講談社文庫作品一覧

ディーリングルーム25時 「円」の戦士の栄光と挫折
ディーリングルーム25時 「円」の戦士の栄光と挫折
著:加藤 仁,解説:日下 公人,装丁:川上 成夫
講談社文庫
世界の金融市場を舞台に、「神の支配する確率」との孤独な戦いをくりひろげる野望にとり憑かれた、男たちの栄光と挫折。ハイテク機器を駆使し、地球上に張りめぐらされた情報ネットワークを通じて、ビジネスをする。ディーリングルームで目のあたりにした光景は、まさに、高度資本主義の最前線のように映った。苛烈なるマネー戦争を徹底取材! マネ-戦争に取り憑かれた男たちの光と影。ハイテク機器を駆使し、地球上に張りめぐらされた情報ネットワ-クを通じてビジネスをする。デ-リングル-ムで目にした光景は“未来”を物語っていた。しかし…
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B-1爆撃機を追え
B-1爆撃機を追え
著:大石 英司,解説:西澤 尚昭,装丁:岸 顯樹郎,装画:安田 忠幸
講談社文庫
大迫力の戦略テクノ・サスペンス巨編傑作。極右組織に乗っ取られた、核ミサイル搭載の米ステルス戦略爆撃機がモスクワ攻撃の緒についた。米ソ両軍はこれを撃墜できるか?モスクワまでの大迫力の十時間。
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ガンを告げる瞬間
ガンを告げる瞬間
著:内橋 克人,装丁:熊谷 博人
講談社文庫
ガン克服の勇気ある姿。富士登頂に挑んだ10人のガン闘病者の記録! ーー富士登頂に挑んだ10人のガン闘病者の記録。みずからガンと知りながら、不安や恐怖に圧倒されることなく、意志的に、科学的に、人生を生き抜くことは、可能だろうか。認知の後の<闘病の医学>に挑む人々の勇気ある姿が、ここにある。ガン克服への意思をこめた頂上までの足どりを、克明に追う感動のルポルタージュ。
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四千万歩の男(五)
四千万歩の男(五)
著:井上 ひさし,解説:武蔵野 次郎
講談社文庫
青年二宮金次郎と“百姓論語”を闘わせ鰹節騒動では危うく情事の罠に。とかく学問より俗事に心奪われる伊能隊、再三の“測量中止”の危機を脱し、有望な孤児や人気女形をお伴に江戸へ。忠敬が“人生二山”を生きた江戸後期の、新しい文化の旗手を多士済々に登場させ、人間忠敬とその時代を縦横に描く大作、完結。(講談社文庫) 青年二宮金次郎と“百姓論語”を闘わせ鰹節騒動では危うく情事の罠に。とかく学問より俗事に心奪われる伊能隊、再三の“測量中止”の危機を脱し、有望な孤児や人気女形をお伴に江戸へ。忠敬が“人生二山”を生きた江戸後期の、新しい文化の旗手を多士済々に登場させ、人間忠敬とその時代を縦横に描く大作、完結。
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ひらり(3)
ひらり(3)
著:内館 牧子,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
竜太先生への強烈なアタックが功を奏し、ご近所の応援を受けることとなったみのりを横に、ひらりは複雑な心境。そんな時、今度は梅若部屋への就職話が持ち上がる。大喜びのひらりは、竜太先生に「肥満」についての講義を受け、仕事や力士たちへの健康アドバイスに張り切る。そんな姿が梅若親方とおかみさんに認められて、部屋で働くことに……。両親のギクシャク、みのりと竜太先生、梅響のケガと、気になることばかりの中で頑張るひらり。NHKの人気連続テレビ小説「ひらり」脚本集。<全4巻>
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サラリ-マン専科(1)見栄もほどほどの巻
サラリ-マン専科(1)見栄もほどほどの巻
著:東海林 さだお,装丁:岸 顯樹郎,装画:東海林 さだお
講談社文庫
可愛いOLに迫られ歴ナシ、社長をめざす野心もナシ、せめてなりたや係長……。いじましくもせつない、仕事に打ちこむサラリーマン生活の喜怒哀楽を痛烈かつ絶妙のユーモアで温かく描いて爆笑を誘う。週刊現代で最長連載、全国サラリーマンの圧倒的支持を誇る東海林さだおの大傑作、待望の文庫化第1弾。
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黄金宮(3)仏呪編
黄金宮(3)仏呪編
著:夢枕 獏,装丁:田村 義也,装画:桂川 潤
講談社文庫
黄金の勃起仏と1枚の地図――アフリカ奥地の一大黄金郷に通じる2つの“鍵”。しかし、黄金仏を持ち帰った探検隊のメンバーは、アフリカの呪術師の怪異な術で次々と消されてしまう。事件に巻きこまれた地虫平八郎は、必殺の拳法で呪術師に立ち向かう。地虫は渋谷区最強から史上最強への道を歩み始める!
電子あり
伸びる会社は総務が強い
伸びる会社は総務が強い
著:真鍋 繁樹,装丁:菅谷 貞雄
講談社文庫
危機管理や企業戦略を成功させる総務革命!いまや総務は栄光の部署だ。人事のみならず国際的な対外交渉をはじめ、組織を活性化する中枢の戦略基地に位置づけよ。できる総務のリニュアル作戦の全てを公開。
創造の人生 井深大
創造の人生 井深大
著:中川 靖造,装丁:安彦 勝博
講談社文庫
ソニ-創設者が独創技術開発に賭けた執念。井深大の人間形成と事業展開の跡を追いながら、その独得の発想法と反骨精神にも似た経営理念はいかにして生まれたのかを探る。これからの技術者に贈る話題の書。
電子あり
さりげなく、私
さりげなく、私
著:藤堂 志津子,装丁:岸 顯樹郎,装画:板垣 しゅん
講談社文庫
あわよくば、OLにもどりたい――。たくさんの仲間に囲まれて、活気にみちた職場でドタバタと仕事に追われ、成功も失敗も手を取り合っていた、あの頃。さりげなく在ることの快適さを、作家になる前に知ってしまったトードーさんが、しみじみと過ぎ来し方を振り返って綴るエッセイが貴方の心に迫ります。
霞が関が震えた日
霞が関が震えた日
著:塩田 潮,解説:鈴田 敦之,装丁:河合 良之
講談社文庫
戦後経済史最大の謎を明らかにした問題作。ニクソン・ショックが日本を襲った。大蔵省を筆頭に政府官庁・日本銀行をはじめ、銀行、証券、商社はいかなる対応をしたのか。講談社ノンフィクション賞受賞作。
逆命利君
逆命利君
著:佐高 信
講談社文庫
住友商事元常務・鈴木朗夫が辿った反逆人生を描く。管理に全身で刃向かい、陰湿な日本的企業社会を一刀両断にして逝った男。抜群の企画力、折衝力、語学力を持ちながら、ひけらかすこともなく、<命に逆らいて君を利する>――誇り高き生と壮絶な死。現代ビジネスマンに鋭く問いかけるノンフィクション。
古代浪漫紀行 邪馬台国から大和王権への道
古代浪漫紀行 邪馬台国から大和王権への道
著:黒岩 重吾,装丁:安彦 勝博
講談社文庫
高松塚古墳の壁画、出雲で出土した358本の銅剣、藤の木古墳、吉野ヶ里遺跡――このような発掘が相次いだにもかかわらず、古代史は相変わらず霧の中にある。古代史ブームの火付役であり、第一人者である巨匠が、曖昧模糊とした霧中に想像力の光を照射し、これまでの学説から1歩踏み込んだ、古代への浪漫紀行。
電子あり
わがシングルへの道
わがシングルへの道
著:大橋 巨泉,解説:田中 義久,装丁:安彦 勝博,装画:吉田 郁也
講談社文庫
遊びの天才がゴルフに挑戦するあくなき闘い! ーーはじめてのパー、はじめてのバーディ……。一所懸命やればやるほど、ゴルフは悦楽を与えてくれる。遊びの天才がゴルフに取りつかれ、我流のフォームを解体し、シングルの悦楽を味わうまで。リー・トレビノ、アーノルド・パーマーらとプレイする黄金期、そして…。懐かしいイレブンPMでもお馴染のゴルフ狂の、30年余にわたるシングルへのあくなき闘いの貴重な記録。
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小説 東急王国
小説 東急王国
著:大下 英治,解説:牧 太郎,装丁:荒川 じんぺい
講談社文庫
厳しい経済戦国時代を勝ち抜き、従業員9万人の東急グループを築き上げた、五島慶太・昇の父子2代にわたる、壮絶な人生と経営陣のドラマ。「失敗を恐れるな、向こう傷は問わない」という精神で経営に取り組み、最後までロマンを追い続けた五島昇。「覇道を排し、正道を歩む」事業家の生き方を描く、迫力の長編ノンフィクション小説。
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団塊サラリーマンの生き方
団塊サラリーマンの生き方
著:江坂 彰,装丁:プラス・アイ
講談社文庫
出向・配転に襲われる40代後半のサラリーマン諸君! トップと新人類にはさまれて悩みが深い。家庭と仕事をいかに両立させるか、会社処世もままならぬ。だが負けるな。いまこそ、自分のために生きよ。右顧左眄するな。かけがえのない人生を無駄におくるな。時には会社と対峙せよ。勇気の出る提言に学ぼう。
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政商誕生
政商誕生
著:江波戸 哲夫,解説:木村 幸治,装丁:荒川 じんぺい
講談社文庫
あらゆる手段で政商に成り上がる男を描く! --泥に塗れても政商になる! 若き野心家・高川吾一の「黒い野望」が弾けたとき、何が起こったのか? 政治を壟断し、巨利を窺う東大卒エリート。彼の仕掛ける「悪の網」に、誰がからめとられたのか? 永田町を震わせる日が近づく。ありとあらゆる手段を弄し、政商に成り上がろうとする男と仲間たちを描く悪漢小説。
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「退き際」の研究
「退き際」の研究
著:内橋 克人,装丁:菊地 信義
講談社文庫
企業内での権力移転のドラマを実例で考察! ーー経営者の「出処進退」は、いかにあるべきか……。東京ガス・安西家の〈世襲〉、五島・東急の〈解体〉、日航・伊藤前会長の〈挫折〉など、企業内権力の移転に働く力学と隠されたドラマを、実例で考察する。ともすると、技能や職能の継承ではなく、特定ファミリー内部での政権交代が行なわれるだけに、「退き際」はいかにあるベきかを、現代にあてはめて鋭く問う。
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オフィス街の達人
オフィス街の達人
著:泉 麻人,装丁:坂川 栄治,装画:ナンシー 関
講談社文庫
商社マン、銀行マン、保険マン、証券マン……そんな分類コードではくくれない、企業内の知られざる名人・怪人・異人に、コラムの達人が肉薄! バクチ打ちの面魂をもつ金鉱探しのプロ、煙草三昧1日250本喫うブレンダー、わが身を挺したトイレット博士たち、など26人衆。もしかしたらあなたの隣人がそうかもしれない。
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四千万歩の男(四)
四千万歩の男(四)
著:井上 ひさし
講談社文庫
日本全図を作るため1801年4月第2次測量隊は伊豆へ。円周率に憑かれた若者を加え、せこいお上の予算に自腹を切る冒険が始まる。阿波の藍栽培の騒動に首を突込み、十返舎一九の片棒坦いで“飯盛歌舞伎”を作り、はては俳諧師殺しの詮索に夜も日もない。忠敬の一歩は、ああ道草喰いの旅とはなった。全5巻。(講談社文庫) 日本全図を作るため1801年4月第2次測量隊は伊豆へ。円周率に憑かれた若者を加え、せこいお上の予算に自腹を切る冒険が始まる。阿波の藍栽培の騒動に首を突込み、十返舎一九の片棒坦いで“飯盛歌舞伎”を作り、はては俳諧師殺しの詮索に夜も日もない。忠敬の一歩は、ああ道草喰いの旅とはなった。全5巻。
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