産、老後の生活は人それぞれ。しかし、自身の「資産寿命」を最大化し、自分と家族の生活を守るための「基本」は同じ。人生の最期が訪れるその瞬間まで、お金の不安から自由になり、後半生を充実して過ごすためには、そのための知識とノウハウという「武器」が必要です。心強いツールを与えてくれる、50~60代3000万人必読の1冊です。


ⒸSatoshi Nojiri

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目次

はじめに──「老後難民」にならないために50代、60代にできること
序 章 引き出し方がわかればお金の寿命は延ばせる
第1章 逆算の資産準備があなたを救う
第2章 退職後に必要な生活資金を計算してみよう
第3章 退職後の生活費をいかに減らすか
第4章 退職後生活は「使いながら運用」で決まる
第5章 定率引き出しのすすめ:4%引き出し
第6章 退職後の資産運用のすすめ:3%運用
おわりに──運用も引き出しも「時間をかける」

書誌情報

紙版

発売日

2018年07月20日

ISBN

9784065126745

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2018年07月20日

JDCN

06A0000000000047091N

著者紹介

著: 野尻 哲史(ノジリ サトシ)

1959年生まれ。82年、一橋大学商学部卒業。山一證券経済研究所ニューヨーク事務所駐在アナリスト、メリルリンチ証券会社東京支店調査部リサーチ・マーケティング・マネジャー、同調査部副部長を経て、2006年、フィデリティ投信に入社。07年からフィデリティ退職・投資教育研究所所長を務める。10年以上にわたって個人投資家の資産運用に対するアドバイスを続けており、最近はアンケート調査から個人投資家の投資動向を分析した意見を多く発表している。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、証券経済学会・生活経済学会・日本FP学会・行動経済学会会員。 著書には『株式市場の「死」と「再生」』(経済法令研究会)、『退職金は何もしないと消えていく』『なぜ女性は老後資金を準備できないか』『老後難民 50歳夫婦の生き残り術』『日本人の4割が老後準備資金0円──老後難民にならない「逆算の資産準備」』(以上、講談社+α新書)などがある。

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