西遊妖猿伝 大唐篇(2)

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西遊妖猿伝 大唐篇(2)

サイユウヨウエンデンダイトウヘン

モーニング

第4回手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。「西遊記」と中国史を絡めて描く漫画史上屈指の痛快大伝奇冒険活劇!!
 
2008年秋、モーニングにて漫画界待望の続篇「西域篇」がスタートした血湧き肉躍る諸星版西遊記の、第一部!
 
※作者の意向により、新装にあたって従来の「大唐篇」「河西回廊篇」をまとめて「大唐篇」全10巻としました。


白雲洞で斉天玄女・竜児女と暮らしはじめた孫悟空。金角・銀角の山賊兄弟や、唐の李元吉との戦いに巻き込まれていきます。李元吉が村人を拷問するのを見せられた時、悟空の中でついに斉天大聖の力が覚醒。剣を取って唐兵たちをたたき斬りますが、その頃竜児女は銀角の手に落ちておりました。悟空は銀角を倒すことを決め、ついに白雲洞の岩に付き立った謎の武器・金箍棒(きんこぼう)を手に取ります!


ⒸDaijiro Morohoshi

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目次

第12回 竜女 党を率いて唐軍を打ち 悟空 子女を負いて洞へ還る
第13回 来光寺に少女 僧を尋ね 相州城に老婆 財を貪る
第14回 白雲まさに去って道通じんとし 虚影まさに動いて闇ますます深し
第15回 悟空 大いに相州城を鬧がし 銀角 策もて竜児女を招く
第16回 竜女 環を投げて少年を援け 悟空 賊を殺して学僧を救う
第17回 竜児女 心迷いて魔を忘れ 孫大聖 神珍鉄を得る
第18回 聚義庁に悟空 火を併ち 平頂山に将軍 屍を見る 
第19回 斉天竜女 玄門を遮り 九天の秘文 灰燼に帰す
玄武門の章
第20回 黒松林に大王 棒を奪い 白泥崗に村民 奇を見る
第21回 金角 大いに村裏を鬧がし 悟空 水沢に舟を押す
隋末の大乱図

書誌情報

紙版

発売日

2009年01月23日

ISBN

9784063756623

判型

B6

価格

定価:1,047円(本体952円)

ページ数

424ページ

シリーズ

KCデラックス

電子版

発売日

2013年11月22日

JDCN

0637566200100011000H

初出

潮出版『西遊妖猿伝』全16巻を、章立て、サブタイトル等の一部を変更し、新たに編集したもの。

著者紹介

著: 諸星 大二郎(モロホシ ダイジロウ)

東京都出身。1949年生まれ。70年、「COM」掲載の『ジュン子・恐喝』でデビュー。74年、『生物都市』が第7回手塚賞に入選。ホラー、SF、歴史物、ファンタ ジー、ギャグなど描く作品の幅は広く、独自の作風は多くの漫画家やクリエーターに影響を与え続けている。『稗田礼二郎(妖怪ハンター)シリーズ』『暗黒神話』『マッドメン』『栞と紙魚子シリーズ』など代表作は多数。92年に『ぼくとフリオと校庭で』『異界録』で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を、2000年に『西遊妖猿伝』で第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著作には小説(『キョウコのキョウは恐怖の恐』『蜘蛛の糸は必ず切れる』)もある。

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