講談社+α新書作品一覧

「格安エアライン」で個人旅行が変わる! 120%使いこなす方法
「格安エアライン」で個人旅行が変わる! 120%使いこなす方法
著:下川 裕治
講談社+α新書
総額30万円 4大陸世界一周もできる! 面倒な予約、狭い座席は「自由への翼」 低コスト、低サービスの「割り切り」日本にも路線を拡げる、新たな航空ビジネス 首都圏にある羽田・茨城というふたつの空港に格安エアラインが就航し、全日空も子会社での格安エアラインへの参入を表明した2010年、日本は格安エアラインを軸にした大競争時代のとば口に立ったと思っていい。アジアへの片道4000円や5000円といった激安運賃に注目が集まっているが、既存航空会社も対抗策を打ちだしはじめている。赤字続きの地方空港や、成田空港は格安エアラインの誘致の動きをみせている。興味を示す格安エアラインもあるという。これからも、さまざまなせめぎ合いが続くだろう。本書は、そんな格安エアライン時代とうまくつきあっていくための一冊である。――<「はじめに」より> ●長距離バス並みに安くなる理由 ●インターネットが普及を促進 ●英語で予約を取る方法 ●保険には入ったほうがいいのか? ●乗り継ぎ時間には注意が必要 ●激安キャンペーン運賃の探し方 ●搭乗前に食事を済ませよう ●重いスーツケースは使うな ●狭い座席での快適なすごし方 ●「格安エアライン」の将来
新型インフルエンザの「正体」
新型インフルエンザの「正体」
著:根路銘 国昭
講談社+α新書
マスクと消毒液の組み合せが効果的! ワクチンには効果なし! 空間消毒がカギ ウイルスの遺伝子変異で大流行の予感。第一人者が間違いだらけの情報と予防対策を正す ……だとすると、2010年のワクチンの効果には期待が持てないことになる。高い金を払い、こうしたワクチンの接種を受ける国民は救われない。ワクチンとは国民の重要な病気予防の武器であると、私は考えている。だが国民の自己負担によるワクチン接種を国が推奨するなら、なるべく効果の高いワクチンを作り、効果を表す数字を国が毎年示すことが責任ある態度であり、国の義務であるということにならないだろうか。国民はワクチンがどれだけ効くのかを、消費者庁に持ち込んで評価することができるし、やみくもに受け入れることにはならないだろう。インフルエンザ行政には問題があり、今冬のワクチンは危ないと思われる。この意味で今冬の対策は、予防に有効な空間消毒液を使用することも考えなくてはならないだろう。――<本文より> ●新型の「正体」はキメラウイルス ●ハリケーンのような「大流行」 ●若い人と高齢者の被害が大きい ●予測を誤り、効果のないワクチン ●アルコール消毒は効かない ●水のうがいはダメ、歯磨き粉で ●目をこすっての結膜炎にも要注意 ●マスクと消毒液を組み合わせる ●インフルエンザは人智の上を行く ●トリウイルス大流行は20年先
コスト削減の罠
コスト削減の罠
著:村井 哲之
講談社+α新書
3つ以上、当てはまる会社が危ない!? ●裏紙コピー ●ノー残業デー ●電話は1分以内 ●エアコンは夏28℃、冬22℃設定 コスト削減のつもりで実行し、ほとんどその成果を確認できていない事例はいくらでもあります。「ノー残業デー」「電話は1分以内に切りましょう」「パソコンを使用しないときは電源を落としましょう」「夏場のエアコンは28℃設定で」それらにまったく意味がない、とまではいいません。しかし、実際にどの程度成果があるのか、利益に貢献するのか、知っている人、いますか? ビジネスである以上、その効果や成果をきちんと検証しなければ、その是非について語れないはずです。しかし、一見もっともらしいこうした取り組みや活動の成果を正しく検証したケースは、寡聞にして知りません。 ●売上高半減で赤字にならない会社 ●苦境になってコスト削減はNG ●「見える化」で電気代2割削減 ●「3分の1ルール」で現場に分配 ●稟議書が回ってこないお金の恐怖 ●電気代節約にありがちな「誤解」 ●コピーの裏紙使用は本当にエコ? ●裏紙を使う「7つの落とし穴」 ●ホワイトカラーのコストを変える ●コスト削減の黄金律「4M+S」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
著:星野 泰平
講談社+α新書
「安く買って高く売る」。言い換えると「投資はタイミングが重要」と思われている方が実に多い。そして、いつの間にか「投資=博打」というイメージが醸成されてしまった感がします。これは非常に残念。「つみたて投資」は、これまで金融業界ではほとんど研究されてきませんでした。理由は金融機関が儲からないからです。この、「金融機関が儲からないものの、誰にでも取り組める投資法」を詳しく解説します。 値下がりの恐怖で、投資を躊躇していませんか? 「安く買って高く売る」はもはや常識ではない!! 限られた収入の範囲で作れる「じぶん年金」。誰でも取り組める、安心な投資法を解説! ●投資への不安に克ち、先の見えない時代に備える「じぶん年金」の作り方 「安く買って高く売る」。言い換えると「投資はタイミングが重要」と思われている方が実に多いのを目の当たりにしてきました。そして、いつの間にか「投資=博打」というイメージが醸成されてしまった感がします。特にこの数年間は株価低迷もあり、損をしている方も多いせいか、投資のイメージが悪くなっているのを感じます。これは非常に残念です。「つみたて投資」は、これまで金融業界ではほとんど研究されてきませんでした。理由は金融機関が儲からないからです。往々にして、業者が儲からない話は消費者にメリットがあるケースが多いものです。この、金融機関が儲からないものの、誰にでも取り組める投資を解説することは、これからの日本に大きな価値をもたらすと信じています。 ●「下がったら怖い」から解放される ●「安く買って高く売る」は間違い ●いくらになるかより、どう動くか ●将来価格の予測はなぜ無意味か ●つみたては下がった後が面白い ●「下がる」=「損が膨らむ」ではない ●始めるタイミングに悩む必要なし ●年金不安に備えはできていますか ●1000パターン以上のデータで検証 ●つみたて投資を日本の文化に
電子あり
明治を支えた「賊軍」の男たち
明治を支えた「賊軍」の男たち
著:星 亮一
講談社+α新書
貧困、冷遇、嘲り、敗北をはね返した実例10人! 逆境にあって生き抜く! 日本人の肚の据え方! 逆賊として差別される旧幕府陣営。幕末から明治へ、不屈の魂がつくりあげた近代日本! 慶応3年(1867)のパリ万博は派遣された幕臣たちにとって波瀾万丈の日々だった。将軍慶喜の実弟徳川昭武がその後、ヨーロッパを1周し、パリで勉強を始めたばかりの慶応4年3月16、17日に江戸から手紙が舞い込んだ。1月中旬に日本から出された手紙だった。鳥羽伏見の戦いで幕府軍が敗れたこと、将軍慶喜が軍艦開陽丸で大坂から逃げ帰ったことが詳細に記されていた。「何だって」渋沢は仰天した。次の手紙には慶喜が朝敵とされ、関東征伐のために仁和寺宮が江戸に向かったこと、慶喜は謝罪、恭順に徹し、朝廷に助命を嘆願していることも記されていた。幕府は潰れてしまったのだ。「ああ」皆、出るのはため息だけだった。 ●渋沢栄一――パリ万博中幕府崩壊 ●福沢諭吉――銃弾の中、塾で講義 ●榎本武揚――幕臣随一の秀才 ●原敬――藩長藩閥政治に鉄槌 ●山川健次郎――白虎隊、東大総長に ●後藤新平――東京を作り直した男 ●藤原相之助――官軍参謀を糾弾 ●内藤湖南――藩長官製維新史批判 ●野口英世――世界の医聖の会津魂 ●朝河貫一――全米で尊敬された学究
悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史
悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史
著:古川 愛哲
講談社+α新書
幕府に対し抗議の切腹! 婚活支援も代官の仕事! 「水戸黄門」が描く江戸時代は史実と正反対!? 借金だらけの質素な生活に文句もいわず、領民の生活向上のために汗を流した真の武士――今日、代官といえば「悪代官」が定番である。頭巾をかぶり、お忍びの姿で豪商を訪れ、山盛りの切り餅(二十五両の包み)を前に、「むふふ、お主もワルじゃのぉ」「お代官様にはかないません。わっはっはっ」と「賄賂を取り放題、悪行三昧」の場面をテレビなどで見かける。これは大正時代に一世を風靡した、立川文庫の講談本『水戸黄門漫遊記』から始まるようだ。そして、昭和44年(1969)8月から始まったテレビの『水戸黄門』により、代官は完全に悪役の汚名を着せられ、世間に定着させられたのである。しかし、江戸幕府の270年わたる繁栄を支えたのは紛れもなく代官たちであり、そこには多くのドラマが隠されている。 ●徳川家康も一目置いた名代官とは ●「婚活」の世話も代官の仕事? ●代官と商人の涙ぐましい関係 ●江戸時代の百姓一揆は1件だけ? ●代官も直面した中間管理職の苦悩 ●超多忙だった南町奉行・大岡越前 ●「遠山の金さん」のリアルな姿 ●時代劇には登場しない無頓着代官 ●代官が行った世界初の偉業とは ●アメリカの土を踏んだ代官の無念
電子あり
人生に失敗する18の錯覚 行動経済学から学ぶ想像力の正しい使い方
人生に失敗する18の錯覚 行動経済学から学ぶ想像力の正しい使い方
著:加藤 英明,著:岡田 克彦
講談社+α新書
学歴や教養は無関係! 人生の罠を徹底解明!! 世界一やさしい経済学を学んで人生に勝つ!! 自分だけは大丈夫――これが罠に陥る第1歩 行動経済学が示す成功率アップのメカニズム 「客観的に推定して、自社が失敗する確率は何パーセントあると思いますか?」という質問に対する回答として、7割近い起業家が0パーセントと記しています。また、98パーセントの起業家が、自らの起業が成功しない確率を0~33パーセントの間だと回答しています。もちろん、起業しようという人たちですから、いろいろなことを調べ尽くしているはずです。起業し成功する確率がいかに低いか、あるいは上場に至る会社は万に一つもないという現実をよく知っていることでしょう。ただ、それらの事実は、彼らの心の中ではあくまでも他人の起業についての統計数字。自分のアイデアや自分のプロジェクトは別物で、特別に成功確率が高いのです。このように、自信過剰の程度は人によって異なります。 ●大学生のちょっと恥ずかしい実験 ●興奮状態だとリスクを忘れる人間 ●痴漢行為と発覚する確率の関係 ●あるトレーダーの栄光と挫折 ●プロでもはまる金融工学の錯覚 ●株主優待を喜ぶのは大間違い ●天気が良ければ株価が上がる!? ●ただの魔力は子供にも通じるか? ●本物のハイリスク・ハイリターン ●所得が増えても不幸と感じる人々
ボスだけを見る欧米人 みんなの顔まで見る日本人
ボスだけを見る欧米人 みんなの顔まで見る日本人
著:増田 貴彦
講談社+α新書
文化心理学が明らかにした心と文化の不思議な関係 日本人と欧米人の目に映る光景はまったく別物!? 人がみな同じ現実を見ているとは限らない! 文化によって物事の見え方が違う、驚きの大発見 ある実験では、欧米人と日本人に5人の人物が並んでいる画像を見せて、その中心にいる人物の表情を判断してもらった。すると欧米人は、画像の中心で1番目立っているボスらしき人物にピンポイントで焦点を当てるのに対し、日本人はつい、背景の人たちの顔色までうかがって、全体の雰囲気を考えながら中心人物の表情を判断してしまうことがわかった。こうした発見の積み重ねは、欧米人と日本人の「何」が違うのかという問いに1つの明確な答えを出してくれる。「人が物事を理解する方法は万国共通であるから、物事がどのように見えるかに文化の違いはないはず」という、一見もっともらしい考えを覆す可能性があるという意味で、本書は読者の皆さんの知的好奇心を大いに刺激するものと確信する。 ●不必要なものは目に入らない人間 ●貧しい子には大きく見えるコイン ●ものの見え方に影響する価値観 ●世界を分ける2つの文化圏 ●間違い探しに見る日米の大違い ●写真の背景まで覚える日本人 ●KYはどこの国でもKY ●東西ウェブサイトのデザイン比較 ●都市に溢れる情報量の文化差 ●日本でドラクエが売れる秘密
なぜ、口べたなあの人が、相手の心を動かすのか?
なぜ、口べたなあの人が、相手の心を動かすのか?
著:北原 義典
講談社+α新書
思いが通じる人、通じない人の差とは? 人は、結局理屈より気持ちで動く! コミュニケーションに対する常識が変わる! 人間行動科学でわかった「伝わる」力学 「コミュニケーション力」、これは、「流暢に話す力」とイコールではありません。思い出してみてください。自分の会社、お客様、よその会社、ご近所や町内会、子どもの学校の先生、さらには有名人などの中で、必ずしも口達者ではないけれど「心を動かす」ことができる人が、1人や2人はいませんか? 逆に、立て板に水のごとく流暢にしゃべる人でも、いまひとつ「人の心を動かす」ことができない人もいますよね。この両者の違いは何なのでしょう?(中略)本書は、人間同士のコミュニケーションにおいて働くそんな力学の面白さや重要性を再認識していただきつつ、日ごろの生活に役立てていただくための書です。 ●「好意をもつ」と相手にも変化が ●命令より効果的な「状況の法則」 ●「誠意」と「熱意」の表し方 ●前向きに話すと結果がいいわけ ●具体的に話さないと心に響かない ●つい耳を傾けたくなる話し方 ●自分に不利な話が逆に引力になる ●聞き上手のコツ「湯のみ茶碗理論」 ●漫才の名人はオチをボソッと話す ●会議では目の前の相手に要注意
死ぬまで安心な有料老人ホームの選び方 子も親も「老活!」時代
死ぬまで安心な有料老人ホームの選び方 子も親も「老活!」時代
著:中村 寿美子
講談社+α新書
親の介護より自分の介護! 老い支度のチャンスを逃すな! 「人生最後の大きな買い物」に、日本で1番早く1番多くの相談に乗ってきた老活専門家が忠告 有料老人ホームでの暮らしは、何があっても職員が家族のように手伝ってくれること。どんなことでも、話を聴いてくれること。夜中でも職員が居室にすみやかにとんで来てくれること、3食温かい食事が提供されていること、と、至れり尽くせりの生活なのです。それも、24時間プライバシーが守られていて、必要な時にはサービスを利用できるのです。これは、どんな豪邸に住まっていても得られない便利なサービスです。ただし、そのサービス内容はホームによってかなりの違いがあります。建物自体も豪華さを誇るホーム、品質の良さが一目で分かるホーム、再利用のホームとさまざまです。要は「サービスという付加価値のついたマンション」なのです。 ●「親の介護」と「自分の介護」 ●在宅でどこまで介護できるか ●世間体なんてほっておこう ●老い支度適齢期 ●自分の現実を見つめよう ●有料老人ホームという住まい ●サービスの見分けは掃除 ●間違いないホームを見分ける方法 ●契約までの手順 ●受験戦争ならぬ入居戦争?
夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣
夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣
著:二松 まゆみ
講談社+α新書
夫を立て、2人で闇を乗り越える妻力とは? 夫のプライドを台無しにしていませんか? 相手の視点で自分を見つめ直せば、結婚の「闇」は晴れ、夫にも妻にも幸せが回り出す! 結婚には「闇」が待ちかまえています。でも結婚の闇を抱えて正面からチャンバラをすると、まだまだ若くて未熟な2人は、すぐに別居だ、離婚だと大騒ぎすることになりますので、真っ向から対決せず、少しずつその闇を乗り越え、消し去っていくような方法を編み出すのが得策です。そのために、必要なモノはひとつだけ。それは何か? 私はここで、「妻力」ということを提唱したいと思います。「妻力」に近い言葉では「あげまん」というものがあります。恋人や夫の運気をあげて幸せにする女性のことをさします。でも、「あげまん」とは、男性中心の表現ですが、「妻力」とは、いまの時代の夫婦関係を妻の側からリードし、夫を立てつつも、最後には夫と共に幸せ循環に入るためのものです。 ●夫の1歩先を行く妻力 ●相手の視点で自分を見つめる ●家事を一緒にやって夫教育をする ●夫の気がつかないことを指摘する ●夫のプライドを尊重する ●もろい夫を導き、フォローする ●セックスの嗜好を乗り超える ●セックスレスから生涯セックスへ ●どんなときでも夫の味方に ●妻力を受け止める夫力
ヒット商品が教えてくれる 人の「ホンネ」をつかむ技術
ヒット商品が教えてくれる 人の「ホンネ」をつかむ技術
著:並木 裕太
講談社+α新書
言葉は嘘をつくが、行動は嘘をつかない! AKB48、twitter、iPodが売れる理由 「恥ずかしくて言えない欲求」「本当の自分を隠したい願望」「本人すら理解してない本性」を知れ! 私はマーケティングの仕事を始めてから、人がいかに「ホンネ」によって動いているか、同時にそれを隠したがるかを、身にしみて感じるようになりました。(中略)そして、ヒットした商品や一世を風靡したサービスは、実にうまく、「ホンネ」を取り込んでいる。(中略)これから、「心のレントゲン」の使用法と、それを用いてヒットした例を、解説・分析しようと思います。みなさんは本書を読み終えると、「心のレントゲン」を意のままに用い、人の「ホンネ」を探りあてられるようになるはずです。これを日常生活に適用することで、職場、家庭、恋愛など、これまであまりうまくいかなかった人間関係も、大きく改善されるにちがいありません。――<「はじめに」より> ●「浮気携帯」の密かな愉しみ ●オジサンの「覗き見願望」 ●「肉食な女たち」の鞄 ●「天使のブラ」の「悪魔の囁き」 ●女性がタバコを吸う本当の理由 ●iPodは家電製品ではない ●薄毛の「ホンネ」 ●「これでいいや」で選ばれる栄光 ●パームサイズの「覗き穴」 ●「翼」をめぐる冒険
北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法
北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法
著:宮田 敦司
講談社+α新書
「悪の心理操作術」を仕事や恋愛に使うとどうなる!? 日常生活で知らず知らず受けている洗脳の恐怖! 「イエスマン」を大量生産し、自らを神格化! 金正日が完成した究極の人間改造術の全貌 北朝鮮の「人間改造」などというと、何かおぞましい感じがするが、「人間改造」は、実は北朝鮮などの独裁国家の専売特許などではなく、身近にも存在する。日本ではかつてのオウム真理教などの「破壊的カルト」と呼ばれる一部の団体が、中国共産党が開発した洗脳の技術を応用して信者から財産や労働力を提供させている。こうした洗脳は、破壊的カルトでなくとも、日常生活のなかで何気なく行われている。本書では、北朝鮮が国家レベルで行っている「人間改造」を中心とした国民統制の手法を解明することを目的としているが、我々が日常的に触れている巧妙な心理操作による「人間改造」についても触れていきたい。すなわち「他人の人生を支配する手法」である。 ●「人間改造」は日本にも存在する ●「イエスマン」大量生産の秘密 ●明らかな嘘を信じるメカニズム ●独裁者の下でうまく立ち回るには ●暴力男だけと付き合う女性の心理 ●組織が階級制度を採用する意味 ●戦時中の日本と北朝鮮の共通点 ●個人の精神を孤立化させる技術 ●恐怖による統治の限界点とは ●人間改造術で人間関係を円滑に
太らない!若い! 生涯現役をつくる「四群食習慣」
太らない!若い! 生涯現役をつくる「四群食習慣」
著:東畑 朝子
講談社+α新書
1群「白」、2群「赤」、3群「緑」、4群「黄」の食品バランスで死ぬまで健康! 朝は目覚まし、昼はスタミナ強化、夜は充分の栄養を。野菜たっぷり、ヨーグルトも! 何を食べたら太らないでいられるのか。 何を食べたら若さが保てるのか。 何を食べたら美しくなれるのか。 何を食べたら病気にならないのか。 そんな食べ物や食事はあるのでしょうか。 あります。 「幸せの青い鳥」が目の前にいたように、ふつうの食卓のうえにちゃんとあるのです。それは少しも派手ではなく、面白みには欠けますし、あまり流行とは関係ないかもしれません。しかし、たしかにわれわれ日本人が古来育んできた土台のうえに、これも日本文化の特長である外国からの情報を取り入れてつくりあげた、日本オリジナルの「ふつうの食事」。これこそが、生涯太らない、健康で、したがって若さを保てる、美しさを保てる食事なのです。 ●一皿の野菜習慣 ●一生太らない食事 ●価値あるサプリメント ●ちょっと具合の悪いときの食事 ●日やけ・抜け毛にはビタミンC ●ヨーグルトを毎日300グラム ●元気で長生きでコロリと死ねる ●1人分ってどのくらい? ●歯の健康とあごの力 ●おなかをひっこめる習慣
日本は世界4位の海洋大国
日本は世界4位の海洋大国
著:山田 吉彦
講談社+α新書
中国の5倍の海! 今資源大国になる日本の凄い未来!! 技術革新で資源問題と食料危機が完全解決!! 国内消費量94年分のメタンガスをはじめ、海中ウラン、レアメタルの採掘が確実に!! 領海とさまざまな経済的な権益をもつ「排他的経済水域」を足した面積において、「日本の海」は世界6位の広さを誇る。しかも、日本海溝など深い海もあるため、海水量、すなわち海水の体積で見ると世界4位の海洋大国であることを、皆さんはご存じだろうか。そして、そこには、化石燃料、レアメタル、ウランなどの鉱物資源、食料となる水産資源など、日本人が豊かに生きる糧が眠っているのだ。また、日本の海は世界一の種の宝庫でもある。世界中の海に生息する生物のうちの14.6パーセント、実に33,629種の生物が、日本の海で確認されている。これはどの海域よりも多く、日本の海の大いなる可能性を物語っているともいえよう。 ●日本がもつ世界4位の海水量 ●原発500年分のウランが毎年 ●海底熱水鉱床の鉱物とレアメタル ●94年分の天然ガスが眠る海 ●尖閣諸島周辺の700兆円の油田 ●世界最先端を走る海洋温度差発電 ●日本沿岸は「世界三大漁場」 ●9時5時で年収1000万円の漁師 ●海の農地でバイオ燃料を ●陸の50倍の資源を活かすために
発見! ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」
発見! ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」
著:デュラン れい子
講談社+α新書
365日、毎日どこかでお祭りがある幸せを知ろう! 生真面目、清潔好き以上のホントの姿 クリスマスがメインイベントのキリスト教徒がうらやむ「800万の神」ゆえの楽しみ! 私の体験では、ヨーロッパの国々は私が日本で描いていたイメージとほとんど同じでした。でも、日本の場合、ホントの姿がヨーロッパに伝わっていないと思うのです。さて、そうすると世界の人々が持っている“日本人のイメージ”は? 生真面目、丁寧、清潔好き……等々、なぜか静的なイメージが強いように感じてしまうのは、私だけでしょうか? いえ、私と同じように、ほとんどのヨーロッパの人々が感じていると思います。そして、日本に来たことのない人たちだったら、なおさらのこと……と想像できます。果たして、日本人の個性って、これだけでしょうか? そんなことは、絶対ないはずです。日本人が気づかないけれど、外国人が驚いたり感動したりすることが、きっとあるはずです。――<「はじめに」より> ●日本人の素顔が見えてくるお祭り ●多神教の日本ならではの幸せ! ●庶民の日本、貴族のヨーロッパ ●ギリシャ危機が象徴するもの ●ユーロは採用しなかったイギリス ●日本の女性はかわいそう? ●なぜ日本人は有給を取らない? ●ひとりひとりを認める国へ ●ワールドカップに見る愛国心 ●サッカー日本代表の強みと幸せ
庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか
庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか
著:中野 純
講談社+α新書
「あの世」は「この世」よりおもしろい! 恐いけどのんきな閻魔、鬼卒もすぐ隣にいる 別府、箱根、京都など日本中に遺る「地獄」には日本人の粋な「適当さ」が息づいている お寺の境内の端や門の外、墓地の前、川のほとりなどにひっそりと立つ小さなお堂を見つけたら、そっと覗いてみよう。そこはもしかしたら、地獄かもしれない。(中略)ものすごく恐いけれどどこかのんきで、不思議に極楽な日本の地獄。名もなき過去の人たちが生み出してきたこの闇のワンダーランドにもう一度親しみ直せば、この世を生きることがもっとおもしろくなると思う。日本の地獄の豊かな世界を受け継ぎながら、私たち今日の庶民も、ダークファンタジーをさらに紡いでいこう(これを冥界補完計画という)。地獄の謎を楽しみながら、奪衣婆や閻魔さまの正体をつくっていこう。身近な冥界へ、ようこそ! 地獄は私たちのためにある。 ●地獄の覗きかた ●葬式仏教万歳! ●地獄のちょい役列伝 ●東京一の巨大地獄 ●蒙古斑は奪衣婆につねられた痕 ●日本の地獄発祥の地、京都 ●世界の三途の川 ●首都に1番近い火山地獄、箱根 ●別府地獄巡り、奪衣バスガイドの夢 ●閻魔さまになにをお願いするのか
「まわり道」の効用――画期的「浪人のすすめ」
「まわり道」の効用――画期的「浪人のすすめ」
著:小宮山 悟
講談社+α新書
負けたときこそ「自分の武器」を探すチャンス! 考えて、考え抜いてタフになれ! 2浪で早稲田大学合格、メジャーリーガーにもなった異色の男が語る「弱者が勝つ戦略」!! 周りには、バケモノみたいな選手が掃いて捨てるほどいる。僕の身体能力など知れたものだった。彼らに比べれば、プロ野球選手としての僕の才能は、けっして豊かとはいえなかった。いや、はっきり劣っていた。だからこそ僕は、その差をどうカバーするか常に考え、試行錯誤をくり返し、長いトンネルを進んできた。まわり道の時間、考える時間があったからこそ、プロ野球選手の平均在籍期間が約9年のところ、44歳まで一軍でプレーし続けることができたと思っている。たぶん人間というのは、才能や能力以上に、「あれをやろう、これにもトライしたい」という思いの強さによって、その先の人生のあり方が違ってくる。 ●最短距離の人生なんてつまらない ●探究心の有無が成長を左右する ●27球主義を生んだ逆転の発想 ●「7割」で勝つ技術 ●「ど真ん中」で打ち取る投球術 ●「平凡な自分」を受け入れる ●5年刻みの目標設定 ●「準備」ですべては決まる ●絶対に「隙」を見せない ●元エースの敗戦処理担当
iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい!
iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい!
著:皆神 龍太郎
講談社+α新書
自分でも「電子書籍」は簡単につくれる 「持ち歩く書斎」で読書&情報整理が劇的に変わる 蔵書1万冊をデジタル化した元祖「自炊」派が伝授。iPadを読書端末として使い倒す技術 本書は、蔵書1万冊を8年かけてデジタル化する間に、著者らが見出してきた書籍電子化のためのノウハウを、みなさんと共有したいと思って書いてみた。ちょっとしたコツさえつかめれば、蔵書のデジタル化は難しいものでも、そう大変なものでもない。もう少し時間が経てば、日本語の電子書籍も数が増え、充実してくることだろう。だが、書籍の電子化がいくら進んでも、現在書棚を占領している、すでに買った本のほうは減ってはくれない。ましてや、蔵書すべてを持ち歩くことも検索もできない。本を減らすには、とにかく自分の手で電子化するしかないのだ。廊下にまで溢れ出ていた書籍を片っ端から電子化してしまう便利さと、そこから生まれてくる新たな読書生活の楽しさを、ぜひみなさんにも体験してみてほしいと思っている。 ●通勤用iPad読書のすすめ ●三種の神器とデジタル化手順 ●本は切ってもいいのか? ●情報は軽くなることを望んでいる ●スキャン文庫と法律的問題 ●iPadでどうやって本を読む? ●スキャン読書術、整理術 ●ライフログへの準備 ●全文検索のパワー ●ポータブル書斎
NYビジネスマンはみんな日本人のマネをしている
NYビジネスマンはみんな日本人のマネをしている
著:マックス 桐島
講談社+α新書
米製和語の「ハンチョー」ってどんな意味なの!? ビジネス作法もマーケティングも日本式が主流(メインストリーム)に! 大反響を呼んだベストセラー『ハリウッドではみんな日本人のマネをしている』の第2弾! ビジネスでたびたび訪れたニューヨークでは、様々な場面で「やっぱり日本は素晴らしい国だな」と胸がいっぱいになる出来事を経験した。世界経済の中心地ウォール街で、ショービジネスの本場ブロードウェイで、それに古くからの友人たちと、そしてレストランやスポーツバーでの会話のなかで。本書では、ニューヨーカーたちがいかに日本を意識し、日本的な思考や生活を実践しているかを紹介していきたいと思う。僕の経験から、読者のみなさんが、アメリカの「ジャパナイゼーション(日本化)」の現状について知ってくれたら、そして自分が日本人であることを(僕と同じように)誇りに思ってくれたら、これ以上の幸せはない。 ●アメリカ人がハマる日本式仕事術 ●日本人が教えた夢を売る秘訣 ●流行語となった「カッコイイ」 ●ヒット商品はいつも日本発 ●ユニクロがアメカジを変える ●日本のビジネスIQまでも輸入 ●横綱の「まだまだ」を見習って ●全米一の監督が見せる日本流 ●「秘伝のタレ」で億万長者に ●日本人団体旅行者の美徳