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幸せ暮らしの歳時記
2020.07.03発売
幸せ暮らしの歳時記
著:藤野 邦夫
講談社文庫
今日は何の日、何する日? 節句の由緒と正しい祝い方は? お正月から大晦日まで、1年365日を網羅した生活実用大コラム。日本伝統の季節感、二十四節気から、さまざまな記念日まで、お金をかけずに、知恵と工夫で楽しく暮らす由緒と作法。幸せ家族の必需本です。一家に一冊ご常備ください! 
電子あり
「とはずがたり」を旅しよう
2020.07.03発売
「とはずがたり」を旅しよう
著:富岡 多惠子,解説:久保田 淳
講談社文庫
離れかつ結び合う男女の謎を巡る旅。華やかな宮廷と漂泊の旅路、貴族女性が記した稀有な記録ーー光源氏が幼い紫の上を自身の手許で育てあげ妻とした話にならい、鎌倉中期の後深草上皇は、この物語の作者かつ主人公である二条を育て女房とした。――離れ、また結びあう不可思議な男女の謎を、華やかな宮廷生活と漂泊の旅路のままに綴る、一人の貴族女性の稀有の記録。<古典の旅シリーズ『とはずがたり』改題作品>
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青春読書ノート
2020.07.03発売
青春読書ノート
著:佐高 信,解説:門脇 厚司
講談社文庫
「読書とは孤独な営みである。愛する著者と対話する時の苦しいまでの胸の高鳴り」――大学時代に読んだ本が、4年間で何と470冊! 猛烈に読破し丹念に綴り続けた読書ノートを初めて公開する。1960年代、青春の恋と友情と思索の日々に、誰もが感動する。「寸鉄刺人・辛口批評」の原点、ここにあり。
電子あり
沖縄県民斯ク戦ヘリ
2020.07.03発売
沖縄県民斯ク戦ヘリ
著:田村 洋三
講談社文庫
「県民二対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」ーー10万人以上の犠牲者を出した、昭和20年の沖縄戦。その惨状を想い、自決直前に電文で奏上した大田實(みのる)中将は、日本軍への反感が強い沖縄でも、多くの人に愛される、数少ない軍人の一人である。遺族の協力を得て、初めて明らかにされる悲劇の提督と、一家の昭和史。沖縄戦の悲劇を描いた、力作ノンフィクション!
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看護婦泣き笑いの話
2020.07.03発売
看護婦泣き笑いの話
著:宮子 あずさ
講談社文庫
看護婦のイメージというと、白衣の天使、奉仕、献身、下の世話などと、一種特別なものと思われがち。でも、白衣を脱げば、みんな普通の女性、いいえ、白衣を着ているときでも、普通の女性なのです。それが証拠に、ドジもふめば、グチも言う……。百聞は一見にしかず、現役看護婦が描く、麗しき(?)看護婦生活の実態!
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看護婦が見つめた人間が死ぬということ
2020.07.03発売
看護婦が見つめた人間が死ぬということ
著:宮子 あずさ
講談社文庫
死を考えることは、生きることを学ぶこと。ひとつとして同じではない、人の死。それを看取ることで学べた、生きることの意味、愛することの尊さ……。それは死にゆく人々から、生きる人たちへの贈りもの。内科病棟で働く看護婦が出会った様々な死。その死を通して、私たちに生きることの意味を問いかける問題作。名作エッセイ。
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ひべるにあ島紀行
2020.07.03発売
ひべるにあ島紀行
著:富岡 多惠子,解説:川村 二郎
講談社文芸文庫
冬の国(ひべるにあ)=アイルランド。スイフトの『ガリヴァー旅行記』に導かれ冬の国(ヒベルニア)=アイルランドを訪れた「わたし」。謎めいたスイフトの生涯を、一人の女性への「激しい友情」を核に読み解くタテ糸。「わたし」と妖精のような男たちとの「優しい性愛」を物語るヨコ糸。さらに、架空の国・ナパアイをガリヴァーのように旅する「わたし」が目にする、グロテスクな意匠。重層的な表現でタペストリのごとく織られた、富岡文学の達成。孤絶した魂が谺し合う交響詩! 野間文芸賞受賞作品。
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猿のこしかけ
2020.07.03発売
猿のこしかけ
著:幸田 文,解説:小林 裕子
講談社文芸文庫
「あれはいったい何だったろう」かと、淡いかなしみと共に想い出しつつ、いいものだと思う娘と父の深い係わりを描く「平ったい期間」。各々手応えのある人生を感じさせた「三人のじいさん」。ほかに「葉ざくら」「晩夏」「捨てた男のよさ」など。父・露伴が逝ってからの「十年の長短」を思いはかる著者が、再び父と暮らした日々や娘時代の忘れ難い思いをまとめた「猿のこしかけ」に、同時期の5篇を加えた珠玉の随筆集。
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私説聊斎志異
2020.07.03発売
私説聊斎志異
著:安岡 章太郎,解説:千本 健一郎
講談社文芸文庫
官吏の登竜門である科挙の試験に生涯落第し続けて、その鬱屈をバネに幻想怪異譚『聊斎志異』16巻を書いた、清代の蒲松齢。著者・安岡章太郎は、己れの屈折した戦時下体験をこの作者に重ね合わせつつ、回想小説風に筆を進める。時代と社会と個人の根っこの関係を自在に描いて、人間存在の不可思議な面白さを生きいき剔出する。後の『流離譚』などの作品とも通ずる名篇。
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草の花
2020.07.03発売
草の花
著:幸田 文,その他:池内 紀
講談社文芸文庫
基督教系の女子学院で、級友に「あなたは感情が強いのよ。そして正直なのよ、いゝ人なのよ」と言われた著者。継母との間も円満にいった思春期の幸福な一時の後に、やがて「わがまゝな父、負けていないはゝ、短気でおこりっぽい弟、決して平和とはいえない」日常が来る。後年の幸田文の資質と文学の原形が鮮やかに描き取られた回想の記「草の花」に、「身近にあるすきま」ほかを併録。
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番茶菓子
2020.07.03発売
番茶菓子
著:幸田 文,解説:勝又 浩
講談社文芸文庫
《時間は一度勝負だ。過ぎた時間は書き直せない》と覚悟した著者が、日常の暮らしでの人と人との出会いと記憶の断片を、掌篇小説の如き味わいの小品12章につづる。「花の小品」「きものの四季」「新年三題」「一日一題」ほか、作家・幸田文の凜とした資質のきらめく、珠玉の名文。
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幕が下りてから
2020.07.03発売
幕が下りてから
著:安岡 章太郎,装丁:菊地 信義
講談社文芸文庫
「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞を受賞、「海辺の光景」で野間文芸賞、芸術選奨両賞を受賞した著者が、新たに挑戦した長篇秀作。敗戦による価値の混乱と青春の惑乱を共にした、一主人公の「やましさ」の根源を、底深く洗いただし、極めてモラリッシュな文学世界を創造した長篇。毎日出版文化賞受賞作品。
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表現の風景
2020.07.03発売
表現の風景
著:富岡 多惠子
講談社文芸文庫
「精度がよくて長もちする」ダッチワイフから論をはじめ、表層的な「ナルホドどまりを好む」時代の「惰性」を痛撃し、孤立して見える「尖端の表現」を集合し、強く呼応する――最も現代的な感性と思考に立つ富岡多恵子の、平明な論理と鋭い説得力を持つ、時代を撃つ第一級のエッセイ。
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森に訊け
2020.07.03発売
森に訊け
著:橋本 克彦
講談社文庫
地球規模で進む、恐るべき森林破壊の実態を明かす、迫真のルポ。日本各地の原生林、アマゾンのジャングル、ドイツの黒い森、マレーシアの熱帯雨林が、見る間に失われていく。自らの足と目で調査するにつれ、背筋が寒くなるような焦燥感に襲われる。ほんとに人類は何をしているのか? まず森に訊け! 野放図な伐採、酸性雨など、現場に立って、世界の環境問題を根底から問いなおす。
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崩れ
2020.07.03発売
崩れ
著:幸田 文
講談社文庫
山の崩れの愁いと淋しさ、川の荒れの哀しさは、捨てようとして捨てられず、いとおしくさえ思いはじめて……老いて一つの種の芽吹いたままに、訊ね歩いた「崩れ」。桜島、有珠山、常願寺川……みずみずしい感性が捉えた荒廃の山河は、切なく胸に迫る。自然の崩壊に己の老いを重ね、生あるものの哀しみを見つめた名編。
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忘年会全記録&怒涛の暴露班
2020.07.03発売
忘年会全記録&怒涛の暴露班
著:高橋 章子,その他:亀有 アリス,レイアウト・その他:岸 顯樹郎,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
由緒正しい忘年会とは、そもそも室町時代に誕生。クリスマスイブと重なって、年末・日本は大さわぎ。でも、豪勢にお金をかければいいってもんじゃない。そう、人手とアイデアなの、かんじんなのは。過去数年間の体験を赤裸々に紹介しつつ贈る、高橋章子流チープシックな忘年会のマニュアル。実録・怒濤の超ビンボー車座大宴会! 人脈とアイデアを駆使した、忘年会全記録。
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巨鯨
2020.07.03発売
巨鯨
著:水口 博也
写真集・画集
「母クジラが、ようやく頭を右に振った。そして子クジラをかばうように、私の目の前をゆっくりと旋回していく」──クジラと人間の、啓示に満ちた出会い。子クジラによりそう母クジラの目の優しさ、潮噴きの瞬間、ブリーチの躍動……、それらのすべてに、人間の心を潤してくれる、不思議な力がある。10年にわたる観察と海中撮影で得たクジラの素顔、感動の写真集。
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ひらり(4)
2020.07.03発売
ひらり(4)
著:内館 牧子,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
竜太先生とみのりとひらり。三人の関係は? 両国で部屋を続けられることになり、近所一同ほっと一息をついた。竜太先生の去就、ひらりの仕事、すみれの恋愛と、両国界隈はいつも何か事件が持ち上がる……。芦屋出身で竜太と同期の外科医・小林雅人の強引なプロポーズに、つい、うなずいてしまったみのり。でも、何かにつけて竜太が気になって仕方がない……。質屋を継ぐことになったゆき子と、左遷でしょげる洋一は、ますますすれ違い、ひらりは梅若部屋でてんてこまい。NHKの人気連続テレビ小説「ひらり」脚本集。<全4巻・完結>
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ひらり(3)
2020.07.03発売
ひらり(3)
著:内館 牧子,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
竜太先生への強烈なアタックが功を奏し、ご近所の応援を受けることとなったみのりを横に、ひらりは複雑な心境。そんな時、今度は梅若部屋への就職話が持ち上がる。大喜びのひらりは、竜太先生に「肥満」についての講義を受け、仕事や力士たちへの健康アドバイスに張り切る。そんな姿が梅若親方とおかみさんに認められて、部屋で働くことに……。両親のギクシャク、みのりと竜太先生、梅響のケガと、気になることばかりの中で頑張るひらり。NHKの人気連続テレビ小説「ひらり」脚本集。<全4巻>
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古代史を彩った人々
2020.07.03発売
古代史を彩った人々
著:豊田 有恒,解説:安本 美典,装丁・装画:荒川 じんぺい
講談社文庫
激動する「今」を、冷静に見すえ、生き抜くためには、「歴史は繰り返す」の原点たる古代へ! 神武天皇、穴穂部王子、蘇我入鹿、坂上田村麻呂、空海ら、7人の政治家、軍人、宗教家のロマンに満ちた生涯をとおして、古代日本の世界を鮮やかに照射する、古代史通作家による、力作人物評伝集。古代日本の巨人たちの事蹟を新視点で活写!
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