新刊書籍
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1998.03.16発売
眠れる森の美女
青い鳥文庫
森のおくに、100年も眠る美しい王女とすてきな王子の出会い。長靴をはいて、ご主人のために飛びまわる猫。赤ずきんちゃんを食べようとする狼など、ヨーロッパで古くから語りつがれているお話を、ペローの優雅でユーモアに富んだ語り口で集められた昔話集。わくわく、どきどきの8話と物語詩2話に、ペローならではの教訓をつけてお贈りします。

1998.03.16発売
ホ-ムズ少年探偵団(2)さらわれた少女たち
青い鳥文庫
セーラが学校の帰り道、行方不明になった。そして、身の代金要求の手紙がとどく──なぜ、セーラは誘拐されたのか?アンドリューやワイアット警部の疑問が解けないまま、第2の事件が……。イギリスを公式訪問する若きセルビア国王にのびる魔手。うごめく陰謀団、その影にいる赤いかつらの女とは!?

1998.03.13発売
天城大滝温泉殺人事件
講談社文庫
洞窟温泉の闇の奥から響いてきた、女の笑い声。和久井刑事がそれを聞いた翌朝、付近の旧天城峠トンネルで、全裸の女性死体が発見された! 殺されたのは踊子。「伊豆の踊子」ゆかりの天城大滝温泉にきていた志垣警部らが遭遇した殺人事件は、意表の展開を見せる。容疑者とみられる4人すべてが、これは自分の単独犯行だと主張したのだ!

1998.03.13発売
南伊豆高原殺人事件
講談社文庫
血液型はB型・外国製スポーツカーに乗った若い男。東京と神奈川で起こった2件の婦女暴行殺人事件で残された手掛かりをもとに十津川班の捜査が始まる。必死の真相究明を続ける十津川をあざ笑うように第3の殺人が起こり、事件は3年前の大阪の連続殺人と関連して意外な展開をみせる。傑作長編ミステリ。

1998.03.13発売
改訂完全版 異邦の騎士
講談社文庫
失われた過去の記憶が浮かび上がり、男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。やっと手にした幸せな生活に忍び寄る新たな魔手。名探偵・御手洗潔の最初の事件を描いた傑作ミステリー『異邦の騎士』に著者が精魂こめて全面加筆した改訂完全版。幾多の歳月を越え、いま異邦の扉が再び開かれる。
失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。やっと手にした幸せな生活にしのび寄る新たな魔の手。名探偵御手洗潔の最初の事件を描いた傑作ミステリ『異邦の騎士』に著者が精魂こめて全面加筆した改訂完全版。幾多の歳月を越えいま異邦の扉が再び開かれる。

1998.03.13発売
嘘ばっか 新釈・世界おとぎ話
講談社文庫
ここに登場のおとぎ話は昔知ったものと大違い。シンデレラは度外れた美貌と頭脳でママ母を辟易させる野心家。浦島太郎はただ若いだけの無神経な男。赤ずきんの真実は驚きです。「おとぎ話は心の傷」という著者が試みた、26篇の絵入りパロディは、ウソと思いつつホントと頷く、おかしくて怖い現代の寓話です。

1998.03.13発売
生きかた上手はおしゃれ上手
講談社文庫
大人のオンナはおしゃれが違う!!流行服に手こずるのもイイ。前向きで心地よい装いのための36章
流行服を着る。その感覚で古い服を今年風に着てみる。なにげないセーターをさりげなく着る。手こずりますがそこがおしゃれの醍醐味。自分らしさが出るところ。素敵な装いは勇気が出ます。裸ではその人の生活がみえません。年を重ねる程に服は大事。生活に似合った前向きな服を工夫し心地よく暮らしませんか。

1998.03.13発売
濡れ髪明神殺人事件
講談社文庫
京都府警本部に、事件の予告電話!? 現場は、縁結びで有名な知恩院の濡れ髪明神境内。そこには画商の死体が。そして、縁切りで知られる伏見瑞光寺の元政上人の墓近くで、貿易商の射殺死体が。ダイイング・メッセージは、円空仏。京の古刹を舞台に、縁結びと縁切りの神仏の伝説が交錯する事件に、赤かぶ検事が自ら乗りこんだ――。

1998.03.13発売
疑心
講談社文庫
富豪の未亡人が自宅で不可解な転落死。残された遺言と莫大な財産をめぐり義理の子供2人と甥が対立。事件の背後には、マイアミ名士たちの複雑な利害が交錯していた。やがて、訴訟に絡む関係者が次々と不審な死や事故に見舞われる。遺言書偽造の証拠を必死に追う女性弁護士ゲイル。白熱のリーガル・サスペンス!

1998.03.13発売
渇き
講談社文庫
愛する女が殺された時、2人の男は復讐を誓った。
女性記者レベッカが射殺された。彼女の「婚約者」と「恋人」は容疑者を突き止めるが、その人物は元FBI捜査官だった。狂信的な秘密組織を率い、「自由の砦」に住む男のもとに潜り込んで復讐の機会を狙う「恋人」は、仇の娘を愛し始める――夢のように美しい大地を舞台に、追憶と哀愁が全篇に漂う傑作サスペンス。

1998.03.13発売
「東海道中膝栗毛」を旅しよう
講談社文庫
神田八丁堀の長屋住まい、お気楽お調子者の弥次・北2人が、伊勢詣りを思い立った。東海道を泊り泊り、品の悪いいたずらをくり返し、女と見ればからかい口説くドタバタの旅。「笑い」を愛する現代作家は、宿場町に2人の跡を辿って、あまりの阿呆らしさに絶句するが……。
古典の旅シリーズ『東海道中膝栗毛』改題

1998.03.13発売
恢復する家族
講談社文庫
障害を持つ子供の苦しみを積極的に受けとめ、共に生きていくことによって家族もまた癒されていく。3歳のときすでにベートーヴェンやショパンに敏感に反応し、野鳥の声に示した興味に添うかたちで音楽に出会った光さんを父のやさしい文と母のあたたかい画で綴った感動の長篇エッセイ。
父のやさしい文と母のあたたかい画。人の心を癒し、恢復させる力は、どこにあるのか。感動の長篇エッセイ。
光さんと共に生きる。障害を持つ子供の苦しみを積極的に受けとめ、共に生きていくことによって家族もまた癒されていく。3歳のときすでにベートーヴェンやショパンに敏感に反応し、野鳥の声に示した興味に添うかたちで音楽に出会った光さんを父のやさしい文と母のあたたかい画で綴った感動の長篇エッセイ。

1998.03.13発売
復讐の花期
講談社文庫
新婚旅行先で妻が暴力団にレイプされた。どうにも助けることができなかった夫に妻は卑怯者の印として白い羽根をつきつける。心の重荷を負って生きてきた男は不治の病で余命半年と知って復讐にたちあがった。人生のけじめとして平凡な会社員が暴力団の本拠地へ命がけで乗り込む。痛快アクションサスペンス!『君に白い羽根を返せ』改題

1998.03.13発売
知らないと危ない「犯罪捜査と裁判」基礎知識
講談社文庫
会社のためにやったことが犯罪になる!街で思いがけなく事件に巻きこまれる!誰もが犯罪と無縁ではいられない現代社会。自分の身を守るためにも、これだけは知っておきたい捜査や裁判の基礎知識を、その道のプロがやさしく解説。そのうえ、事件報道やミステリーもいっそう面白くなる、役に立つ1冊。
以前から新聞やテレビを見ていて気にかかることが多かった。というのは、ある程度法律の知識があるはずのマスコミが書いた原稿であるのに、法律的には明らかに間違っていることが少なからず目に付くからである。――中略――よくいろいろな手続きについて質問を受けるようになってきたが、結構間違った知識から誤解している人が少なからず見られた。そして、その誤解がさらに大きな誤解を生むこともあったのである。――(著者まえがきより)

1998.03.13発売
知ってるようで知らない日本語辞典
講談社文庫
天の美禄、迷魂湯、腐腸の賊……これらはすべて、酒の異名。奥が深い日本の言葉は、知れば知るほど面白い! 聞いたことはある、見たことはある、こんな言葉あったの!? 小説の中に使われた数々の言葉をとりあげ、語源から意味までを、面白いエピソードをまじえて書き下ろした、日本の言葉に関する雑学の宝庫! 知ってる言葉が多いほど会話も弾むし知的に見える。意味がわからない、読みがわからない、そんな疑問がすっきり解決! 知れば知るほど面白い日本語の世界。

1998.03.13発売
夢街道アジア
講談社文庫
プノンペンの休暇は、突如勃発した内戦で破られた。ほうほうの体で逃げ出したベトナムにかつての面影はなかった。つきまとう怪しい女、ポンビキ、ドラッグ。一体どこへ行けば安寧の地にたどりつけるのか。コロンボ、上海、マニラ、バリ……夢と幻滅が線香花火のように点滅するせつなくハードな旅。書き下ろし。

1998.03.13発売
ユリ迷宮
講談社文庫
大胆な設定、意外な結末。名探偵・二階堂蘭子、颯爽と今日も登場! 豪壮な館が消える「ロシア館の謎」「密室のユリ」「劇薬」3篇。初短編集ーーバイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えてしまうトリックの見事な「ロシア館の謎」。コントラクトブリッジのパーティーという衆人環視の中で殺人が行われる「劇薬」。誰も入れない密閉状態の新築高級マンションで殺人事件が起きる「密室のユリ」の計3篇。名探偵・二階堂蘭子の推理が冴える、初の短篇集。

1998.03.13発売
滴り
講談社文庫
道徳はもう捨てる官能を極めたい……。
細い筆先のように、襞をなぞり、入り込み、旋回する彼の舌……。常識も道徳もかなぐり捨てて性の迷路に踏み入る2人を待つものは何か。めくるめくエクスタシーへの道程、快楽に狂酔する男と女を赤裸々に記録した問題作。細密な筆致、息づまるほどの陶酔感で性の真実に迫る。(『狂酔の鍵』改題)

1998.03.13発売
パラレルワールド・ラブストーリー
講談社文庫
親友の恋人は、かつて自分が一目惚れした女性だった。嫉妬に苦しむ敦賀崇史。ところがある日の朝、目を覚ますと、彼女は自分の恋人として隣にいた。混乱する崇史。どちらが現実なのか? ――存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」。交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。

1998.03.13発売
企業の闇に棲む男
講談社文庫
表社会を喰い尽す闇社会の凄さ! 大銀行のトップを巻き込んだ、闇に生きる男が仕掛けた黒い罠とは? 闇社会の凄さ! ーーバブルに翻弄された日本。いま金融・建設・不動産業界を中心に、後遺症に呻吟する声が聞こえる。遺された数々の歪んだ姿の一つが、闇社会が表社会に突出したことだ。その代表が、ここに取り上げた某大商社の1件である。大銀行トップを巻き込んだ、記憶にも鮮やかな事件の全貌を描出した話題作。<『夜行虫』改題作品>