星海社新書作品一覧

夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド
星海社新書
「夢、ありません」でも問題ナシ!
高校生の進路選びの悩みは尽きません。やりたいことと言われても、好きなものもあまりないし、趣味も特にない。なんとなくで進学しても学費の無駄かもしれない。はたまた、将来の夢はあるけれど、実現するためにはどうしたらいいかわからない。お金がないけれど奨学金が返済できるか不安……。そんな進路のお悩みを一挙解決! 本書では、大学ジャーナリストとして22年、日本全国の大学を取材し、進路選び、就職活動を知り尽くした著者が、大学進学から高卒就職まで、「損しないための」進路選びを徹底解説いたします。夢がない、お金がない、どうしていいかわからない、そんな人のための進路選び最新ガイドがここに!
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 高校生が知らないと損する進路と夢の関係
第2章 夢以外で進路が選べる 普通の高校生が知ると得する進路の教養
第3章 お金の面から進路を考える
第4章 知ると得する大学オープンキャンパスと入試動向
第5章 知らないとしんどい大学入試の変化
第6章 知ると得する短大・専門学校進学
第7章 成績が普通でも明暗分かれる高卒就職
おわりに
注釈および参考文献一覧

外国人しか知らない日本の観光名所
星海社新書
外国人が愛する「もう一つの日本」が示す日本の魅力と可能性
今や年間2500万人を超える訪日外国人――彼らが日本を訪れる目的は、日本人がイメージする典型的な観光名所ばかりではありません。むしろ日本人にとっては「なぜこんな場所に行くんだろう」というありふれた場所やマイナーな場所こそ、外国人にとって非常に興味深い場合も多いのです。本書ではそんな「外国人しか知らない日本の観光名所」を全国47都道府県、56ヶ所にわたって取り上げて外国人に人気の理由とともに解説した、インバウンドビジネスの要点をつかむための観光論にして、あなたの知らないもう一つの日本像を知るための文化論です。
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 北海道・東北の知られざる観光名所
第2章 関東地方の知られざる観光名所
第3章 中部地方の知られざる観光名所
第4章 近畿地方の知られざる観光名所
第5章 中国・四国の知られざる観光名所
第6章 九州・沖縄の知られざる観光名所
おわりに
執筆協力者一覧

歴史知識ゼロの僕がどうやって18年間歴史マンガ『センゴク』を描き続けられたのか?
星海社新書
なぜ「歴史知識ゼロ」から歴史巨編のヒット作が生み出せたのか?
連載開始時には無名に近かった武将・仙石権兵衛に「史上最も失敗し、挽回した武将」という鮮烈なスポットライトを当て、信長幼少期から秀吉の死、家康の台頭までの戦国時代史を総覧する歴史巨編漫画、宮下英樹の『センゴク』シリーズ。大ヒットとなったこのシリーズで、歴史学における通説を打破する新説を次々と採り入れ、青年誌における「歴史漫画」ジャンルの可能性を大きく切り拓いた宮下の連載開始前夜の歴史知識は、なんと「ゼロ」だった。そんな彼が、なぜ戦国時代というテーマを描き続けることができたのか? 初めて明らかにする歴史漫画作劇の極意を通じて、歴史とともに人生を歩むための秘訣をいま語り尽くす!
<2つの対談を収録!>
株式会社Cygames代表取締役社長 渡邊耕一×宮下英樹
『戦国大名とは何か!?』
漫画家(『新九郎、奔る!』)ゆうきまさみ×宮下英樹
『歴史を描く漫画を語る!!』
*本書目次より抜粋
『センゴク』シリーズの軌跡
はじめに
第1章 仙石権兵衛、走り出す!ーーいかにして『センゴク』の連載は始まったか?
第2章 世を渡り、出世を賭す武将たちの群像ーーあらゆる場面を歴史的に描くということ
第3章 花と実ーーよく生きるということ
あとがき

戦国史の新論点 平成・令和の新研究から何がわかったか?
星海社新書
戦国史の見方が変わる15の論点
歴史研究で新しい説が提起され、新説をめぐって論争となる場合、同時代に成立した書状、日記などの一次史料による裏付けを欠くことが多い。最近はテレビの歴史番組ではおもしろおかしい「トンデモ説」が唱えられ、批判も検証もされないまま世間に広まっていくことも増えてきた。原因は歴史研究のトレーニングを受けていない読者にとって、史料の中身はブラックボックスだからである。本書は、古くから言われてきた誤謬から、間違ったことが明らかになった新説、あるいは新説であっても明確に結論が出ないケース、さらに検討が必要なものまで、戦国史の15のテーマを掲げて、気鋭の執筆陣がその検証に挑んだものである。
*本書目次より
はじめに
論点1 「大名」論を問う 今岡典和
論点2 天文十二年に鉄砲が伝来したという説への疑問 長屋隆幸
論点3 松永久秀は足利義輝の殺害にかかわっていなかった 天野忠幸
論点4 武田信玄はなぜ父の信虎を追放したのか 須藤茂樹
論点5 明智光秀は医師だったのか 太田浩司
論点6 出雲尼子氏家臣の山中鹿介は忠臣だったのか 渡邊大門
論点7 織田信長と正親町天皇は対立していたのか 秦野裕介
論点8 三木城落城後、秀吉によるジェノサイドは行われたのか 金松誠
論点9 秀吉による中国大返しと「御座所システム」 渡邊大門
論点10 宗像才鶴女性説は正しいのか 花岡興史
論点11 千利休は切腹せず、生き長らえたのか 八尾嘉男
論点12 直江兼続は越後から年貢米を持ち去ったのか 田嶋悠佑
論点13 家康による前田利長の討伐計画は虚説なのか 水野伍貴
論点14 関ヶ原合戦の戦場は、「山中」か「関ヶ原」か 水野伍貴
論点15 戦国時代の蝦夷地は「日本」に含まれるのか 新藤透
おわりに

一流企業の入社試験
星海社新書
思考力を問う一流企業の入社試験を厳選収録&解説!
一流企業の入社試験では「ボールペンの市場規模は?」「駅の空きスペースを活用するには?」といった地頭を試す問題が数多く出題されます。そんな入社試験問題から世界的コンサルや巨大ITなどが出題した良問を厳選し、実際に内定を獲得した東大生の解説とともに収録しました。一流企業が求める思考力を養って志望企業に内定するための問題集として、またフェルミ推定やケース問題の力を鍛える頭の体操として、楽しみながら解いてみてください。巻末には人事コンサル・曽和利光氏への入社試験インタビューを収録し、企業が入社試験を課す意図などを語っていただきましたので、就活戦略を立てる上で合わせてお役立てください。
*本書目次より
はじめに
第1章 フェルミ推定
日本に空き家はいくつあるか?
日本に傘は何本あるか?
ボールペンの市場規模は?
地球上には何羽のニワトリが存在する?
日本にポイ捨てされたタバコの吸い殻は何本ある?
第2章 ケース問題
アナログ腕時計の年間売上を伸ばすには?
駅の空きスペースを活用するには?
動物園の来園者数を増やすには?
地方の空き家を減らすには?
化粧品メーカーの売上を伸ばす新たな戦略を考える
第3章 判断推理
メガネをかけた人はどこ?
お弁当のおかず
PK戦
暗号
おかわり無料の定食
第4章 課題解決型問題
母の日の新しいプレゼントとは?
渋谷駅周辺はどうすればきれいになるか?
第5章
入社試験を通じて見える「企業が求める人材像」 人事コンサルタント・曽和利光インタビュー
おわりに

戦国大名の家中抗争 父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?
星海社新書
なぜ親子、兄弟、当主と家臣間で争うのか?
十五世紀後半以降、戦国大名が争った時代。大名たちは他国の大名と戦うだけでなく、一族や家中の敵と戦わなければならなかった。戦国大名は必ずしも絶対的な権力で家臣や領民を従わせているわけではなく、当主の一族や家臣の支持により成り立っていたからである。もしも当主が無能と判断されれば、新しい当主を擁立するために一族や家臣から謀反を起こされた。それが血を分けた親子や兄弟であっても、抗争は激しく非情なものとなった。本書は信頼できる史料や先行研究に基づき、なぜ戦国大名は身近な者同士で戦ったのか、時代の本質に鋭く迫る。
*本書目次より抜粋
はじめに
第一章 実子がなかったために起きた抗争
第二章 親子で主導権を争ったケース
第三章 当主と家臣の抗争
第四章 親が子を殺した事件
第五章 当主死後の後継者争い
第六章 兄弟間の抗争劇
おわりに

朝鮮王朝「背徳の王宮」 1冊でつかむ韓国時代劇の真髄!
星海社新書
これほどまでに「背徳」に満ちていた!
朝鮮王朝の統治の総本山であった漢陽(ハニャン/現在のソウル)の華やかな王宮……。そこでは国王を中心に、王族・官僚・女官がひしめいて壮麗な王朝文化が繰り広げられていた。一方で王宮は権力という魔物に魅せられた欲深い人間たちの巣窟であり、正義に背いて私欲に執着した行動をとる人が跋扈した。それゆえ、陰謀、非道、裏切りが繰り返される「背徳」の世界だったのである。韓国歴史ドラマの舞台としてもっとも多く取り上げられる朝鮮王朝500年の王宮で、国王・王妃・王子・側室たちはどのような人生を歩んでいったのか。歴史の運命に翻弄された王宮の人々の知られざる秘話を明らかにする。
*本書目次より抜粋
はじめに 朝鮮王朝の建国を飾った初代王妃の物語
第1章 禁断の宮殿で愛と欲望はどれほど壮絶だったか
第2章 朝鮮王朝を震撼させた悪女たちの所業を暴く
第3章 国王と王妃は虚構の中で何を嘆いたのか
第4章 怨みと裏切りと復讐の果てに何が起こったか
第5章 悲劇の連鎖で哀しみは終わらない!
第6章 史実を知るとドラマがもっと面白くなる
おわりに 背徳の王宮から遠く離れて何を思うのか
巻末特集「5大王宮の成り立ち」
1 王宮の一般的な配置状況
2 景福宮
3 昌徳宮
4 昌慶宮
5 徳寿宮
6 慶熙宮
朝鮮王朝の歴史年表
朝鮮王朝の歴代国王
朝鮮王朝の歴代王妃
資料
李成桂に関する人物相関図
粛宗に関する人物相関図
世祖に関する人物相関図
中宗と文定王后に関する人物相関図
光海君に関する人物相関図
純元王后に関する人物相関図
仁祖に関する人物相関図
英祖に関する人物相関図
首都の城内図

「地域おこし協力隊」は何をおこしているのか? 移住の理想と現実
星海社新書
移住者と地域住民がタッグを組んで、地域をおこすために必要なことは?
近年SNSでの炎上でニュースになることも少なくない「地域おこし協力隊」。都市部の住民が地方に移住し地域協力活動に従事するこの取り組みにおいて、地域住民と協力隊員のあいだでトラブルが多発しています。もちろん問題ばかりではなく各地で活躍する事例は多いことから、政府は2026年までに協力隊員を1万人に増やすという目標を掲げています。どうしたら急拡大している地域おこし協力隊を本当に地域のための制度として活用することができるのか。そもそも地域おこしって何を“おこす”のか? この制度に詳しく、協力隊員向け研修プログラムの企画・実施をしてきた著者が、都市と地方の両視点から語ります。
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 地域おこし協力隊はなぜ炎上してしまうのか
第2章 地域おこし協力隊とは その背景と制度「人的支援」の系譜
第3章 なぜ協力隊にばかり注目が集まるのか? 急拡大する地域おこし協力隊
第4章 協力隊は、何をおこすのか? 「地域振興」を再考する
第5章 地域自治の再生と人的支援の考え方 人的支援がもたらす影響の大きさ
おわりに

思考実験入門 世界五分前仮説からギュゲスの指輪まで
星海社新書
思考実験でやさしく深く哲学的思考を身につける
思考実験ーー哲学の本質をより純粋に、深く理解するために特定の状況を想像する思考をこう呼びます。本書では、古代から現代までの哲学者たちが思想を伝えるために考案した思考実験を精選し、その意図や現代的意義を解説しました。また、想像上の思考実験に限らず、実際に起きた実験や出来事でも、哲学的思考を養う上で重要なものについては特にピックアップしました。加えて、現代思想を学ぶための重要キーワードについても、本書のためにオリジナルの思考実験を創作して解説しています。34の思考実験で、哲学・思想を楽しくマスターしましょう!

クルマの未来で日本はどう戦うのか?
星海社新書
BEV(バッテリー電気自動車)シフトの概念とクルマの未来をモータージャーナリストが豊富な取材をもとに徹底解明
これまでメディアや環境団体、あるいは機関投資家などによって、日本はBEVシフトに出遅れているという雰囲気が醸成されてきた。それを決定的にしたのが、2023年4月開催の上海モーターショーでの中国メーカーの跳躍ぶりだった。その華やかな現場で打ちのめされた筆者が、1年近い取材をもとに日本のクルマの現在地を明らかにする。パワートレインの内燃エンジンから電気モーター+バッテリーへのシフトと、電動化を起点としたクルマ自体のあり方のシフト。BEVシフトにおけるふたつの要素を丁寧に紐解き、日本自動車産業の未来への針路をここに示す。
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 上海モーターショーの衝撃
第2章 世界のバッテリー電気自動車(BEV)市場の動向
第3章 日本市場の反応、BEVとの向き合い方
第4章 初めてのJAPAN MOBILITY SHOW
第5章 CES取材で見えてきたもの
第6章 世界の、日本の、クルマの未来を考える
おわりに

小説編集者の仕事とはなにか?
星海社新書
編集者の仕事を、徹底的に語り尽くす!
講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。
そう。
この人が、30年前ぼくがかけた電話に出てくださった“始まりの人”です
ーー京極夏彦
*本書目次
はじめに
第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる
第2章 編集者として、現場で学んだこと
<23~25歳>編集者になるまで
<25~29歳>京極夏彦という才能との出会い
<30~35歳>メフィスト賞で多くの才能と出会う
<36~39歳>文三の部長として、編集者をプロデュース
1996~2005年 メフィスト賞受賞作一覧
第3章 小説編集者の仕事のステップ
第4章 編集者としてミステリを考える[Q&A]
第5章 これからの小説の書き方を考える
小説で「視点」が大切なのはなぜか
小説の未来を変える「書き言葉」の開拓を
おわりに
参考文献
謝 辞

刑事ドラマ名作講義
星海社新書
『七人の刑事』『太陽にほえろ』から、『古畑任三郎』『踊る大捜査線』『相棒』『MIU404』まで。
テレビの歴史に燦然と輝く、名作「刑事ドラマ」19選を徹底解説!
テレビの黎明期以来、「刑事ドラマ」はつねにテレビドラマの中心にあり続けてきた。『七人の刑事』など、いまの刑事ドラマの原点となった作品が登場する1960年代から、『太陽にほえろ!』を筆頭に多彩なタイプが生まれた1970年代、『あぶない刑事』のようにコミカルな要素がヒット作の条件となった1980年代、警察組織をリアルに描いた『踊る大捜査線』など重要な変革が生まれた1990年代、そして刑事ドラマの歴史を総合するような『相棒』が始まった2000年以降まで。日本の刑事ドラマ繁栄の理由を歴史と作品の両面から深掘りする。堂々の432ページ。
1 七人の刑事
2 特別機動捜査隊
3 太陽にほえろ!
4 非情のライセンス
5 俺たちの勲章
6 Gメン’75
7 特捜最前線
8 西部警察
9 噂の刑事トミーとマツ
10 あぶない刑事
11 はぐれ刑事純情派
12 古畑任三郎
13 沙粧妙子―最後の事件―
14 踊る大捜査線
15 ケイゾク
16 相棒
17 警視庁・捜査一課長
18 BORDER
19 MIU404

楠木正成・正行・正儀 南北朝三代の戦い
星海社新書
時代によって評価が変わった楠木氏三代
鎌倉時代末期から南北朝時代の武将楠木正成とその長男の正行、三男の正儀。この三人の父子が本書の主役である。後醍醐天皇と南朝を支え続け、戦前の教育では理想の「忠臣」として賞賛された正成・正行だが、戦後になると正成は権力に抗う「悪党」へと評価を一変させた。いっぽうの正儀は「裏切り者」のイメージから戦前の教育で触れられることはなかったが、近年は南朝を代表する武将として再評価が進んでいる。時代によって評価が大きく変わった楠木氏三代の実像とはどのようなものか。気鋭の研究者が同時代史料や『太平記』を駆使しながら虚飾のない新たな楠木氏像を再構築していく。
*目次
はしがき 二十一世紀の楠木氏
第一部 楠木父子 三代の軌跡
第一章 楠木正成
一、楠木正成の登場
二、正成と後醍醐天皇
三、正成の挙兵
四、正成と建武の新政
五、建武政権の崩壊
六、湊川の戦い
第二章 楠木正行
一、正行の人物像
二、正行と南朝
三、正行の戦い
四、四条畷合戦
第三章 楠木正儀
一、正儀と南朝
二、正儀と観応の擾乱
三、正儀・南朝の反撃
四、室町幕府との激戦
五、正儀と北朝・室町幕府
六、正儀の幕府への帰順
七、正儀の最期
第二部 楠木氏とは何者だったのか? 領地・在地武士・戦争
第四章 楠木氏の支配領域
一、楠木氏の本拠地
二、楠木氏の所領
三、南朝国司・守護としての支配地
第五章 楠木氏と在地武士
一、正成と畿内武士
二、楠木武士団の実態
三、楠木正儀と楠木武士団の再編
第六章 楠木氏の戦争
一、正成の戦争
二、正行の戦争をめぐる虚実
三、正儀の戦争
第七章 楠木氏の子孫
一、正儀の子どもたち
二、室町時代の楠木氏
あとがき
主要参考文献

投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話
星海社新書
投資信託と資産形成の本質的リテラシーを学ぼう
この本は投資信託業界に30年以上勤める57歳の私が、20代の2人の娘とそれぞれの夫に伝えたい資産形成の大事な考え方と知識を、1冊に凝縮したものです。語り口は本当に娘に語るように柔らかくしました。資産形成やNISAに興味を持っている方は是非この本を読んで、投資信託について、時間が経っても古びない包括的で体系的なリテラシーを身につけていただけると嬉しいです。娘と夫と皆さんに幸せな人生を楽しみ尽くしてもらうため、自分自身で納得してお金の人生設計をしてもらいたいという思いで伝えていきます。どうぞお付き合いのほど。
*以下、目次より抜粋
はじめに
1 最初に結論、言っておく
2 夫婦2人で「本気の積立」をオープンに
3 預金でもいいけど、僕の20年は参考になるはず(前編)
4 預金でもいいけど、僕の20年は参考になるはず(後編)
5 預金でもいいけど、僕の20年は参考になるはず(完結編)
6 告白:僕の積立20年で実は後悔していること
7 アセットアロケーション? ――うーん。知らなくていいかな
8 「途中のリスク」と「最後のリスク」
9 基準価額って何?
10 信託報酬というコストの意味
11 基準価額は単なるモノサシですから
12 「口数」だから難しいんだよね
13 ずっと使える株式の知識(前編)
14 ずっと使える株式の知識(中編)
15 ずっと使える株式の知識(後編)
16 企業を応援? いやいや、そうではなく……
17 悪いけど投資に「複利効果」なんてないから
18 長期投資は「複利効果」のためでなく……
19 将来いくらあれば正解なんだろう?
20 年金は大丈夫? はい、大丈夫
21 じゃあ、どう増やしたらいいわけ?
22 納得ずく? 怖いんですけど
23 「もし5%で運用できたら」――そんな無責任な!?
24 皆が株式インデックスファンドでなくていい
25 株式ファンドの選び方(インデックスファンド・前編)
26 株式ファンドの選び方(インデックスファンド・後編)
27 アクティブファンドを擁護しようと思う
28 NISAをどう考えるか
29 じゃあどうする? 投資信託選びの具体策
30 どんな投資信託が”積立最強ファンド”なのか?
31 父から(ようやく)最後のお話
おわりに

日本再発見
星海社新書
超「日本通」大使が語る、日本人の知らない日本
「日本にはこんなに多くの美点が眠っているのに、他ならぬ日本人がその価値を見過ごしている」――日本文化への深い洞察で人気を集めるティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使に、日本への思いの丈を語り尽くしていただいたのが本書です。外交官だからこそ垣間見える、私たちの知らない皇室の一面、国際的に見て特異な発展を遂げた日本の食文化、ローカルな街に隠された驚くほど複雑な歴史など、日本人は当たり前だと思っている、しかし世界から見るとユニークでおもしろい「日本らしさ」は数多く眠っています。さあ、ジョージア生まれ日本育ちのレジャバ大使と、日本の魅力を再発見していきましょう。
*目次
はじめに
第一章 日本の伝統文化
第二章 子供時代の原体験
第三章 大学時代の思い出と早稲田散策
第四章 日本人の働き方
第五章 日本のすごい食文化
第六章 茨城散策と地元の歴史の再発見
第七章 日本社会の背後にあるもの
あとがき

高学歴のトリセツ 褒め方・伸ばし方・正しい使い方
星海社新書
高学歴を活躍させるのに必要な「正しい知識」教えます
「この人、勉強はできるけど仕事はダメだな」ーー仕事でこんな思いをしたこと、誰でも一度はあるのはないでしょうか。しかし、高学歴人材の多くは決して無能ではありません。正しい知識を持ってうまく使えば、彼らはまさに一騎当千の働きをしてくれるのです。本書では、東大ベンチャー企業の社長として多くの東大生と日々仕事を共にしている著者が、自らの経験をもとに高学歴人材の正しい使い方を解説します。「適当にやっといて」が通じず、どうでもいいことにさえ厳密な定義を求めてしまうなど、優秀だからこそ生じてしまうトラブルを予防し、自分より優秀な人材を使いこなす知識と技術を身につけてください。
*目次
はじめに
第1章 なぜ「使えない高学歴」が生まれるのか?
「頭がいい」からこその問題
仕事に必要な3つの能力
高学歴は「労働者としての能力」「同僚としての能力」が低い?
第2章 高学歴はこだわりが強い
東大生のこだわりを甘く見るとこうなる
こだわりが強い高学歴には「目的の明確化」を
第3章 高学歴は怒られるのが怖い
傷つきやすい東大生
「高学歴ゆえの繊細さ」とどう向き合うべきか
第4章 高学歴は意外と感情的
どうでもいい話で延々と議論してしまう東大生たち
「感情的になる高学歴」への対処法
第5章 高学歴は記憶力がいい
「記憶力がいい」の厄介さ
「自分が忘れていること」を覚えている人と接する心得
第6章 高学歴は納得しないと進めない
高学歴は「定義」「理由」を求めがち
高学歴は面倒くさい
第7章 高学歴は、不幸だ
なぜ「東大生は不幸になる」のか?
優秀な人材をプレイヤーからマネージャーにする言葉
第8章 元日経新聞記者・高井宏章さんと考える仕事論
エリートは「子供」
辞めそうなヤツが多い会社ほどいい
おわりに

東大就活
星海社新書
東大生は就活で勝つために何をしているのか
東大生は大学ブランドがあるから就活で勝てる――こう考えているうちは、あなたの就活はきっとうまくいきません。東大生が就活で成功する最大の理由は大学のネームバリューではなく、「大学受験で培った本質的な思考法で就活を攻略しているから」です。つまり、東大生と同じ就活の思考法を身につけることができれば、あなたも東大レベルの就活ができるようになるのです。本書では、東大生が就活の際に行っていることを、「準備スキル」と「逆算思考」という視点で解説し、自己分析や企業研究、エントリーシートや面接の対策方法まで網羅的に解説しました。就活における東大思考を武器に、志望企業の内定を勝ち取ってください!
*目次
はじめに
第1章 東大生は「逆算」で就活を攻略する
就活で求められる「主体性」の正しい定義
主体性とは責任感のこと
個人の利益と会社の利益が一致することが主体性
「どうして弊社を希望するんですか?」の正しい答え
第2章 東大式自己分析
自己分析は「強み」ではなく「弱み」を見よう
いい面ばかりを見せないことで差がつく
メタ認知を鍛えよう
成功体験・失敗体験を聞かれたら?
教訓から逆算してエピソードを考える
第3章 東大式企業分析
企業分析をする前に用意するもの
最初は企業ではなく業界を知ろう
「この企業はどの業界か?」は企業分析の基礎になる
その会社の業界内での立ち位置を知る
企業のビジネスモデルの違いを知る
実際に人から話を聞いてみる
第4章 東大式ES・面接対策
ESの書き方1 ガクチカ
ESの書き方2 志望動機
面接対策1 事前に想定質問を考えておく
面接対策2 実際の面接で重要なポイント3選
第5章 東大生の就活お悩み相談
フェルミ推定やケーススタディがなかなかうまくできない
過去問など、面接で聞かれる具体的なケース問題について知りたい
就活のために読んでおくべき基本図書は?
SPIや入社試験の対策が知りたい
自分の意見を求められたとき、なかなかうまく言えない
おわりに

東大合格はいくらで買えるか?
星海社新書
東大合格のための「正しい」教育プランを東大生が徹底調査
「子供の教育にどれくらいのお金を使えば、東大に合格できるのか?」東大生ライターである著者が、東大生100人への独自アンケートをもとに、この問いを徹底的に考えた結論がこの本です。その結果見えてきたのは「1380万円をかけて中学受験からしっかり準備すれば、地頭のよさにかかわらず誰でも50%以上の確率で東大に合格できる」という事実です。本書では、確実に東大合格するための正しい受験プランを提案するとともに、「東大受験を投資として見たときのコストパフォーマンス」「東大に合格した人たちは幸せになっているのか」といった、東大受験のリアルな情報をくまなくお伝えします。
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 東大合格にはいくら必要か?
章間コラム 東大生が自分の家を裕福/貧乏だと思った経験
第2章 コスパのいい東大合格のための最適解は?
第3章 「教育とお金」で考える受験戦争の問題点と攻略法
「貧困世帯出身東大生」布施川天馬x「偏差値35からの這い上がり東大生」西岡壱誠
第4章 東大合格者に「受験にかかったお金」を聞いてみた
学校を使い倒して合格した東大生の実例 布施川天馬の実体験
塾に行かずに合格した東大生の実例 斎藤あかりさんインタビュー
公立中高から推薦で東大合格した東大生の実例 A・Tさんインタビュー
家庭の方針で中学受験を断念した東大生の実例 縹峻介さんインタビュー
中学受験をして東大に受かった受験エリートの実例 W・Tさんインタビュー
おわりに

韓国ドラマに深くときめく 1冊でつかむ韓国二千年の歴史と人物
星海社新書
韓国の二千年を貫く「血と名誉の系譜」
韓国ドラマの中ではとくに時代劇の人気が高い。実際、多くの人が韓国の歴史に強い興味を持っており、中でも史実を巧みに取り入れた作品が好まれている。そんな韓国の二千年は、古代の三国時代(高句麗、百済、新羅)から高麗王朝を経て朝鮮王朝にいたるまで「血と名誉の系譜」であった。本書は秘められた歴史と人物に光を当てて、韓国史の「栄光と悲哀」を存分に描き出す試みである。同時に韓国を理解するために不可欠な「究極キーワード10」を通して謎と魅力の核心を明らかにする。韓国時代劇ファンのみならず、韓国の歴史に関心を持つ読者に応える絶好の入門書だ。
*本書目次より抜粋
はじめに 称賛と哀惜を込めた物語が始まる
第1章 韓国の歴史を知るための「究極キーワード10」
第2章 通史でよくわかる「王朝二千年の歴史」
第3章 英雄たちが躍動した「三国時代の人物」
第4章 逆風を耐え抜いた「高麗王朝の人物」
第5章 聖君から暴君まで「朝鮮王朝前期の人物」
第6章 幸福でない運命に操られた「朝鮮王朝後期の人物」
おわりに 悲劇的な歴史が名誉を取り戻す物語
[年表]
古代から朝鮮王朝までの王朝盛衰の記録
[資料]
五行の関係図、五行の方角と色
5世紀の三国時代勢力図
10世紀初めの後三国時代の勢力図
朝鮮王朝の主な中央官庁
朝鮮八道図
高句麗の重要な国王
百済の重要な国王
新羅の重要な国王
高麗の重要な国王
朝鮮王朝の歴代国王
図説/歴史はどのように変わったか
写真/植村誠、康熙奉 イラスト/竹口睦郁 図版/ジェオ

東大生と読む 源氏物語
星海社新書
源氏物語の知られざる魅力&ツッコミどころを東大生と読み解く
世界最古の長編小説『源氏物語』――日本初の世界文学として知られるこの作品は、実は今の感覚からするとツッコミどころだらけで、なんとギャグとしても大いに楽しめてしまう作品です。本書では、その魅力をたくさんの人に伝えるため、ふだん中高生に古文の面白さを教えている名門校の国語教師と東大生作家が懇切丁寧に解説しました。一番のヒロインが人妻にして義母だったり、光源氏は十歳の少女に一目惚れして誘拐してしまう、今でいうロリコンだったり、天皇(しかも実兄)の婚約者との不倫がバレて都を追放され、人生最大のピンチに陥ったり……「古典文学」としてマジメに読んでいるだけではわからない源氏物語のディープな魅力をお楽しみください!
*本書目次
はじめに
第1章 10分でわかる! 源氏物語
本書で扱う主要登場人物
第2章 光源氏の誕生
第3章 雨夜の品定め
第4章 若紫誘拐
第5章 藤壺の出家
第6章 女三の宮の登場
おわりに 『源氏物語』の終わりとともに