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植村直己
ウエムラナオミ
植村直己が登山を始めたのは、大学の山岳部に入ってからのこと。後年、日本を代表する冒険家となった植村直己ですが、入部当時は背が小さく、よく転ぶので「どんぐり」とあだ名される、非力な若者に過ぎませんでした。だが、彼は努力を重ね、日本人として初めて、世界最高峰のエベレスト登頂を果たし、その後も数々の偉業を成し遂げます。日本を代表する冒険家、植村直己。そのひたすらまっすぐに生き抜いた人生を描きます。
『植村直己』は、日本人として初めて世界最高峰のエベレストに登頂。五大陸最高峰を制覇するなど、数々の偉業を成しとげた、著名な冒険家です。しかし、彼は決して最初からエリート冒険家だったわけではありません。登山を始めたのは、大学の山岳部に入ってからのこと。背が小さく、よく転ぶので「ドングリ」とあだ名される、非力な若者にすぎませんでした――。
後年、国民栄誉賞を受賞する、だれもが愛し、応援したくなった冒険家の生涯を描きます。
著者は青い鳥文庫で数々のロングセラーノンフィクションを生み出し、自らもモンブラン登頂経験を持つ岩貞るみこ氏。
イラストレーターは『め組の大吾』『capeta』などの人気作で知られる曽田正人氏が担当します。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
ⒸRumiko Iwasada
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書誌情報
紙版
発売日
2019年03月22日
ISBN
9784065152287
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
ページ数
242ページ
シリーズ
講談社 火の鳥伝記文庫
電子版
発売日
2019年03月20日
JDCN
06A0000000000099514I
著者紹介
ノンフィクション作家、モータージャーナリスト。横浜市出身。『しっぽをなくしたイルカ-沖縄美ら海水族館フジの物語-』『ハチ公物語-待ちつづけた犬-』『青い鳥文庫ができるまで』『わたし、がんばったよ。急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。』『キリンの運びかた、教えます 電車と病院も!?』(以上、講談社)など著書多数。
イラスト・絵: 曽田 正人(ソダ マサヒト)
1968年6月18日生、東京都出身。『ドカベン』『サーキットの狼』に影響を受けて、小学校2年よりまんがを描き始める。大学を中退し、漫画アシスタントを経験後、1990年週刊少年マガジン増刊「マガジンSPECIAL」にて『GET ROCK!』でデビュー。以後、秋田書店、小学館、講談社で人気漫画を連載し続ける。代表作は、熱い自転車ロードレースストーリー『シャカリキ!』、若き消防士たちの奮闘を描いた『め組の大吾』、バレエに魂をささげた少女の物語『昴』とその続編『MOONー昴 solitude standing』、F1を目指す少年と仲間たちの成長を描く『capeta』。1997年に『め組の大吾』で第42回小学館漫画賞を受賞。2005年に『capeta』で第29回講談社漫画賞を受賞。現在は月刊少年マガジンで『Change!』を連載中。
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