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1997.02.17発売
金田一温泉殺人事件
講談社ノベルス
神田川に架かる両国橋で人が死ぬ――実在しない(?)橋での殺人予告が警視庁捜査1課の志垣警部のもとに届いたのを発端に、意外なところで猟奇殺人が発生!現場は青森県十和田湖畔。被害者の男は丸坊主にされ、唇は口紅で赤く彩られていた。そして第2の殺人は、座敷童子の出現とともに岩手県金田一温泉で起こった。

1997.02.16発売
舛添要一の6ヵ国語勉強法
外国語に上達する秘訣を体験から大胆に伝授。現在一般に流布されている外国語学習法の誤りを「語学学習法・七つの落とし穴」として指摘。「成功する九つの秘訣」で上達法を教授。外国での言葉の体験談も面白い。

1997.02.14発売
人生の達人・本田宗一郎
講談社文庫
人生で大切なものは、「丸くて四角で三角」つまり円満な人柄、四角張った真面目さ、三角形のようなキリッした信念。「いつどこで誰が聞いても納得できる真理」をモットーに、独自の「人間力」を発揮しながら、多くの人を動かし、偉大な事業を成し遂げた本田宗一郎――彼の遺した言葉の輝き、最後の語録集!

1997.02.14発売
解剖探偵講座
講談社文庫
僕のワイフは死体がお好きあぶないドクター夫婦探偵、大活躍
彼女といっしょにいたら僕は命がいくつあっても足りない!
愛する妻のキャルは法医学者、死体の解剖が仕事ときた!解剖が何より苦手なプラトーも、可愛い妻のためならばと、落ちこぼれ学生たちに解剖学の個人指導をするはめに。ところが、実習用に献体された遺体は、なんと殺されていたのだ!かくして2人は殺人事件に首をつっこむことに!?抱腹医学ミステリー!

1997.02.14発売
国鉄解体
講談社文庫
戦後の大事件ともいえる国鉄解体は、どのような道筋を経て決定されたのか? 第二次橋本内閣が行政改革を最重要政策課題として取り上げているが、10年目の分割、民営化を検証する。本書は、土光臨調発足からJR誕生に至る6年間の政治過程を、一次資料と面接取材をもとに構成し、さらに現在のJRを分析する。中公新書『国鉄改革』改題作。

1997.02.14発売
覇者の誤算
講談社文庫
巨人IBMが振り下ろす刃をかいくぐり先進国で唯一、市場の独占を阻んだ日本。技術者、経営者、官僚、さまざまな人間の織りなすドラマ――これは昭和の「坂の上の雲」である。さらに近年のIBMの凋落が意味するものは何か? 国産メーカーはIBMの轍を踏むことはないのか? 人と企業の盛衰を描いた傑作ノンフィクション!

1997.02.14発売
小説 海舟独言
講談社文庫
迫る官軍、備える幕府。明日にも江戸突入かという騒然たる中、相対する勝海舟と西郷隆盛。江戸焦土作戦との取引説もある、江戸城無血明け渡し。これは海舟の最大の功績とも言われる。反面、幕府を売った――とも。海舟はなぜ江戸城を無血で明け渡したのか? この真相を解明し、現代日本のポスト・リストラの道筋を明らかにする長編小説。

1997.02.14発売
彼のこと
講談社文庫
夫はなぜ消えたのか? これは愛だったのだろうか? 真実の愛とは? 結婚2年、行方を消した彼の貌を妻、愛人、行きずりの女子高生が語るーーあれは、愛だったのだろうか……。結婚2年で、夫はなぜ姿を消したのか……。183センチの長身でハンサム、優しくて記憶力にすぐれた彼。20年来常連のスナックのおでんが好きで、仕事も家庭も順調だった彼の、真実の貌(かお)はどこにあるのか……。妻、愛人、ゆきずりの女子高生たちが語る、消えた彼の矛盾に満ちたさまざまな姿。

1997.02.14発売
諏訪・安曇野殺人ル-ト
講談社文庫
諏訪湖に転落した車の中で死んだ男。刺殺された銀座ホステス。2人はなぜか湖畔に隠れ住む作家を名乗る男を密かに調べていた。殺された女が勤めていたのは元首相や大物政治家・官僚が常連の高級クラブで事件の背景に1つの交通事故が浮かび上がる。そして突然捜査中止命令が。単独捜査する十津川に危機!!

1997.02.14発売
課長島耕作の男と女の成功方程式
講談社文庫
仕事や恋がいまひとつうまくいかないのは、あなたが女性を分かっていないから? 女性の感性、生理、そして論理の立て方を充分に理解することなくして、ビジネスの成功はあり得ない。女が分かり、人生に成功する60の基本型を満載。ヤング・ビジネスマンから圧倒的共感を呼んでいる「成功方程式」、待望の第3弾。女心のわからぬ男は、必ず仕事も失敗する!

1997.02.14発売
鎮魂「二・二六」
講談社文庫
ニ・ニ六事件関係者に捧げる珠玉の作品集!
青年将校の合同墓碑が建つ、麻布賢崇寺。第29世住職藤田俊訓は、僧侶としてのゆるぎない信念のもとに、事件関係者の鎮魂祭事を執り行なってきた。あるときは自然体で、あるときは毅然として官憲に対した俊訓師を描く「号令と読経」ほか、彫心鏤骨の5篇を収録。ニ・ニ六事件関係者に捧げる鎮魂の譜!

1997.02.14発売
高卒副頭取
講談社文庫
ヤクザのダミー会社との巨額の取引を警察が内偵との情報に、おびえ浮き足だつ銀行会長。この不祥事を契機に一挙に会長一派の追放を仕掛ける頭取派。会長の懐刀で、銀行の暗部を担当し実力をつけた“高卒”専務を通して、不良債権という「ババ」が抉り出す、銀行首脳の抗争を描く、衝撃的な長編経済小説。
ヤクザのダミー会社との巨額の取引を警察が内偵との情報に、おびえ浮き足だつ銀行会長。この不祥事を契機に一挙に会長一派の追放を仕掛ける頭取派。会長の懐刀で、銀行の暗部を担当し実力をつけた“高卒”専務を通して、不良債権という「ババ」が抉り出す、銀行首脳の抗争を描く、衝撃的な長編経済小説!

1997.02.14発売
オフィス妖怪図鑑
講談社文庫
人間の姿をしたオフィスの妖怪たちに気をつけろ!「アッ、いるいるこんな妖怪がいる。欲求不満のウチの課長にそっくりだ」「あの部長、セクハラ部長だから、妖怪名は“大蛸の足ッ”」というように、あなたのまわりにいる人間を、この図鑑にあてはめ整理してみると、相手がよく理解できる画期的人間分析法

1997.02.14発売
銀行消失
講談社文庫
ポスト・バブル――。長期不況下、巨大化する不良債権に呻吟する金融業界。リストラの限界に挑む都銀にひろがる、救済合併や倒産整理の噂。今やそれが現実となった。神話を覆(くつがえ)す「銀行倒産」を予見し、業界再編の極秘プランを描く、迫真の銀行小説。現役の銀行監査役の著者が、業界内部から描いた話題の長編。

1997.02.14発売
人生のうた
講談社文庫
「海に出て木枯帰るところなしーー山口誓子のこの句にぶつかったとき、私は落雷に打たれたように、自らの身と重なって衝撃を受けた」……男たちよ、苦しいときこそ詩心(うたごころ)を忘れるな! 著者が長年親しんできた歌や詩や小説に託して、逆境を克服した男たちの等身大の姿を明かし、生きる勇気を与えるエッセイ。

1997.02.14発売
小説 新巨大証券(下)
講談社文庫
変革の兆し!岐路に立つ兜町はどこへ行くのか。証券業界浄化を目指す大蔵省通達は、思わぬ波紋をひろげる。大胆な人事異動、MOF(大蔵省)担の任命、系列証券の見なおしなど、対応にあわてる巨大証券。大蔵省の隠された意図は何か。証券業界の再編成に向けて、熱く激しい男たちのドラマが始まった!

1997.02.14発売
小説 新巨大証券(上)
講談社文庫
株価低迷!バブル崩壊後の重いツケが、深刻な形で兜町を襲ってきた。財テクの実態や損失補填のからくり、裏社会の進出などが明らかになるにつれ、証券業界への風当りは厳しい。アメリカの市場参入への圧力も増す。そこへ“にぎり”を指弾する怪文書が……。株に生きる男たちの熱きドラマを描く経済小説。

1997.02.14発売
アジア亜細亜 夢のあとさき
講談社文庫
上海の不良分子、マニラのいかさまカード野郎、バラナシの誘惑者、バンコクのニッポン旅行者難民……、今日もきっと街角で、騙しのプロが手ぐすねひいて私を待っている。何とかなるさ、世の中悪い奴ばかりじゃあるまい。夢のような旅、でもいつか終わる旅。はかなさと甘酸っぱい悦楽に満ちた<アジア夢街道>。

1997.02.14発売
いちど尾行をしてみたかった
講談社文庫
都市銀行を利用するハイソな小学生の女の子、お洒落なティー・サロンに入った典型的オバン、白昼の新宿でディープキスする高校生カップル、100円玉を握りしめたホームレスの老人……。普通の人たちを幾多の失敗にもめげず尾行し続け、都市とそこに生きる人間を見事に描き出した、スリル満点、爆笑の大傑作!

1997.02.14発売
やがて哀しき外国語
講談社文庫
F・スコット・フィッツジェラルドの母校プリンストン大学に招かれ、アメリカでの暮らしが始まった。独自の大学村スノビズム、スティーブン・キング的アメリカ郊外事情、本場でジャズについて思うこと、フェミニズムをめぐる考察、海外で悩み苦しむ床屋問題――。『国境の南、太陽の西』と『ねじまき鳥クロニクル』を執筆した二年あまりをつづった、十六通のプリンストン便り。
初めてプリンストンを訪れたのは1984年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その7年後、今度は大学に滞在することになった。2編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、2年にわたり日本の読者に送り続けた16通のプリンストン便り。