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アンメット ーある脳外科医の日記ー(12)
アンメット アルノウゲカイノニッキ12

昭和40年、高度経済成長期の日本。
かつて知能に障害を持つ子供は、「精神薄弱」と呼ばれていた――。
日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。
関東医大から准教授のポストを用意された星前は、自身の理想の医療をめぐり、葛藤する。そしてそれは、西島会長が丘陵セントラル病院に仕掛ける策謀の、最初の一手に過ぎなかった。
一方で会長の暴走を止めるべく動きだした大迫教授。脳外科医としての地位にこだわる彼が目にしてきたのは、昭和の時代の障害者対策が抱えていた問題、その痛みだった。
「Talk and Die症候群」「ptsd」「重症児」のエピソードを収録。
ⒸKanto Otsuki・Yuzuru Kojika
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書誌情報
紙版
発売日
2023年08月23日
ISBN
9784065326695
判型
B6
価格
定価:759円(本体690円)
ページ数
192ページ
シリーズ
モーニング KC
電子版
発売日
2023年08月23日
JDCN
06A0000000000687202L
初出
『モーニング』2023年20号~26号、28号~30号
著者紹介
第73回ちばてつや賞一般部門準大賞を受賞。代表作に『アイターン』(全4巻)。
原作: 子鹿 ゆずる(コジカ ユズル)
元・脳外科医。「◯◯だったけど転職したら夢の印税生活で賞」略して「転生賞」において『M's BRAIN』で大賞を受賞。今作がデビュー作となる。