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1997.05.14発売
初恋に恋した女
講談社文庫
運命の男との絆を守り通した愛の女。明治文学史上に有名な、灼熱の恋で鉄幹と結ばれた晶子。恋冷めをのり超えた情熱の生涯を描く長編。愛を貫き通した歌人ーー明治歌壇に颯爽と登場した与謝野鉄幹を囲んで、多くの女性たちが愛を競った。その中で晶子は、もっとも激しく恋し行動して、彼の妻となった。しかし、結婚の現実は厳しく、次々と挫折に襲われる。萎縮する夫を支え続け、恋冷めの気持を歌によって発散し昇華させて、愛を貫いた与謝野晶子を描く、感動の長編小説。

1997.05.14発売
逃走
講談社文庫
老紳士の体から、真っ赤な血が吹き出した。騒然とする中、双子だけが瞬きもせず、殺人の一部始終を目撃していた。目撃者を消そうとする組織。二人を守る女教師ローラと刑事上がりの検事補モンタナたち。必死の攻防に、味方は一人、また一人と倒れ、彼らは追いつめられていく……。息づまるノンストップサスペンス!

1997.05.14発売
アジアの旅人
講談社文庫
とろりとした熱気に包まれて、路地裏の屋台でボーッとする幸せ! ふと眠気に誘われた旅人は、豊饒(ほうじょう)なるアジアの地で、しばしまどろむ。楽園・バリの哀しみ、旬の国・ベトナムの元気、幻のヤシ酒をめぐる冒険、せつなさと怠惰に酔いしれたバンコク留学の日々……。変わりゆくアジアの昨日・今日・明日を描く! ひたすら歩いて見て触ったアジア。アジアの知恵と豊穣を伝えるトキメキの旅読本!

1997.05.14発売
モダンサッカーへの挑戦
講談社文庫
最強の日本代表秘策のすべて。日本サッカー界NO.1 の知将。30年間の指導者人生の総決算。世界に挑戦する加茂ジャパン! 強国に伍して戦うには? ーーワールドカップ予選を、日本はどのように闘うのか? 秘策はあるのか? 著者は、神奈川県リーグの無名チーム・日産自動車を、わずか10年で日本一のチームに仕立てた名将。94年、代表監督に就任するや、「チームとしてのスピード」を基本にしたモダンサッカーを提唱。そして今ここに、30年間の指導者人生の全てを語る!

1997.05.14発売
幸福に生きる知恵
講談社文庫
「私は一人の男が好きになると、朝から晩までその男のことばかり考え、何から何まで世話をやかずにいられない」「いくつになっても人間の考えることは、その人の行動から出てくるものと思う」と語る宇野千代さん。いつでもどこでも自分流の愉しみを見つけて生きてきた、彼女の生き方の秘訣、魅力の源泉を探る。ーー今を愉しんで生きる、それが幸福。幸福のかけらは、いくつでもある。ただ、それを見つけ出すことが、上手な人と下手な人がいる。幸福さがしの達人になる!

1997.05.14発売
ビッグボ-イの生涯
講談社文庫
昇ほど「休戦の価値」「休戦の美学」を知った男は少なかったのではないでしょうか。彼は人生に四期ありとしましたが、大いに休んだおかげで、人生を四倍に生きたともいえます。そこには、「人生四倍、休戦の哲学」とでも呼ぶべきものがあったと思います(「あとがき」より)。 大きく休み、大きく生きた男の人生評伝。

1997.05.14発売
盗聴
講談社文庫
「な、何の真似だね、それは……おい、気は確かか……」老人の声がうわずり、椅子が激しくきしむような音が上がった。違法電波から聞こえてきた生々しい“殺人現場”の音。「狩り」に出た盗聴器ハンターが都会の夜でとらえたものとは? 今が“旬”の気鋭が送る初めての短編集。表題作ほか秀作ミステリ4編。

1997.05.14発売
孔明の艦隊(2)
講談社文庫
山本五十六の体を借りて蘇った軍師・諸葛亮孔明。現代の魏・アメリカを討つため連合艦隊を「八陣機動艦隊」に改編し、続々と新鋭空母を配備した孔明は、太平洋に配備された敵潜を一網打尽にせんと「爆雷埋伏の計」を仕掛ける。冴えわたる孔明=山本長官の機略。シミュレーション戦記の決定版、待望の第2巻。(講談社文庫)
山本五十六の体を借りて蘇った軍師・諸葛亮孔明。現代の魏・アメリカを討つため連合艦隊を「八陣機動艦隊」に改編し、続々と新鋭空母を配備した孔明は、太平洋に配備された敵潜を一網打尽にせんと「爆雷埋伏の計」を仕掛ける。冴えわたる孔明=山本長官の機略。シミュレーション戦記の決定版、待望の第2巻。

1997.05.14発売
わが胸に冥き海あり
講談社文庫
「あたしを探さないで!」。突然消息を絶った人気アニメーター下條有紀子は、電話で恋人のカメラマン矢口克己に一言告げた。その直後再び電話で「仕掛けたのはそっちだ」と横柄な男の声。いったい何を仕掛けたというのか。矢口は有紀子と出会ったパリへ飛び、単身謎を追いつめる。渾身の長編ハードロマン。

1997.05.14発売
むかし僕が死んだ家
講談社文庫
「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。
7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。
それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。
そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。
超絶人気作家が放つ文庫長編ミステリ。

1997.05.14発売
六ヶ所村の記録
講談社文庫
村が核のゴミ捨て場に! 「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々の恐怖と苦悩を30年かけた取材で解明! ーー東北の一寒村の開拓地が、核廃棄物の終末処理場へ! 原子力発電所は、人間が制御できない危険物質を、日夜ためこんでいる。「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々は、日常的な恐怖に脅かされている。強引につくられた核燃料サイクル基地の実態を解明した大レポート。毎日出版文化賞受賞。

1997.05.14発売
十二秒の誤算
講談社文庫
ニューヒロイン登場! 不倫調査員・片山由美・27歳。不倫に疲れて会社を辞め、興信所に勤めた由美の初仕事は、主婦の浮気調査だった。夫の依頼で尾行を始めて10日目、妻は愛人と彼のマンションで毒死していた。心中かそれとも……。事件の真相に迫る由美に危険が──。鮮やかな推理で謎を解く、新シリーズ傑作短編集。

1997.05.14発売
哀しみの北廃止線
講談社文庫
幸福駅の災厄に十津川が名推理!! 奇妙な頼みを果たして訪ねた依頼人の部屋には、血が飛び散りかつての仲間十津川警部がいた! ーー幸福駅の切符がもたらす災厄を、十津川警部が推理。探偵事務所を開いた元警官に舞い込んだ奇妙な依頼は、廃線となった北海道・幸福駅の切符を買い、駅に絵馬を掛けることだった。約束を果たし訪ねた依頼人の部屋には血痕が飛び散り、かつての仲間・十津川警部たちが居た。4つの難事件に十津川が挑む、傑作短編集。

1997.05.14発売
月の塵
講談社文庫
父・露伴が重態の床で教えてくれたのは、「母の座」というもの。家事雑用、浮世談義、自然への手引きに、一生残るような教えをしてくれた父。胸にまいた古い種が発芽し、奔走した塔の再建、木や荒涼とした崩れへの思い入れなど、晩年の心境を、研ぎ澄した五感が映す、心にしみる58篇。幸田文の息吹きを伝える随筆集。

1997.05.14発売
封印
講談社文庫
1941年、風雲急をつげる上海。一人の少女が合衆国へ脱出した。40年の歳月を経て彼女の元に届いた古めかしいトランク。その中には、米国権力中枢にくいこんだ史上最大のスパイ〈ダンテ〉の秘密が隠されていた! ロマノフ家の財宝、ゾルゲ事件の真相……錯綜する歴史の闇から浮かびあがる衝撃の真実とは?

1997.05.14発売
龍を見た女
講談社文庫
那古野城の大たわけと呆れられていた少年城主は、夏の河原で手強い美少女と出会った。甲賀の忍びの技を持つ彼女は、以来、城主の影として生涯つき従うが、彼女は、恐るべき猛将・織田信長が、ただひとり心を許した女性でもあった。 驚くべき軍略で乱世を統一し「白雲深きところ、金龍躍る」を体現した非情な稀有の武将を、影として支え続けた女の視点で鮮烈に描いた傑作。

1997.05.14発売
庭からの贈りもの
文芸(単行本)
ヒーリング・ガーデンへようこそ。植物とのふれあいを通して、人の心は癒されてゆく。園芸コンサルタントの著者が、心にしみるエピソードで綴る、植物たちの神秘的な力。

1997.05.14発売
フランシスコ=ザビエル
スペインの小国ナバラの城主の子ザビエルが、やがて宣教師となり、1549年(天文18年)、鹿児島に上陸。日本にはじめてキリスト教を伝えることとなった波乱の一生を描く。

1997.05.12発売
僕がバス釣りに行く理由
害魚というレッテルを貼られ、この魚のことを知らない人々には悪い印象しか持たれていないのに、この魚を釣る人からは愛され、賛辞を受ける奇妙な魚、ブラックバス。江戸時代に「奇妙」というのは、「素晴らしい」とか、「ファンタスティック」といった意味の褒め言葉だった。僕にとってブラックバスは、本当に「奇妙」な魚となった。

1997.05.12発売
顔・表情の描き方
この本は、顔の表情を、子供、青年(男女)・中年(男女)にわけ、基本的な描き方(写実画)から、省略した描き方(単純画)、デフォルメした描き方(誇張画)、さらにいろいろな描き方(応用)と、さまざまなパターンに分類し編集してあります。
加えて、ワンポイントとして表情のデフォルメをよりオーバーにした項目によって、バリエーションに富んだ表現を学ぶことができます。
初心者の方でも、この一冊で顔およびヘアの描き方から表情の描き方まで描けるようになります。